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Intel SSD 320 に8MB病なるものが存在し、ファームウェア更新が必要な模様。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110820/etc_...
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■換装するPC■
OS:Windows7 SP1
Win7はTrim機能に標準対応のため、インテル® SSD ツールボックスは不要
です。
他のOSを利用する場合、インテル® SSD ツールボックスが必須です
CPU:インテル® Core™2 Duo プロセッサー P8600 (3MB L2キャッシュ、2.40GHz、1066MHz FSB)
チップセット:モバイル インテル® GE45 Express チップセット
メモリ:2GB (PC2-6400 DDR2-SDRAM SO-DIMM)
HDD:Fujitsu MHZ2160BH G2(2.5インチ SATA 160GB バッファ8MB 5400rpm)
DVD:DVD-ROM
■レビュー対象のSSD■
インテル® Solid-State Drive 320 シリーズ 300GB
■換装手順■
まず、PCを裏返して(念のため、ACアダプタとバッテリーを外しましょう)HDD格納場所の
フタを開けます。赤丸をつけた2箇所のネジを緩めます。
ビスの脇にHDDのピクトグラムがあるので、わかりやすいでしょう。
ビスは外れないようになっていますので、完全に緩めても抜けないです。
2箇所のネジの反対側(画像の右側)にツメが引っかかっていますので
ネジ側を持ち上げるようにしてフタを取ります。
(1).1箇所のネジでHDDマウンタが止まっていますので、それを緩めます。
(2).マウンタに書いてある図のように黒いツマミを持って横にスライドさせると、HDDがコネクタから抜けます。
(3).そのまま持ち上げるとHDDが外れます。
取り付けは、この逆の手順なので省略します。
HDD取り外し→SSD取り付け にかかる時間は3分半~4分程度でした。
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■ データ移行編 ■
物理的な交換手順は簡単でしたので、現在の環境をSSDに移行してみましょう。
普段のHDD交換では、HDDベンダー製ツール(SeagateのDiscWizard等)を使用しています。
移行元HDDのFujitsu(現在はTOSHIBA扱い)にはツールがありません。
Intelには、SSDへのデータ移行ツールとして、インテル® Data Migration Softwareが用意されています。
このツールを使用する場合、SSDを一時的に外付で使用しますので、SATA-USB変換アダプタが
必要になります。
他のレビュアーの方の殆どが、インテル® Data Migration Softwareを使われているようですので、
別のツールでデータ移行をしてみました。
<<用意したもの>>
USB-HDD
(PCに書き込み可能なDVDドライブがあれば、未使用のDVDメディアがあればOK)
Freeのデータバックアップソフト
Freeのパーティション操作ソフト
手元にisoイメージから作成したメディアがあったのでこれを使いましたが、
バックアップソフトと同じParagon製のPartition Manager 11 Free Editionでも良かったかも?
<<バックアップ>>
※ 英文のソフトなので、操作手順を画像で説明してみます
まずは、Paragon Backup & Recovery のCDから起動します。
なにも考えずに Normal Mode で起動しましょう。
続いて、機能選択画面が表示されます。
一番上にある「Paragon Backup and Recovery」を選択します。
すると、現在のHDD状況が表示されます。
青いのがPC内のHDD、緑色がバックアップ用に繋いだUSB-HDDです。
中身はこんな状態でした
パーティション1:ブートローダー
パーティション2:起動パーティション
パーティション3:HPの自己診断用プログラムらしきもの
普通なら、パーティションバックアップを行なって、イメージ復元時点でパーティションサイズを
復旧先に合わせるのですが、今回は、HDDの全パーティションを一括してバックアップしてみましょう。
上から、圧縮率の設定、コメント、バックアップ対象(HDD全体/MBR/First Track)、保存先とファイル名
途中経過ですが、HDDのデータ転送速度が判ります。
やっぱり、2.0でもUSBは遅いです。(DVDに焼くのに比べたら遥かに高速ですが)
内蔵HDDからの読み込み 65.3MB/s
USB-HDDへの書き込み 37.9MB/s
<<HDDをSSDに換装します>>
手順はこのレビューの冒頭を参照
<<リストア>>
※ 英文のソフトなので、操作手順を画像で説明してみます
バックアップの時と同じく、CDから起動します。
ここには複数候補出ていますが、バックアップに使用したUSB-HDDに
複数PCのバックアップが入っているためです。
本体内のSSDとUSB-HDDが表示されていますが、当然ながら、リストア元データのある
USB-HDDは選択できません。SSDを選択してNextです。
元データが160GBで、SSDが300GBなので、このまま実行します。
後ろの未割り当て領域は、あとでパーティション操作ソフトで統合しますので気にしなくてもいいです。
※ 今回はHDD<SSDでしたので、HDDイメージでバックアップしましたが
通常は価格の問題から、元HDD>新SSDとなります。
その場合、パーティションバックアップを行なって、復元時に復元先パーティションサイズに
合わせる形でリストアすることになります。
経過表示から見る転送速度
USB-HDDからの読み込み:32.3MB/s(大体28~33MB/sの間だったでしょうか)
本体内蔵SSDへの書き込み:156.1MB/s(130~150MB/sの間をふらついてました)
ここで、PCを再起動して、問題無く起動できるか確認しておきましょう。
■バックアップとリストアにかかった時間(160GB中 22GB程度しか入っていませんでした)
バックアップ(SATA2 HDD→USB-HDD):14分23秒
リストア(USB-HDD→SSD):12分34秒
ボトルネックがUSB-HDDなので、大して変わる筈のないところですが、流石にSSDは
ちょっとだけ時間短縮しています。
<<未使用パーティションの統合>>
※ 英文のソフトなので、操作手順を画像で説明してみます
パーティションの前の数字は連動して変化するので、操作するのはこの1箇所だけ。
それでOKを押します(まだ実行はされません)
右側のメインウィンドウには、作業を実行した場合のパーティションイメージが出ています。
これで、空き領域が全部起動ドライブのパーティションとなる訳です。
前後ともに0.00MBになるところまで拡張したことを確認した上でOK。
再起動したら、OSから起動ドライブのパーティションサイズを正しく認識しているか確認して下さい。
M.T.オーエンさん
2011/05/29
このPCは分解が簡単で良いですね。分解も考えて設計してありそうです。
ネジならまだしも、ツメで止めるのはやめて欲しいです…折れる!折れるっ!
>他のレビュアーの方の殆どが、インテル® Data Migration Softwareを使われているようですので
私もあのソフトはスルーしてしまいました。
隠しタイトルはIntelSSD換装マニュアル(C300でも使えるよ!)です。
使ったソフトはEASEUSのToDo BackupとPartition Masterです。
パーティション操作系のソフトもいろいろあるんですね。
ヨッシーさん
2011/05/29
>私もあのソフトはスルーしてしまいました。
(・∀・)人(・∀・)
ヨッシーさん
2011/05/29
パーツの追加、交換は基本的には、結構楽そうです。
DVDドライブ、無線LAN、Bluetoothなんかもそれぞれ絵が書かれているビスを
1本外すだけでアクセスできます。
ただ1つだけ問題が。無線LANと同じ場所を開けるとメモリースロットにも
アクセスできるのですが(フタの範囲内にビスが2本ありますが外すのは1本だけ)
メモリースロットが1つしかないのです。普通は同じ箇所に2段重ねでついてる
ものですよねえ。多分、基板の裏表に実装しているので、キーボードを外すと
出てくる位置にあるのでしょう。不便だぁ~っ!!
>ネジならまだしも、ツメで止めるのはやめて欲しいです…折れる!折れるっ!
わかりますわかります。ツメで止まってるケースを幾つ破壊してきたことか…。
キーボード側からアクセスするケースの場合も大変です。フラットケーブルとか
使われてるとまた気を使いますし。そういう意味では、面白み(トラブル)もなく
あっさり換装できてしまいました。
kenさん
2011/05/30
このPCは、分解が楽ですね。
カバーを外した所に、ステッカーで外し方が貼ってあるのですから。
移行も分かりやすくて、良かったです。
makibisiさん
2011/09/30
好感手順が細かく書かれていて、とても読みやすいですね!^^
300GBのSSD羨ましい・・・(じゅるり
リンさん
2012/02/19
8MB病の更新ファームを最近になってやっとアップデートしました><
もしまだでしたらお奨めします~。