しかも、リモートデスクトップでは出来なかったBIOSの設定すら可能となってます。
このインテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー(以下、AMTと略します)が、vPro対応PCやMBでしか実行出来ないのか。
それは、AMT専用のプロセッサであるManagement Engine(通称ME)を搭載してるからである。
電源完全OFF状態からのONなら、私の持っているサーバー機 Express5800/S70(タイプFL) だって出来ます。
リモートデスクトップの場合、OSの起動後しか表示出来ない為、BIOSの設定が出来ません。
そして、OSの再インストール等も出来ません。
それらが、AMTなら出来るのです!うーん、素晴らしい!
WHS2011だって、Windows8だって、アリンコだって~、みんなみんな動かせるんだAMTなんだ~
今回、インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー(以下、AMTと略します)の検証にあたり、チームメイトの皆さんに助言を頂き、検証する事が出来ました。
ありがとうございました!
では早速ですが、AMTの実施検証を行いたいと思います。
まず、一番最初に私が躓いたポイントですが、『AMTに接続出来無い!』という事。
こちらに関しては、チームメイトのアドバイスによりクリアする事が出来ました。
◆ 必要なソフトをインストール ◆
1.MB上にある MEBX_RESET Jumper Blockの 1-2 をショートして初期化する。
2.USBtoolをUSBメモリーに入れて、vPro機に接続して実行する。
3.付属DVDか、INTELのダウンロードセンターより、MEドライバー(これは、Windows8用です)をインストールします。※インストールの際、『古いバージョンに書き換えますか?』と聞いてきますが、『はい』を選択してください
4.Manageability Developer Tool Kit BinaryをクライアントPCにインストールします。その際、Manageability Commander Toolだけチェックするのもアリです。
5.ルーターのポートを解放しましょう。5900と16992~16995を解放すればOKかな?
以上の最低限のソフトで、AMTを体感出来ます。
◆ 設定 ◆
では、Manageability Developer Tool Kitの設定について説明します。
1.Manageability Developer Tool Kitの中の Manageability Commander Tool を起動します。
手動もしくは自動で、AMT機を設定します
2.USBtoolで設定したパスワードを入力する。
3.AMT機に接続する。
4.正常に接続すると、このタブが使えるようになります。
5.まずは、Manageability Terminal Toolを起動してみましょう。これだけでも、電源のON/OFFは出来ます。でも、画面が見えませんけどね(汗)
6.KVMの設定をしよう。パスワードを設定してくださいね。KVMの設定が完了すると、KVMビューワースタンダードが使えるようになります。
7.KVMビューワースタンダードを起動してみよう!パスワードを聞いてくるので、AMT機に表示された数字6ケタのパスワードを入力します。
8.これで、AMTの設定は完了です!クライアントPCから、色々操作出来るぞ!ただし、バナーが表示されて邪魔だけど(汗)
◆ AMTでBIOS設定 ◆
AMTでBIOS設定も可能なのです!
じゃ、実際にBIOSを操作してみました。
で、でも・・・バナーが邪魔で良く見えません(滝汗)
そんな場合は、UEFIじゃないBIOSを表示してみよう。Manageability Terminal Toolで、BIOS Setup
を実行すると通常のBIOSが表示されます。
でも、画面が小さくて見辛い・・・。そんな場合は、Manageability Terminal Toolの画面で操作しよう。
これで、BIOS設定も出来ますね♪
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