IPTではこのワンタイムパスワードをOSとは独立したManagemetEngineを利用して生成することによって安全性を高めています。ただ安全とは言ってもキーロガーを仕掛けられたり画面をリモートで盗み見られたりする危険性もありますが、こちらの対策も考えられておりプロテクテッド・トランザクション・ディスプレイと言う機能があります。こちらはOSとは切り離されたプロセッサーに統合されたグラフィックス・ハードウェアで描画されPCの前にいるユーザーだけがその表示内容を確認できます。さらに入力に関してもIPTの機能としてPIN PADというものがありこちらもOSとは切り離されたプロセッサーに統合されたグラフィックス・ハードウェアで構成されマルウェアによる脅威に対抗しています。
これらの多段階の安全機能が安価で間単に使用できるのがIPTなのです。
ワンタイムパスワードを体験してみよう
●IPTを使えるようにする下準備
IntelのHPをうろうろしたときに見つけたこんなページ
第3世代 CoreプロセッサーなPCはメーカのHPに最新版のIPTソフトがあるから、そこで手に入れてねって事らしいが今回のレビュー品はIntel社製のDQ77MKですよ。IntelのHPで見つけられないのですがどうしましょう。
試しに第2世代用のソフトをダウンロード&インストールしてみたけど下記のように適合してないぞって怒られました。
途方にくれていたのですが、チームメンバーのPicardさんの情報でMB付属のDVDに入っているよと。
気を取り直してDVDを確認。
ありました。
最新のものよりちょっと古いようですが、早速インストール。
Next をクリック
I accept the~ の方にチェックをつけてNextをクリック
Installをクリックし
終了です。
特に何かを起動できるわけではなく、コントロールパネルのプログラムと機能の部分でインストールされたことが確認できるだけです。
以上で下準備完了です。
●実践編
IntelのHPでも紹介されているシマンテック社製のVIP Accessを試してみます。
ダウンロードが完了したので早速インストール。
使用許諾契約の文章をよく読んでから同意する部分にチェックをつけて次へ
インストールフォルダを選択して(今回はデフォルト設定のまま) 次へ
インストールをクリックするとファイルのコピー等が始まります。
最後に完了をクリックして終了です。
完了すると右下にトークンIDとワンタイムパスワードが表示されます。
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