インテル® IPT は、Ultrabook™ とオンラインの銀行口座、お気に入りのソーシャル Web サイト、ショッピング Web サイトとの間をリンクし、ハードウェアに内蔵されたセキュリティー機能による新たな層を追加します。1 この追加の保護は、ユーザーにも窃盗犯にも見えません。安全性の高い Web サイトにアクセスすると、インテル® IPT により、ユーザー本人であること、および信頼できるコンピューターからログインしていることが検証されます。窃盗犯がユーザー名とパスワードを知った場合でも、Ultrabook™ なしではアカウントにアクセスできません。これら 2 つ(Ultrabook™ とアカウント)が密接にリンクされているからです。
※引用「より安全なオンライン通信。より高度な ID 保護。」より
会員登録したサイトには、ユーザー名とパスワードでログインするのが一般的です。
「インテル® アイデンティティー・プロテクション・テクノロジー (以下IPT)」はそれにIPT搭載PCがハードウェア上で作成するワンタイムパスワードを加えることで、セキュリティを強化するシステムです。
※引用「Symantec™ Validation & ID Protection(VIP)」より
これによって、IPT搭載PCでないとログイン出来ない状態にすることができることから、ユーザーの所持品自体をパスワードにするような印象ですね。
IPT使用にも、ハードウェアの条件を揃える必要があります。
1.Ultrabook
2.第2世代以降且つ特定のCoreプロセッサー
1に関しては分かりやすい条件ですが、2に関しては曖昧で、インテルのHPを見ても対応CPU一覧などはありませんでした。
簡単にセキュリティを強化できるとは思うんですが・・・(^_^;)
さて、ここからは実施に行ってみましょう。
まずは「Intel® Identity Protection Technology (Intel® IPT)」をインストールします。
ただし、上記リンクでダウンロードできるVer.1.2.28.0(2013/5/29現在)は何故かインストールできませんでした。
そこで、DQ77MK付属DVDのSoftware→Applications→Intel_IPT_InstallerからVer.1.1.2.0をインストールします。
Ver.1.1.2.0インストール画面
ちなみにこのソフトは単体でどうこうするソフトではありません。
インストールフォルダ
まあ、IPTを使う前段階といった感じですかね。
次にシマンテックの「VIP Access」をダウンロード&インストールします。
完了すると・・・、
トークンIDとワンタイムパスワードが表示されます。
ワンタイムパスワードの時計マーク横の数字は、次のパスワードに切り替わるまでの秒数で、30秒ごとに新しいパスワードが生成されます。
ちなみにト、ークンIDはハードウェア固有のIDなので変更されません。
後はVIP Access対応サイトでログインしてユーザーID&パスワード&ワンタイムパスワードを入力するだけなんですが、残念ながらそこまで試せていません(^_^;)
というのも、次の画像を見てほしい。
日本企業で対応しているサイトが少なすぎる!
自分の生活に関係あるところなら試せるけど、そういったところはありません。
せめて、Zigsowで対応してもらいたいところです(^_^;)
ちなみに対応サイトにIEでアクセスすると、こんな感じの表示が出てきます。
私が普段使ってるFireFoxでは出てこなかったんですが、何か設定が必要なのかもしれませんね。
ワンタイムパスワードも自動入力できるようなので、それほど手間が増えずにセキュリティを強化できるシステムだとは思うんですが、いかんせん日本では対応サイトが少なすぎるのがネックになってますね。
対応サイト次第では普及するとは思うんですが、今のところはまだ分かりませんね(^_^;)
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