以上にIntel SSD 320 Seriesを換装します
■用意するもの■
・十のねじ回し
・インテル Data Migration Software
・(紙切れ、養生テープまたはマスキングテープなど)
■注意すること■
・静電気(帯電)
・バッテリー、AC/DCアダプタを抜くこと
・ねじをなくすこと
・NECマニュアルに沿ったリカバリDVD-ROMの作成および念のための重要、必要データのバックアップ
■工程■
PC-GL16MU1D6には裏面パネルを外すとセカンダリHDDが増設できますのでそこにIntel SSD 320シリーズを接続します。HDDマウンタがあればよいですがNECからは提供されないと思いますのでプラ版等で作成するか仮に紙切れ、ウレタンなどで隙間を埋めて固定します。この時画像のようにテープなどを下面に回しつけておくと外すときに便利です。
セカンダリHDDのバックパネルを戻したあと、電源アダプタとバッテリー接続しPCを起動させます。このとき"コンピュータ"からSSD見えなくてもコントロールパネル→コンピュータの管理→記憶域→ディスクの管理で「未割り当て」のドライブとしてみることができれば問題ありません。ダウンロードした『インテル Data Migration Software』を元のHDD等の方へインストールします。『インテル Data Migration Software』のインストールはSSDを接続後行う必要があります。
ダウンロード先は英語の説明画像ですが日本語版がありますので安心してお使いください。
インストール後作成されたデスクトップ上のショートカットからこのソフトを起動します。今回のわたしの場合500GB HDDから120GB SSDへの移行となるので途中の選択から"クローン作成ウィザードの実行"をクリックします。
手動を選びます
ソースディスクの選択で元のHDDを選びます
ターゲットディスクの選択でIntel SSDを選びます
現状のまま:500GBから120GBと容量が小さくなるためエラーでます
移行先にあわせる:このソフトがデータが失わないようにパーティションサイズを自動で決定します。元のHDDの書き込みデータ量が移行先以上だとエラーが出ると思います。
手動:ユーザーがパーティションサイズを調整します。今回はこれを選択します。
はじめ"移行先にあわせる"を選んだときと同じですので上部にある「編集」パーティションサイズを調整します。「プロパティ」からはパーティション情報が得られます。SSD最後にある未割り当て部分の編集はできないようです。
SSDのC:のサイズを増やすつもりですので、SSDのD:その他を調節しC:の前後に未割り当て(空き領域)を調節します。まずはC:以外からパーティションサイズを調整します。
*SSDのみ接続しリカバリDVD-ROMで「購入時の設定」でリカバリしたところEISA構成:2.79GB、C:46.57GB、D:51.22GB、リカバリ領域(NEC-RESTORE):11.21GBとなったのでEISA構成とリカバリ領域にはそのぐらいで調整しておいた方がよいかもしれません。
以下のようにした後、最後にSSDのC:にすべての未割り当て(空き領域)を当ててサイズを増やします。
このようになるようなのでので「実行」します。再起動が要求されますので再起動します。再起動を10分以内に行わないとこのデータ移行はキャンセルされます。
黒いDOS画面になりデータのコピーが行われます。パーティションサイズの調整はすべてのパーティションのデータのコピー後に調整されるようです。
最後に"press any key to shut down the computer"とでますのでどれかのkeyをタイプしてシャットダウンします。
今回わたしの場合、SSDに残ったD:のパーティションおよびその中のデータを処理しますのでもとのHDDのまま再起動させます。パーティションを切らずにSSDのC:の領域を大きく使いたいからです。D:をはじめからコピーしなければよいのですがそのようにできないように思えたので今回は以下の手続きを経ます。
"コンピュータ"からSSDのF:、G:、H:、が前回と違い見えるようになっていますしコントロールパネル→コンピュータの管理→ディスクの管理からも正常なドライブ構成を見ることができます。(パーティションサイズを切り詰めたので空き容量が少なく赤色のバーとなっています。)
Crystal Disk Markですが以下のようになりました。このノートPCのドライブ接続がSATA150、IDE互換(BIOSで変更できず)となっていますので残念ながらボトルネックとなりIntel SSD 320シリーズ120GBのスペックを生かすことができませんでした。
先ほどのSSDのD:はこれではG:となっています。G:のパーティションを削除しますのでこのデータが必要ならバックアップをとるなりF:の方にコピーをしておきます。
G:を左クリックで選択後右クリックし順に「ボリュームの削除」→「パーティションの削除」を繰り返すと"未割り当て"となります。
次にF:を左クリックで選択後右クリックし「ボリュームの拡張」を実行します。
「ボリュームの拡張ウィザード」で未割り当ての部分をF:にあてF:を拡張します。今回は"3906"を"3905"にすると「次へ」が選択できるようになるので選択し実行します。
するとF:の領域が拡張し、SSDのディスク構成がリカバリ領域(NEC-RESTORE)をもったシンプルなものになりました。
次に再起動しBIOSに入りHDD、SSDの起動順序の変更をしてみます。以下の画面の時に<F2>キーをタイプしBIOSに入ります。
カーソルを操作し「起動」タブから<F5>/<F6>を使って"Hitachi…"と"INTEL SSD…"の起動順序を変更し"INTEL SSD…"を"Hitachi…"より上にし先に読み込まれるようにします。この設定を<F10>で保存してBIOSを終了、再確認で「はい」をするとPCが再起動します。さて、その起動はSSDで行われます。速くなったと感じられるでしょうか?
次にドライブの接続場所を交代させたり、SSDのみ元のHDDの場所に接続したい場合を説明します。
もし、元のHDDをデータ保存用に内蔵で使いたいならこのまましてSSDの固定をしっかりすることを考えた方がよいかと思います。元のHDDの側には換気メッシュがあるので廃熱に有利です。SSDの方がHDDより熱を持ちません。しっかりしたマウンタが用意できないならSSDの方が振動にも強いです。コネクタが接触不良にならないように注意する方法を考えた方がよいと思います。
元のHDDはトラックパッド/パームレストの下にあります。トップ画像のようにパームレストとHDDはねじで固定されていますので外した後、画像の部分に物差し等を差し込みこじて丸印あたりにある両サイドのノッチを外します。フラットケーブルが接続さているので気をつけてください。パームレストをキーボードの方へ倒しておけばHDDを交換することができます。
黒いリボンを引くとHDDが抜けます。逆にSSDを戻せば交換が終了します。
SSDの固定、ねじ止めはパームレストのねじ止めより先にしてください。SSDを押さえないと浮いてねじ止めができないことがあります。
以上で終了です。「あれ起動ができない」と思ったらBIOSに入って先の項目の部分を確認してみてください。
Intel P67のSATA3につなぐとこのぐらいでますのでご参考までに。
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≪資料≫
同躯体をもった同時期のNEC Lavie
■市販モデル■
【2006年秋冬モデル(Windows XP)】
《LaVie L (アドバンストタイプ)》
http://121ware.com/product/pc/0609/lavie/lvla/spec/index....
LL850/GD
LL770/GG
LL750/GD
《LaVie C》
http://121ware.com/product/pc/0609/lavie/lvc/spec/index.html
LC900/GD
【2007年春モデル(Windows Vista)】
《LaVie L (アドバンストタイプ)》
http://121ware.com/product/pc/0701/lavie/lvla/spec/index....
http://121ware.com/product/pc/0701/lavie/lvla/spec/index0...
LL970/HG
LL850/HJ
LL770/HG
LL750/HG
《LaVie C》
http://121ware.com/product/pc/0701/lavie/lvc/spec/index.html
LC950/HJ
LC900/HJ
■NEC Directモデル■
【2006年9月モデル(Windows XP)】
《LaVie G タイプL アドバンスト》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0609/lavie/lg...
PC-GL16DU3E5
PC-GL16DU3J5
PC-GL16DU3G5
PC-GL16DU3M5
PC-GL14MU3E5
PC-GL14MU3J5
PC-GL14MU3G5
PC-GL14MU3M5
PC-GL16DUYE5
PC-GL16DUYJ5
PC-GL16DUYG5
PC-GL16DUYM5
PC-GL14MUYE5
PC-GL14MUYJ5
PC-GL14MUYG5
PC-GL14MUYM5
PC-GL16DU1E5
PC-GL16DU1J5
PC-GL16DU1G5
PC-GL16DU1M5
PC-GL14MU1E5
PC-GL14MU1J5
PC-GL14MU1G5
PC-GL14MU1M5
PC-GL16DMYA5
PC-GL14MMYA5
《LaVie G タイプC》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0609/lavie/lg...
PC-GL20ES3E5
PC-GL20ES3J5
PC-GL20ES3G5
PC-GL20ES3M5
PC-GL18ES3E5
PC-GL18ES3J5
PC-GL18ES3G5
PC-GL18ES3M5
PC-GL20ESYE5
PC-GL20ESYJ5
PC-GL20ESYG5
PC-GL20ESYM5
PC-GL18ESYE5
PC-GL18ESYJ5
PC-GL18ESYG5
PC-GL18ESYM5
PC-GL20ES1E5
PC-GL20ES1J5
PC-GL20ES1G5
PC-GL20ES1M5
PC-GL18ES1E5
PC-GL18ES1J5
PC-GL18ES1G5
PC-GL18ES1M5
【2007年1月モデル(Windows Vista)】
《LaVie G タイプL アドバンスト》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0701/lavie/lg...
PC-GL16EL3A6
PC-GL16EL3D6
PC-GL16EL3G6
PC-GL16EL3L6
PC-GL16EL3U6
PC-GL16DU3A6
PC-GL16DU3D6
PC-GL16DU3G6
PC-GL16DU3L6
PC-GL16DU3U6
PC-GL16MU3A6
PC-GL16MU3D6
PC-GL16MU3G6
PC-GL16MU3L6
PC-GL16MU3U6
PC-GL16ELYA6
PC-GL16ELYD6
PC-GL16ELYG6
PC-GL16ELYL6
PC-GL16ELYU6
PC-GL16DUYA6
PC-GL16DUYD6
PC-GL16DUYG6
PC-GL16DUYL6
PC-GL16DUYU6
PC-GL16MUYA6
PC-GL16MUYD6
PC-GL16MUYG6
PC-GL16MUYL6
PC-GL16MUYU6
PC-GL16EL1A6
PC-GL16EL1D6
PC-GL16EL1G6
PC-GL16EL1L6
PC-GL16EL1U6
PC-GL16DU1A6
PC-GL16DU1D6
PC-GL16DU1G6
PC-GL16DU1L6
PC-GL16DU1U6
PC-GL16MU1A6
PC-GL16MU1D6
PC-GL16MU1G6
PC-GL16MU1L6
PC-GL16MU1U6
PC-GL16EMYA6
PC-GL16EMYG6
PC-GL16MMYA6
PC-GL16MMYG6
《LaVie G タイプC》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0701/lavie/lg...
PC-GL23ES3A6
PC-GL23ES3D6
PC-GL23ES3G6
PC-GL23ES3L6
PC-GL23ES3U6
PC-GL20ES3A6
PC-GL20ES3D6
PC-GL20ES3G6
PC-GL20ES3L6
PC-GL18ES3A6
PC-GL18ES3D6
PC-GL18ES3G6
PC-GL18ES3L6
PC-GL18ES3U6
PC-GL23ESYA6
PC-GL23ESYD6
PC-GL23ESYG6
PC-GL23ESYL6
PC-GL23ESYU6
PC-GL20ESYA6
PC-GL20ESYD6
PC-GL20ESYG6
PC-GL20ESYL6
PC-GL20ESYU6
PC-GL18ESYA6
PC-GL18ESYD6
PC-GL18ESYG6
PC-GL18ESYL6
PC-GL18ESYU6
PC-GL23ES1A6
PC-GL23ES1D6
PC-GL23ES1G6
PC-GL23ES1L6
PC-GL23ES1U6
PC-GL20ES1A6
PC-GL20ES1D6
PC-GL20ES1G6
PC-GL20ES1L6
PC-GL20ES1U6
PC-GL18ES1A6
PC-GL18ES1D6
PC-GL18ES1G6
PC-GL18ES1L6
PC-GL18ES1U6
【2007年4月モデル(Windows Vista)】
《LaVie G タイプL アドバンスト》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0704/lavie/lg...
PC-GL16EL3A7
PC-GL16EL3D7
PC-GL16EL3G7
PC-GL16EL3L7
PC-GL16EL3U7
PC-GL16DU3A7
PC-GL16DU3D7
PC-GL16DU3G7
PC-GL16DU3L7
PC-GL16DU3U7
PC-GL17MU3A7
PC-GL17MU3D7
PC-GL17MU3G7
PC-GL17MU3L7
PC-GL17MU3U7
PC-GL16ELYA7
PC-GL16ELYD7
PC-GL16ELYG7
PC-GL16ELYL7
PC-GL16ELYU7
PC-GL16DUYA7
PC-GL16DUYD7
PC-GL16DUYG7
PC-GL16DUYL7
PC-GL16DUYU7
PC-GL17MUYA7
PC-GL17MUYD7
PC-GL17MUYG7
PC-GL17MUYL7
PC-GL17MUYU7
PC-GL16EL1A7
PC-GL16EL1D7
PC-GL16EL1G7
PC-GL16EL1L7
PC-GL16EL1U7
PC-GL16DU1A7
PC-GL16DU1D7
PC-GL16DU1G7
PC-GL16DU1L7
PC-GL16DU1U7
PC-GL17MU1A7
PC-GL17MU1D7
PC-GL17MU1G7
PC-GL17MU1L7
PC-GL16MU1U7
PC-GL16EMYA6
PC-GL16EMYG6
PC-GL16MMYA6
PC-GL16MMYG6
《LaVie G タイプC》
http://www.necdirect.jp/navigate/direct/tmd/0704/lavie/lg...
PC-GL23ES3A7
PC-GL23ES3D7
PC-GL23ES3G7
PC-GL23ES3L7
PC-GL23ES3U7
PC-GL20ES3A7
PC-GL20ES3D7
PC-GL20ES3G7
PC-GL20ES3L7
PC-GL20ES3U7
PC-GL18ES3A7
PC-GL18ES3D7
PC-GL18ES3G7
PC-GL18ES3L7
PC-GL18ES3U7
PC-GL23ESWA7
PC-GL23ESWD7
PC-GL23ESWG7
PC-GL23ESWL7
PC-GL23ESWU7
PC-GL20ESWA7
PC-GL20ESWD7
PC-GL20ESWG7
PC-GL20ESWL7
PC-GL20ESWU7
PC-GL18ESWA7
PC-GL18ESWD7
PC-GL18ESWG7
PC-GL18ESWL7
PC-GL18ESWU7
PC-GL23ES1A7
PC-GL23ES1D7
PC-GL23ES1G7
PC-GL23ES1L7
PC-GL23ES1U7
PC-GL20ES1A7
PC-GL20ES1D7
PC-GL20ES1G7
PC-GL20ES1L7
PC-GL20ES1U7
PC-GL18ES1A7
PC-GL18ES1D7
PC-GL18ES1G7
PC-GL18ES1L7
PC-GL18ES1U7
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コメントには3枚以上の画像埋め込めないので余計なおまけですが本文に書きます
■CPU交換へのおまけ■
2年ぶりに掃除をかねて開けました。結果、ファンもあまり高速で回らなくなり排気風量も増え個人的にも余計でしたが夏前に掃除ができよかったです。
CPU交換なら液晶ヒンジの方だけ、HDD交換ならパームレストだけ外せばよくキーボードはパームレストの方へ倒しておけばよいとなっています。バックパネルに小パネルがある"次の次の次ぐらい"に良くできています(笑)。
■用意するもの■
・マイナスのねじ回し
・十のねじ回し(先はHDDと同じでよいが柄は太い方がよい。CPUヒートシンクの固定ねじが堅い!)
・厚紙、液晶保護の紙など
・マスキングテープ、養生テープなど
・CPU用シリコングリス
・ブロアーなど掃除用具
■注意すること■
・静電気(帯電)
・バッテリー、AC/DCアダプタは抜くこと
・CPUのピン曲がり、取り扱い
・使用直後ならやけど
・ねじをなくすこと
■工程■
液晶を傷つけないように紙などをテープで固定し保護します。
本体の後ろ側に回り液晶ヒンジのくぼみにマイナスのドライバを差し込み軽くてこの原理で隙間を作ります。ツメが戻らないように厚紙などを差し込みます。両側に行います。
キーボード側に回り液晶を180度まで開けヒンジ部分をつまみ、ある程度の強さで引っ張り上げます。ねじでは固定されておらず4カ所ほどのツメで固定されたパネルが外れます。フラットケーブルがついていますので注意してください。フラットケーブルは抜かずにそのパネルをCPU交換の邪魔にならないようにします。
キーボードをパームレスト側に倒します。銀色のプレートが現われますので「3」と「6」と刻印されたねじを外します。液晶から伸びたアース線?が「3」と刻印された左上のねじで固定されているはずです。終了後は忘れないでください。ヒートシンクおよびファンが現われます。
ヒートシンクを外します。かなり堅く止まっていますので気をつけてください。ヒートシンクのみが外れます。貯まった埃も掃除しておきましょう。
*Lavie CおよびNEC DirectのLavie GタイプCではビデオチップの方までヒートパイプが回っているようでやや異なる部分があるようです。
CPUを固定した-のねじを90度回転させロックを外しCPUを交換するならします。CPUとソケットのマークに気をつけてはめ込みます。
シリコングリスを必ず適切に塗布します。
ヒートシンクは1→2→3→4と刻印された対角線上に固定していき、液晶から伸びたアース線?を忘れずに後は逆をたどって終了です。








































リーダーさん
2011/05/10
この一覧に本気度を感じました。
マニュアルとしても申し分なしで、COOOOL!です!
退会したユーザーさん
2011/05/10
PC-GL16MU1D6?何それと言われそうなのでつけました。
まだ、ウェブページが残っていたのではかどりました。
リンさん
2011/05/15
凄い価値ある情報だと思います^^b
レビューお疲れ様でした☆
退会したユーザーさん
2011/05/15
プレミアムレビューは検索にかかりますしZigsowメンバー以外の方も来て自由にみてもらって「簡単にできそう」と思っていただいて失敗して新しくPCを買って市場が活性化すればいいなあと思いました。
後半は冗談ですが・・・
リンさん
2012/02/19
もしまだでしたらお奨めします~。
退会したユーザーさん
2012/02/20
先日行いました。