レビューメディア「ジグソー」

Intel入ってる? 私は何台か入ってます。

今回のレビューに際し、品物をご提供いただいたIntel株式会社並びに、レビューの機会を与えていただいたzigsow事務局の方には本当に心より感謝しております、ありがとうございます。

Intel入ってる? 昔CPUのCMでよく聞いたフレーズだと思います。
そのIntel社からまた新しいSSD今回は大容量のものが出てきました。
それではレビューをしていきたいと思います。
今回ノートPCのSSD換装レビューを作れ!と、言う事なので動画よりも写真の方がいいかと思い、主に写真を使って説明していきたいと思います。


交換にあたってまずは誤作動防止のためバッテリーを外すのと又、その時にメモリー部分も露出させるために、静電気等による破損を防ぐために注意して作業にあたらなければいけません.。
ですから作業をする前に必ず、体内に帯電している静電気を窓枠等の金属部分に触れて放電させるか、静電気防止手袋等などを購入してから作業する事をお勧めします。
では始めます。
その前に今、転換作業に使用するノートPCの型番とスペックを記しておきます。

東芝 Dynabook R730/W2JA PR7302JARGBW

OS:日本語 Windows® 7 Home Premium 64ビット 正規版
CPU:インテル® Core™ i3-370M プロセッサー (スマートキャッシュ 3MB、動作周波数2.40GHz)
メモリ:4GB(2GB×2)/DDR3-1066 SDRAM、デュアルチャネル
ディスプレイ:13.3型ワイド(16:9) HD TFTカラー LED液晶 1,366×768ドット
キーボード:87キー(JIS配列準拠)、キーピッチ:19mm、キーストローク:1.6mm
HDD:320GB HDD(5,400rpm、Serial ATA対応)
ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書き込み)
無線LANインテル® Centrino® Advanced-N + WiMAX 6250 IEEE802.16e-2005準拠、IEEE802.11a/b/g/n準拠 (Wi-Fi準拠、WPA/WPA2対応、WEP対応、AES対応、TKIP対応)


今回はあらかじめIntel社の移行ツールを使って、HDDのデーターを丸ごとSSDに移しておいてから、交換作業を行いたいと思います。
データ移行に際し使ったIntel社の移行ツールは『インテル® Data Migration Software』
http://www.intel.co.jp/jp/consumer/Shop/diy/features/ssd/...がHP上に公開されておりますので、ダウンロードして,、あらかじめインストールしておいてください、これで初心者でも安心して移行作業を行う事ができます。
それと、今回コピーツールを使ってデーターを移すと若干速度の低下がある事が判明したので、リカバリーメディアからSSDにインストールするやり方も追記します。
,
まずは、Intelの移行ツールを使ってのデーター移行作業です。

               インテル® Data Migration Softwareインストール画面


HDDからSSDへデーター移行作業です。
SSDをノートPCに接続し、インテル® Data Migration Softwareを起動します。

右上の開始ボタンを押して画面指示通りに進めてください、最後に以下の画面が表示されます。

ここで再起動ボタンを押します。
PCが再起動したら、以下の画面に切り替わります。
あとはコピー作業が終わるまで待ちます、自分の環境で大体30分くらいでした。
最後に何かキーを押してくれとの指示が出ます(英文)ので、押して通常の画面に戻ったらコピー作業完了です。

                              ↓

                              ↓


ツールを使ってのデーター移行作業はこれで終わりです。
次は専用のリカバリーメディアを使ったデーター作業です。
移行ツールを使った作業は今まで使っていたソフトや環境を変える事なく、SSDにコピーする事が出来、移行後は設定変更という面倒な作業もありません、しかしリカバリーメディアを使った作業は違います。
買った時の初期の状態にPCが戻るので、面倒くさがりな人には、あまりお勧めはできません。
しかし、私はあまりにも速度の低下が気になるので、リカバリーメディアを使った移行作業もしてみました。
その作業内容です、以下の内容で作業します。
作業に移る前にあらかじめリカバリーディスクを専用ソフトにてDVDに入れて作っておきます。
大体DVDが4~5枚ほど必要になります、この時にディスクに番号を書いておいてくださいとか指示がありますので、そのようにしておきます。
あらかじめ1番と書いたリカバリーメディアを入れておきます。
一旦PCの電源を切っておき、再度入れる時にDynabookと表示される前に上の方にあるF12キーをピープ音がするまで連打します。


次にbootメニューが出るので、SSDでは無くDVDを選択してEnterキーを押すとあらかじめドライブに入れておいたDVDメディアを読み込み始めて、一番最初に以下の画面が出るまで待ちます。

TOSHIBA Recovery Wizardと言う方を選択して次に進みます。

今度はWindows7の32ビット版か64ビット版どちらか好きな方を選択して次を押します。

そうすると今度はどこかのアニメばりな警告画面が出てきますので、次を押します。

したら、復元方法の選択と言う画面になります、ここでは何も入っていないSSDにデーターを入れるので、初期インストールソフトウエアーの復元の方を選んで、次を押します。

初期インストールソフトウェアーの復元と言う画面で通常はご購入の状態に復元を選んで次を押します。

以下の画面が出て来て、注意を促しますのでよければ次を押してください。

あとはインストールが進んでいって途中で止まってドライブのふたが自動で空き、次のメディアを入れてくださいとの指示がありますので1~5番までのあらかじめ作っておいたDVDを順番に入れていってください、PCの性能や環境によって違ってはきますが、大体1時間~2時間くらいで終わりますので終わるまで待ちます。
この時に指示をされてないのにもかかわらず不意にキーボードを触ったり電源を落さないようにしてください、Windowsの通常画面が出てきたらこれで終わりです。
リカバリーメディアを使った場合の作業はここまでです。
次は必要に応じてHDDからSSDへの交換作業に移ってください。

SSDの準備ができたら、次は交換作業です。
交換に際してカバー2か所、そのカバーをとめているネジ4か所を外すのですが、まずはA部分の2か所のネジを外しカバーを外します。
この時ネジを完全に緩めておかないと、カバーが浮き上がらない様になってるので完全に緩めておいてください、ネジはカバーから完全には外れないような工夫がされており、紛失するような事はないので安心です、そうすると外したカバーの下から二枚目の写真の④の部分からネジが出てくるので③のネジと合わせてゆるめて、Bのカバーを外します、そうすると3枚目の写真のようにHDDが出てきます。
とりあえずSSDに交換する下準備はできました。
外す時の注意点として、メモリー等電子部品は静電気に弱いので手やドライバー等で触れない様にして作業する事が大事です。





                A部分のカバーを外し④のネジが露出した時の様子


                   B部分のカバーを外しHDDが出て来た所
水色の円内の飛び出たガイドテープ部分を引き上げると、HDDも一緒に持ち上がって取り外しやすくなります。
この時に無理に引っ張ると下にあるプリント配線と赤い円内のコネクタを傷めますので、コネクターとHDDを持ってコネクターを軽く引っ張れば簡単に抜けます。


SSDです、大きさの比較対象に本来ならタバコとかを使うのですが,、無かったのでタバコと同じ大きさのこれを選びました。(ただの通信機ですw ミスタースポックと話すのに使います。)



SSDをつけます。

コネクターが硬くてSSDに刺さらないと言う事は一切ありません、むしろ刺さったという感触がないので心配で再確認するくらいでした。
コネクターをSSD本体に刺した後、PC本体に装着する要領は上に持ち上げぎみにして差し込むとうまく本体に収まります。
それとガイドテープをSSD本体の上に出しておくのを忘れないでください(SSDの下敷きにしないように)カバーの取り付けは、最初にカバーを取り外した逆の要領で今度はカバーを取り付けていきます。
これで換装作業完了です。
PCの電源を入れて正常に起動するか確かめます。
正常に起動する事が確認できたので、Windowsエクスペリエンスを起動させて見てみます。

換装前



換装後(コピー)



換装後(リカバリー)



明らかにデーター転送速度が向上してます。
5.9→7.1→7.5
あともう少しあってもいいよな………

今度は起動時間も調べてみました。
目安として、電源を入れてデスクトップの画面が現れた時間と、特定のアプリが自動で起動する時間それぞれを換装前、換装後(コピー)で調べました。
結果は……………

換装前
画面が出るまでの時間   アプリ起動までの時間
1分20秒             3分40秒  

換装後(コピー)
26秒                39秒

換装後(リカバリー)
22秒                34秒

早いです。
いや!爆速です。
IntelのSSDは何台か使ってるのですが、ノートPCではこれがはじめてだったので、これには自分もここまで早くなるとは思いませんでした。
あと、消費電力も減りました。
通常アイドル時で20W前後あった消費電力がSSDに換装したら、11W程度にまで落ちました。
予想はしていたことだったのですが、ここまで落ちるかと思ってびっくりしました。
SSDは省電力性にもかなり有効だという事が証明できるのではないかと思います。

ベンチマークも計ってみました。
左が換装前、右が換装後(コピー)、下が換装後(リカバリー)です。
50MB

100MB

500MB

1000MB

2000MB

4000MB


明らかにコピーした時よりも、クリーンインストールした方が数値は上がっています。



最後に私の持っているノートPCは2010年モデルの比較的新しいものなので、SSDの換装は楽だったんじゃないかと思っています。
換装作業自体は15分でデーター移送作業も40分くらいで終わったので、初心者の方でもどんなに時間がかかっても、2時間もあればできるんじゃないかと思います。
これを見てくださった方のなにかしらご参考になれば幸いです。
自分から見てまだ完全ではない所もあるのでこれからも、追記修正をしていきたいと思います。

★4月30日追記です。
HDD→SSDにデーターをコピーして換装すると、十分な速度が出ない事が判明!
SSDをフォーマットして、今度はクリーンインストールしてベンチマークを再取得して、写真をUPしました。

コメント (35)

  • リーダーさん

    2011/04/28

    ハードディスクのエクスペリエンスインデックスが7越えてるの初めて見ましたw
  • Nao-Rさん

    2011/04/28

    いいですね~ 爆速!~
    えーと?本体に入ったままのHDD → SSD へのコピーはどの様に繋いで?
    アダプタ使用?(SATA→USBとか)

    余談ですが、静電気防止手袋って、それ自体ではあまり効果が無くて、
    要は足下からグランドに逃がすようにする必要があります、工場とかそー言った
    場所で静電気対策の靴を履いて初めて効果が期待できる
    手首にバンドしてアースに落とす、この方が効果があるよ(以前、仕事場で
    メーカー:ミドリ安全を呼んで色々な実証実験しました 汗)
    メモリは確かに静電気に弱いですが、デバイス(C-MOS)単体でのこと、
    本体に装着れていればほぼ大丈夫~ ^^;
  • 退会したユーザーさん

    2011/04/28

    >リーダーさん
    ホントですか??
    ディスクトップでSSD使ってますけどそっちの方は7.9ですよぉ~
    だから7.1はちょっと低いかなぁ~って思ってるんですけど……
    何が悪いんでしょうか? 
    もしかしたら、クリーンインストールしたら変わったのかもしれませんね
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