今回はレビューの趣旨に沿い、普段様々な用途で酷使しているSS RX1のHDDをIntel 320の120GBモデルに交換し、その動作の比較を行うことにしました。
交換自体は非常に楽でした。
見えるネジを全部外し、ツメを上手い具合に外し、あとはフレキケーブルに気を付けながら下蓋を開け、固定されてもいないHDDからケーブルを外してSSDに接続するだけ。
別に蓋のフレキって言ってもPCMCIAなんで外れて接続に困っても諦めれば済みます。
OSはリカバリソフトウェアが付いてなかったので完全新規で行いました。
そのため、システムドライブ以外の環境の違いがある(SSD側に若干の利がある)ことをどうかご理解ください。
今回はCrystalDiskMarkとWindows7標準で付いているエクスペリエンスインデックスと起動までの時間を計ってみることにしました。
ちなみに、最初から入っていたHDDは、
MK8046GSX,東芝製の5400rpmの2.5インチのHDDです。
CDM
EI
エクスペリエンスインデックスの結果に多少ブレがありますが、特にディスク転送速度に大きな違いがあることが分かります。
今回のテストでは両方ともSP1の状態で行っていますが、一度アップデート前にテストを行ったらプロセッサ速度、ゲーム用グラフィックのスコアが1.0くらい下回ったので焦りました。
Crystal Disk Markの方ではもっとすごい結果になっていますが。
それよりもWriteとReadの差がほぼないことに驚きます。
他の結果を見るとRX1のRead性能が異様に低いだけのように見えますが。
次は起動までにかかる時間を比較した映像です。
多分これが一番システムのインストール状況の影響を受けていると思いますが、いわゆる『ようこそ』画面が出るまで約20秒と40秒と倍近く差が出ています。
これは実際の使用時にもかなり効果が出ており、大容量ファイルのアクセスを行うようなアプリケーションではCPU交換するよりも速度が出てるような気がします。
この転送速度の速さは環境復帰の際にも大いに助かったのですが、個人的にはその速度とデータを維持する耐久度に対する期待の方が大きいです。
映像編集のテンポラリや大容量ライブラリなどはHDDに移してはいますが、
X25-Mをうちのメイン機のシステムドライブにしてから1年数ヶ月使っている状態で800GB書き換えを行ってE9が未だに99。
今後このメイン機よりも酷使し、書き換えの値も上回ることでしょうが、この値がどう変わっていくか非常に楽しみです。
どこぞでは書き換え数が6桁GBくらいに達しても九十後半を維持してる、という例もあるそうですしそうそうと値は変わらないかもしれませんね。
現実の耐久度とは別として。
値が変わったらここに追記でもしようかと思います。
最後に、こんな機会を与えてくださったzigsow様、Intel様に改めて、深くお礼申し上げます。
2011.07/29
約3ヶ月使ってきた現状の使用状況。
600GBの書き込みをして未だに変動のないS.M.A.R.T。
もう『これ壊れる直前になっても100のままなんじゃ?』と逆に不安になってきました。
テラ書き込んでからが本当の勝負なのでしょうか。
ノートパソコンに入れて、一時ファイルだろうがなんだろうが全部ここで読み書きさせてるはずなのにこの安定感。
恐ろしい……!
2011:10/21
約半年使ってきた現状の使用状況。
1TBの書き込みをして未だに変動はありません。
この書き換え量のうち3割くらいは録画したTSを持ってくる時の分だと思います。
しかしさすがに今は更新が止まってしまったBotchyさんのところでも書いてるとおり、体感的に転送速度が落ちているという様子もありません。
空き容量は依然として30GB付近をうろうろしています。
CPUの性能の問題を排除すればアーキテクチャに依存せず非常に素晴らしい動きを提供してくれるこのSSDはPCパーツの鑑ですね。
2011:10/27
Intel SSD Toolbox 3.0入れてみました。
ファームウェアのToolbox上でのアップデートや、最適化のための指針を与えてくれたりします。
IntelのSSDは他所と比べてこういうアプリケーションがある点が嬉しいですね。
operaさん
2011/05/05
誇りたまえさん
2011/05/05
また機会がありましたら何卒よろしくお願い申し上げます。
kenさん
2011/05/23
レビューお疲れ様でした。
レビュー拝見しましたが、動画で分かりやすくて良いですね。
誇りたまえさん
2011/05/24
動画はAfterEffectとyoutubeを使ってみたかった、というのが一番の理由です。
なのでログイン画面での操作を一様にしてなかったりするのですが……。
起動時及びシャットダウンorスリープ時は特に顕著ですが、
普段使いでも結構読み書きの速さが実感できていい感じです。
ちなみにシャットダウンは20秒→10秒、スリープは10秒→2秒くらいです。
リンさん
2012/02/19
もしまだでしたらお奨めします~。
誇りたまえさん
2012/02/20
私はtoolbox経由からアップデートしました。
あれはSSDの状態チェックや最適化、ファームウェアのアップデートまでしてくれるのでとても優秀ですね。
自動でtoolbox自体のアップデートまではやってくれないのが惜しい点です。