この度もレビュアーに選出していただきましてありがとうございます。
私としては3個目のIvyBridge世代CPUとなります。
先に購入した2つのi7 3770K同様、マレーシア産でした。
次に付属のCPUクーラーを見ていて、ふと思い出して先に購入した2つのi7 3770Kに付属していたものと比べてみました。
中心部分の銅製部分の太さはどれも同じ太さでしたが、放熱フィンの形状は3つとも異なっていました。同じi7 3770Kに付属しているものでも形状が違うみたいですね。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、ファンの羽の形状も3つとも異なっていました。
ここでその他の使用パーツを紹介します。
マザーボード ASUS P8Z77-M
SSD Intel 330シリーズ120GB
HDD ウェスタンデジタル WD20EARX
CPUクーラー サイズ SCSK-1100
ケース シルバーストーン SST-ML03B
ケースファン Ainex CFZ-80S
メモリー コルセア CMX4GX3M2A1600C9(×2)トータル16GB
電源 HEC WIN+ Power 3 550W HEC-550TB-2WK
光学ドライブ I-Oデータ BRD-S12EK
OS Windows7 Professional
レビューテーマとして、静音コンパクトなPCにし、CPU内蔵グラフィックのIntelHD4000を生かすものにしたいということを書かせてもらったので、それにそってパーツをセレクトしました。
当初同じくシルバーストーン製のSST-FT03S を使用する予定でしたが、レビュー期限に納期が間に合わないような感じになってきたので急遽現品があったSST-ML03Bにした次第です。
組み立ててみると内部はかなりきつく、やはり電源はもう少し奥行の短いタイプの物の方が組みやすいようです。
光学ドライブの機種によっては奥行がもう少し長いものもあるかもしれないので注意が必要です。
梁が入ることにより、ディスプレイを上に載せて使うことも想定されているそうです。
HDDを組んでいる部分も下に大き目のスペーサーがあり、フロントパネルの配線等をよける設計になっているのですが、ケース上側の折り返し部分があるのと、マザーボードのATXコネクターから延びる電源コードのためかなり組み込みにくいです。
組みあがり。(写真が粗くてすみません。)
パフォーマンスインデックスは以下の通りです。
プロセッサのスコアも7.6ですし、グラフィックス系の項目も2つとも6.6でやはりCPU内蔵グラフィックスもHD4000になって性能が大幅に良くなっていると思います。
(i7 3770Kの場合、2個とも6.5だったのは個体差かな?他の人のを見ると6.6の人もいるようでした。)
次に本題の3D再生です。
BRD-S12EKに付属のWinDVD BD3Dを使用してみました。
なお、3D対応ディスプレイとしてTOSHIBA 3D対応LED REGZA 26ZP2を使用しました。
Corei5 3570Kに搭載されているIntel HD4000にはインテル® InTru™ 3D テクノロジー(SandyBridgeから搭載され始めたようです。)という機能により、3Dコンテンツの再生に対応しているはずなのですが・・
結論から言うとこの付属ソフトではIntel HD4000のみでの3Dタイトルの再生は不可能でした。
I-Oデータのページから3Dタイトルの再生要件を確認してみるとこのソフトの3D再生にはNVIDIA製 GeForce GT240以降とNVIDIA 3D Vision対応モニタ、3D Visionキットが必要なようです。
前述のSST-FT03Sを使用した場合、光学ドライブがスロットインタイプしか使えないということで、内蔵タイプの3D再生対応ブルーレイドライブがないため用意していたLogitec製LBD-PME6U3VSV付属のArcSoft TotalMediaExtreme2 for BDの3D再生要件も確認してみましたが、こちらもNVIDIA 3DVISION対応機器の必要こそありませんでしたが、NVIDIAGT21Xシリーズ以上、AMDのRadeonHD5000シリーズ以上、もしくはIntel G45Express Chipsetが必要でした。
探してみたところCyberLinkのPowerDVD12のPro以上ならば3D再生要件のところに「統合型 CPU/GPU チップセット: 第二世代 Intel Core i シリーズ」という記載があったので、インテル® InTru™ 3D テクノロジーによる3D再生が可能なようです。
(3Dテレビが録画されたディスクの再生には最上位のUltraが必要。)
IvyBridgeのCPUは内蔵グラフィックが3D再生に対応しているから3D再生対応のソフト付属ドライブならどれでも大丈夫だろうと思い込んでよく確かめもせず購入したのが間違いでした。
ちなみにYouTubeの3D動画はインターリーブ方式(Regzaでいうフレームパッキング=偏光方式)が選択できるものについては3Dで見ることができますが、これは送信側でインターリーブに処理されたものを再生しているのみで、画面自体は2Dモードのままであり、動画以外の部分は通常の2D表示として見えます。
低価格でグラフィックボードを使わずに3D再生可能なリビングPCを組もうとした場合、多くのソフトで3D再生対応要件に入っているRadeonHD6000番台を内蔵しているAMDのAPUを選択したほうが無難かもしれません。
(2012 7/3追記)
インテル® InTru™ 3D テクノロジーによる3Dコンテンツ再生を可能にするソフトの付いたドライブは無いか調べてみたところ、LG製のBH12NS38にはPowerDVD10が付属しており、このモデルならば付属ソフトで3D再生できそうです。
バージョンは違いますが、PowerDVD12の試用版を使用したところ、無事3D再生することができました。
全画面表示でもコマ落ちもせず、快適に視聴することが出来ましたのでリビング用オーディオPCとして使うならグラフィックボードは追加しなくても十分なようです。
HDMIや光デジタル出力でオーディオアンプに音声出力してやれば音も良いと思います。
(あくまでオーディオマニアではない素人の感想です。)
ちなみにこのテレビは3D対応ではないので、3D再生は自室にある上記TOSHIBA 3D対応LED REGZA 26ZP2で行いました。
上の段に入ってます。
違和感ないですね。
yoshifumiさん
2012/07/03
違う「もの」ですが、
私もついさっきプレミアムレビューUPしたところですw
なんか嬉しくてコメントしてしまいました・・・
TOMOVITZさん
2012/07/03
おつかれさまでした!
そちらのレビュー製品も応募しようかと思ったのですが、意味ありげにCOMポートが2つもフロントについているのを見て、その活用方法が思い浮かばなかったものでしり込みして応募できませんでしたwww。