今回当選したのは600GBのモデルです。今入っているHDDと、ほとんど変わらない大きさです。
ノートとほとんど同じ値段ではないかと思ってしまいます。ちょっと(すごく)ぜいたくな気分です。
それでは、交換手順です。とても簡単です。今まで何台も交換しましたが、自信を持って言えます。
一番簡単です。
今回のターゲットはNECのPC-LS550/DS6Bです。
まずは、本体を裏返してバッテリーを外します。この時点でハードディスクが見えます。
黄色の丸で囲んだ2本のねじでハードディスクが固定されているので、これを外します。
ねじを外したら、赤い丸で囲んだシートをゆっくりと引き抜きます。
これだけで、ドライブが外れてしまいます。
このドライブは、ビニール袋に入ったような状態なのですが、このシートは糊付けされています。
中身を抜いて入れなおしすのもよいのですが、元のドライブはそのままにしておいて、SSDに取り外し用のテープを張ることにしました。
ドライブのコピーですが、今回はIntelが無償配布しているIntel® Data Migration Software<br /> を使うことにします。
Windowsにインストールして使うツールですが、USBメモリやCD-Rにブートイメージを書き込んで、OSなしでコピーを行うことも可能です。
コピー作業は、ノートPCのままだと時間がかかるので、デスクトップを使うことにしてツールの準備をします。
ダウンロードページは各国語版があるので日本語版を選択します。
ダウンロードしたファイルをインストールします。ファイルをクリックすると下の画面に。
一番上を選択するとインストールが始まります。
このときSSDが接続されていないとエラーになります。
USB接続の場合、アダプタによってうまくいかないものがあるようです。手持ちの中では
がうまくいきませんでした。
だとうまくいきました。
あとは、規約に同意して進みます。
面倒なので、完全インストールを選択します。
ここまででツールのインストールが完了します。
つぎは、ブート用のUSBメモリの作成です。
[スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[Intel]-[Intel Data Migration Software]-[ブート メディア ビルダ]を起動します。
USBには、すべてのツールを入れることにします。
オプションは特に必要はありません。
USBメディアを起動メディアにします。
ここで実行を押します。
USBメディアをフォーマットします。
フォーマットが終わるとデータが転送されます。
これで、起動用のUSBメモリができました。
先日のレビューで作ったPCが引き出しが付いていて楽なので、コピーに使うことにします。
引き出し式のトレイにドライブを取り付けます。
SSDはコネクタ側、HDDはコネクタと反対側だけねじ止めしました。すぐ外すので2本だけ。HDDは袋に入っていて、コネクタ側のねじ穴にねじを入れるには袋を外す必要があるので、コネクタと反対側を固定しました。
USBで起動してからコピーするまでをムービーにしました。
このあと、コピーに要した時間は10分くらいでした。
コピー相手がIntel SSDに固定されているので、うっかり間違えることもありません。
今回は、PCにコピー先とコピー元の2台しかつながなかったので間違えようがありません。
引き出し付のケースだと、こういう時便利です。
コピーが終わったら元のところに取り付けます。
差したドライブを後から引きぬけるように細工をします。いったん、黒いスペーサーの部分を外してセロテープを巻きつけました。
あとは元の場所に入れてねじ止めすればOK。
電源を入れればそのまま起動します。ディスク丸ごとのコピーなのでリカバリ領域もコピーされます。
換装前のDiskMarkとエクスペリエンスインデックスです。
そして、SSDに換装後。
エクスペリエンスインデックスでは、プライマリディスクが5.7から7.6に大幅アップ。グラフィックが内蔵GPUなのでトータルは一緒です。
CrystalDiskMarkは当然Read/Writeとも大幅アップ。シーケンシャルでも3倍アップです。起動も高速になりました。
リンさん
2011/05/17
物凄いキビキビ動いているのでしょうね><
レビュー読みやすかったです☆
Ikkeさん
2011/05/17
PCの起動は20秒ちょっと。そのあと、アプリの起動も高速です。
起動時にいろいろ読み込んでいるようなアプリだと効果は絶大。
PC付属のCorel Digital Studioとか、SSDとHDDでは、まったく別アプリかと思うくらい違います。
このあたりの比較のわかりやすいベンチがないかな?
幸い、HDDとSSDはあっという間に入れ替えができるので。
愛生さん
2011/05/25
参考になりました。
CDMの数値も良いですね!
リンさん
2012/02/19
もしまだでしたらお奨めします~。
Ikkeさん
2012/02/20
でも、こういうサポートがきちんとしているのはIntelの強みと思っています。
もちろん、こんな状態で販売するなってのはありますが。