レビューメディア「ジグソー」

持ってます

zigsowさん、またレビューに選んで頂いてありがとうございます。

まさか当たるとは思っていませんでした。持っているノートのHDDがATAなので・・・。
検証するノートは、ソニーのVAIO VGN-FS22Bです。最近超遅くなって、電源を入れてから起動して安定するまでに10分ほどかかるので、MacBookAirに乗り換えました。
そのお古マシンがどこまでよみがえるのかを検証してみたいと思います。
到着したSSDはこちら。
SSD
SSD



まず現状。
エクスプローラ
エクスプローラ

このVAIOは、リカバリディスクがない代わりに、予めHDDの中にリカバリ領域がインストールされています。OS側からはアクセスできません。そのため、リカバリすると、80GBのHDDがこのようなパーティションで区切られます。システム領域の容量が少なすぎて、すぐ動作が重くなります。
HDDは2.5インチのATA4200rpmです。

ベンチをとると、もう悲惨な状況。
ベンチ古
ベンチ古


これがどこまで改善するのか、Intel SSD 320で試したいと思います。
まずはHDDのコピー。コピーには、EASEUS Disk Copyというフリーソフトを使います。
EASEUS DISK COPY

このソフトをダウンロードして、実行すると、起動ディスクを作ってくれます。CD-Rを用意して、ディスクを作成して、このCDから立ち上げます。
SSDは、とりあえずデータのコピーのため、USB-SATA変換機を使いました。
USBSATA
USBSATA


EASEUS Disk Copyの指示に従って、コピー元を内蔵HDD、コピー先をSSDとして転送開始。
転送中は以下のような感じです。
転送中
転送中

ということは、0.176Gbit/secなので、176Mbps。USB2経由なので、そこそこ速いですね。80GBを1時間弱で転送しました。

ここからが問題で、SSDはSATA、内蔵HDDはATA(44pinIDE)なので、物理的には接続できません。
そこで、先ほど変換コネクタを発注しました。
「112=SATA(Serial ATA) から 2.5インチ44pin IDE変換(525130)」ってやつです。
楽天市場で発注しました。
これを本体につないで、とりあえずケーブルむき出し、SSD外だしでつないでみる予定です。
変換コネクタが手元にないので、とりあえず今日はここまで。


(2011/6/1追記)
結論から申し上げると、システムドライブとしての認識はこのマシンではできませんでした。
クリーンインストールなどいろいろ試したのですが、PCのBIOSの制約等もあり、どうすることもできませんでした。また、PATA-SATA変換に関して色々と調べているうちに、
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0105/it015.htm
少し古いですが、こんな記事をみつけました。これに当てはまってるのかもしれませんが、結果的にはうまくいきませんでした。

PATA-SATAの変換は、2つ試しました。

一つ目は、当初より予定していた、PATA44pinをSATAに変換するコネクタです。
IMG_0943.JPG
IMG_0943.JPG

これを直接PCの44pinに接続し、内蔵HDD換装状態にしました。
ところが、BIOS起動以降HDDのアクセスにいきません。BIOSメニューを立ち上げようとすると、メニュー前のBIOSメッセージでは、どうもHDDを認識している(型番が表示される)のですが、そこから先にすすまず、BIOSメニューが起動しませんでした。

次に、別の変換機を使ってみました。
IMG_0941.JPG
IMG_0941.JPG

これは、IDE40pinの、いわゆる3.5インチHDDのSATA変換機なので、このままではつなぐことができません。そこで、40-44pinの変換アダプタも用意しました。
IMG_0942.JPG
IMG_0942.JPG

これでやっとこさ本体につなぎ、変換機に電源も供給したところでスイッチオン。
しかしながら、こっちはBIOSですら認識していない様子・・・。

結果的に、PATAマシンではSATA SSDを使うことは非常に困難ということが分かったわけですが、それではレビューとして申し訳ないので、外付けHDDの代わりとして使ったらどうなるかということを参考までに記載します。

もともと、USB2-SATA変換機は用意してありましたが、最も高速に扱えるのはPCカードバスがいいだろうということで、これを買ってきました。
IMG_0944.JPG
IMG_0944.JPG

PCカードバスでeSATAを使うためのカードインタフェースです。
これを装着して、SSDベンチをとってみました。
PCMCIA.JPG
PCMCIA.JPG

バス速度の理論値が132MB/secなので、シーケンシャル読み出しの場合に60%くらいの性能を引き出している事がわかります。とはいえ、所詮PCMCIAなので、この辺が頭打ちだとすると、SATAバスとは比べ物になりません。
ちなみに、USB2-SATA変換機でつないだときのベンチはこちらです。
USB2.JPG
USB2.JPG

PCカードの半分以下の性能に落ち込みました。

例えIntelSSDのような性能の良いSSDを購入したとしても、転送バスがボトルネックになると結果的に性能をフルに引き出せないということは今回改めて思い知らされました。

18人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • リンさん

    2012/02/19

    8MB病の更新ファームを最近になってやっとアップデートしました><


    もしまだでしたらお奨めします~。
  • どらよしさん

    2012/02/20

    >リンさん

    コメントありがとうございます。
    データが入っているので、退避したら是非試してみたいと思います。
  • リンさん

    2012/02/21

    レビュー内容を改めて読ませていただきましたが、
    IDEでトライされた熱い内容のレビューですね^^b
    自分は素敵だなぁと思いました。Coolです。
    いつか普通に認識してくれる変換基盤に出会えると良いですね><

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