まずは、このTopGunReviewに選出いただいた、インテル株式会社とzigsow株式会社に御礼申し上げます。
実は選出されるとは思っていなかったので、2週間ほど前にCorei7-3770Tを購入しており、PC組立に必要な残りのパーツを購入後、レビューアー選出のメールを受け取り、自分のタイミングの悪さを少し呪いました(^^;)
それはさておき、今回使うパーツはこれです。
で、今回の主役である、Core i5-3570K。
で、これらを使って、公約である Windows8上でのWindows7の仮想化環境構築に挑戦開始!
1.まずは組み立ててみる!
ケース内部はこんな感じです。写真右上部分のケース前面に電源を入れるタイプです。
CPUは、いつ見ても何かワクワクしますね。
組立途中は、ごっそり削除w
後は細かい配線さえ済ませればおしまいかなって思ってたんですけどね・・・。
何コレ?Wi-Fi GO! ??
そういえば、Wi-Fiが付いてあるって、店で見た記憶が・・・
教訓:面倒でも、ちゃんとマニュアルを見て組み立てましょう(爆)
まぁ、そんな事がありながらも組立完了。
2.BIOS起動!
無事にBIOSが立ちあがりました。でもモニタの上にある(´・ω・`)ショボーン がこの後訪れる
トラブルを暗示しているとは思いもしませんでした。
ちゃんと i5-3570Kと表示されてます。
念のため、BIOSを最新版にアップデート。次に仮想化をするために、Intel VTを有効化。
SSD+HDDのRAIDを組みたいので、Intel Rapid Start Technologyも有効化。
SATAコントローラ動作モードもRAIDにします。定格運用なのでBIOS設定は以上。
3.Windows8をインストール
あらかじめ用意してあった、Windows8 Release PreviewのDVDをドライブに入れて起動。
あれ?なんか ショボく シンプルじゃね?若干の不安を抱きつつ、そのままインストール続行。
インストール途中の画面はこんな感じ。Windows7とほぼ一緒ですね。ここで恐らく迷う事はないでしょう。
初めて見る画面ですが、画面の色とPC名をここで入力します。(後で変更可)
メールアドレス入力画面が出てきます。OSのセットアップ時に何で?と思いましたが、Microsoftアカウント(旧Windows Liveアカウント)を使ってPCにログインするようです。
それにより、複数の端末で同じ設定で使用できるという事らしいです。
次に何故か携帯のメールアドレスか、電話番号を要求されますが、試しに電話番号を入れてみたらエラーが表示されたので、メールアドレスを入れてセットアップ続行しました。
メトロUIが表示され、無事にWindows8のインストール完了です。
4.Windows8を使ってみる
一旦再起動した後、表示されるのがこの画面。ここで何かキーを押したり、クリックしたりすると、ログイン画面が表示されます。
各メニューはこんな感じです。今時らしく、Facebook連携とか天気、ニュース等もメニューから一発で起動可能です。ファイナンスでは、株価や為替が表示されるんですが・・・
今日の円ドルレートは・・・0.01? 円ポンドも0.01、円ユーロも0.01、円元が0.08。
まさか、レート単位は1円かよ!逆だろ普通w 製品版では直っている事に期待しましょう。
で、気になっていた、i5-3570Kのエクスペリエンス値。
当初私が想像していたより早いです!
グラフィックス値も6.4ですので、重いゲームじゃなければ余裕で動きそうです。
この後、IRSTを起動し、高速に設定&再起動したところ、OSを起動できないどころか、BIOSからもSSD、HDDを認識できないという最悪の事態に・・・_| ̄|○
どうやら、Windows8 RPでは、まだIRSTは完璧じゃないようです。
仕方ないので、BIOSでRAID⇒SATAに変更し、Windows8再インストールする事に。
初日はここで力尽きました。
5.仮想化環境を作る!
Windows8で仮想化環境を作ると言ったものの、Windows8も仮想化環境についても、ほとんど何も知らない私。
なんでもWindows8に標準で用意されているHyper-Vを使えばできる という中途半端な情報だけで、チャレンジするという無謀(笑)
まず、Hyper-Vを有効にするため、コントロールパネルのプログラムと機能から、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
Hyper-Vにチェックを入れ、OKを押すと再起動するよう促されますので、再起動します。
再起動すると、メニューにHyper-V マネージャーが追加されているのが確認できます。
Hyper-Vマネージャーのメニューから、操作⇒新規⇒仮想マシンの順に選択します。
仮想マシンの新規作成ウィザードに従い、Windows7をインストールするための仮想マシンを作成します。
仮想マシンが作成されたら、プロパティから「レガシ ネットワーク アダプター」の追加を行います。(ここ重要)
実は、最初これがわからず、相当ハマりました(^^;)
そこまで終わったら、DVDドライブにWindows7のインストールディスクを入れ、仮想マシンを起動します。
すると見慣れたWindows7のインストール画面が仮想マシンのウィンドウ内に表示されているのがわかります。
あとは普通にインストールします。
インストール直後はこんな状態です。
仮想化環境でもi5-3570Kと認識されているのが確認できました。
気になるエクスペリエンス値はどうなんだろ?と計測をしてみると・・・
とポップアップエラーが表示され、エクスペリエンス値を計測する事ができませんでした。
どうやら仮想化環境ではGPUを認識していない事に起因するものかもしれません。
↑仮想化環境Windows7での表示 Windows8での表示↓
このようにGPUが認識されていないためか、仮想化環境では3DMark11も計測できませんでした。
実際の操作感は、さすがに描画関連が遅いものの、CPUの処理速度はWindows8側も仮想環境側も、ほぼ同じでした(SuperΠにて計測)
ですので、オフィスユース等でWindows8に対応していないアプリケーションを動かすといった目的であれば、Hyper-Vでの仮想化環境というのは意味があるのかなと。
当たり前ですがオンラインゲームは、まずムリそうです(笑)
6.ムリヤリまとめ(笑)
正直、このレビューを行うまでは、Core i5-3570Kをなめてました。
まさかこんなに性能がいいなんて!こんな事だったら、3770T買わなくても良かったかも?
普通に動画を見るくらいのミドルユーザーであれば、これで十分ですね。
最初、セカンドマシン用に某A社の○X-8150あたりを検討していましたが、コストパフォーマンスを考えると、3570Kに軍配が上がりそうです。
それにしてもこのレビューがあったからこそ、少ない知識の中でも仮想化環境構築まで実現することができました。恐らくレビューがなければ、途中で投げ出していたと思います。(^^;)
時間の都合と、PC部屋の室温(現在34℃!)の都合により、今回OCのチャレンジは諦めましたが、このような機会を与えて頂き、本当にありがとうございました。 m(_ _)m
Vossさん
2012/07/28
VMWare-PlayerでXP環境維持している我が家ですが、8ではHyper-V行ってみるのも面白そう。
eclipseさん
2012/07/28
i7と比べれば落ちるんでしょうけど
それでもパフォーマンスは悪くなさそうですね。
(CPUレビューの本筋からは逸れますが)
Hyper-VでもWindows8のものと
VMのESXiあたりを比較してみるのも面白そうです。
# 応募してやってみようかな・・・
さくぞ~さん
2012/07/28
コメントありがとうございます。
本当はVMWareとかを考えていたんですが、MS謹製の方がいいかな?
と思い、Hyper-Vにしてみました。
ただ、WIndows7のXPモードのように楽にいけるかと思ったのは大甘でした。
もっと下調べしておくべきでした(^^;)
>eclipseさん
コメントありがとうございます。
本来、CPUレビューという事を考えれば、もっと違う視点でやるべきなのでしょうが、
まぁ大勢のレビューアーがベンチマーク値とかを載せていらっしゃいますので、同じようなものを載せても・・・という事でバッサリ削除してしまいました。
仮想化については、3570Kが思ってた以上の性能がありましたので、いろいろ試してみても面白いかもしれませんね。
みっちゃんさん
2012/08/13
Windows8そして仮想化などレビュー内容がイイですね。
今後のレビューのコア的な部分のレビューのように感じます。
アイデアがすごいです!
さくぞ~さん
2012/08/13
コメントありがとうございます。
お世辞でもお褒め頂き、有り難く思います。
まだまだ皆さんのレベルには到達出来ていませんが、これからも他の人と
違った視点でレビューしていきたいと思いますです、はい。