テーマとしては、 1世代前であるが上位シリーズCore i7 2600Kとの比較。
いろいろベンチマークの比較がありますが、スコアの比較は詳しい方々に任せて、シンプルに自分が使用する状況・環境で、実際に使用する場合にどれだけ違うのか?これを調べてみました。
私のパソコンの使用方法は、ゲームはせずにネットサーフィンがメイン。これだとCPUパワーが要らないのですが、時々フルサイズデジタル一眼のRAW現像をするので、その時はCPUパワーが作業時間に関わってきます。
1枚14メガ程度のRAWデータを223枚。これを一気にSILKYPIX Developer Studio Pro5で現像です。
Core i7 2600K 11分15秒(通常時) 9分5秒(EasyTune6 2番(黄色)設定4.43GHz)
Core i5 3570K
と、ここまで準備してCPUを入れ替えて立ち上げたところ・・・
電源を入れても、数秒経つと電源が落ち、更にまた自動的に電源が入ってまた数秒立つと落ちる。
その繰り返しになってBIOS画面にもいきません。
CPUを入れ替えるだけではダメなんでしょうか?
とりあえず、第一弾の報告はここまで、これから動くように色々試してみます。
コメント欄のご助言に従って、ギガバイトのBIOSダウンロードのサイトを覗くと、現在F6までのバージョンが出ています。立ち上がらなかった現状のBIOSは見てみるとF5。詳細には、「1.Intel 22nm CPU support update」と一応対応してるような記述はあるのですが・・・。F6になると「1.Support Intel 3rd generation 22nm E1 stepping CPU (Ivy bridge)」とIvy bridge対応みたいです。
そこで、F6をダウンロードしたまでは簡単でしたが、そこで一旦ストップ。実は今までBIOSアップデートをしたことがないのです。
さて困った。BIOSアップデートに失敗したらとんでもないことになると聞いたことがあります。ネットサーフィンしたらGIGABYTEにはピッタシのがあるじゃないですか。私も当初インストールしてたもののすっかり忘れていました。
「@BIOS」。
Windows上で簡単GIGABYTEのマザーボードのBIOSをアップデートできるソフトです。
左側に現在のマザーボードのBIOSの状況説明があります。当初は「Z68XP-UD4 F5」の表示でした。
右側に4段のボタンがあります。
1段目 Update BIOS from GIGABYTE Server「インターネット更新機能を使用してBIOSを更新します。」
2段目 Update the BIOS with a manually downloaded file「手動でダウンロードしたファイルでBIOSを更新します。」
3段目 Save the current BIOS「現在のBIOSを保存します。」
4段目 Display information about @BIOS「@ BIOSに関する情報を表示します。」
試しに、1段目 「Update BIOS from GIGABYTE Server」のボタンを押してみると、日本や台湾、アメリカ、中国などの@ BIOSサーバーサイトを選べるようになっているので、日本を選択して"OK"をクリックしました。すると画面に表示されたのは「Intel Z68,AWARD BIOS,Ver,F5」のみ、他の国でも試したけどどこも同じです。ギガバイトのBIOSダウンロードのサイトには、F6が2012年2月20日にアップデートされています。なんで????
しかたがないので、ちょうど先にダウンロードしたF6バージョンを使って2段目の「Update the BIOS with a manually downloaded file」ボタンで更新です。ボタンを押すと新しいBIOSファイルの場所を聞いてくるので、F6の場所を指定します。すると次に、BIOSのアップデートをするか聞いてくるのでOKし、再起動しました。これで、BIOSのアップデートできるので簡単です。
BIOSアップデート後、CPUを入れ替えてみると今度は見事に立ちた上がりました。立ち上がらなかった原因はBIOSが未対応だったということですね。
やっと動き出したので、本来の目的のCore i7 2600K比較です。
1枚14メガ程度のRAWデータを223枚。これを一気にSILKYPIX Developer Studio Pro5で現像です。
Core i7 2600K 11分15秒(通常時) 9分5秒(EasyTune6 2番(黄色)設定4.43GHz)
Core i5 3570K 13分10秒(通常時)
思いのほか、Core i7 2600Kの方が良好な結果が出ております。後でクロックアップも試してみますね。
【主な構成】
CPU: インテル Core i7-2600K (3.4GHz)とIntel CPU Core i5 3570K
CPUクーラー:CORSAIR CWCH100
メモリ:CORSAIR Vengeance CMZ8GX3M2A1600C9 (PC3-12800-4GBx2)
マザーボード:GIGABYTE Intel Z68(B3) ATX GA-Z68XP-UD4/WIFI/G3
SSD: SAMSUNG SSD830 BASIC 128G MZ-7PC128B/IT
HDD: Western Digital Caviar Green 3.5inch WD20EARXHGST(2TB)
ドライブ:LITEON(ライトン) iHAS524-T27
カードリーダー:Links(リンクス) SFD-321F/T71UJR-3BEZEL
電源: HEC WIN+POWER2 600TB-2WX (600W)
ケース:CORSAIR Carbide 300R CC-9011014-WW
OS: Windows7 Home Premium 64bit
Core i5 3570K
クロック周波数 3400 MHz
ターボ・ブースト時の最大周波数3800 MHz
ソケット形状 LGA1155
三次キャッシュ 6 MB
最大TDP 77 W
コア数 4 コア
スレッド数 4
メードイン コスタリカ
ちょもさん
2012/08/15
X5さん
2012/08/15
とりあえず、元に戻してBIOSアップデートを試してみます。
白輝望さん
2012/08/15
ここのBIOS F6にアップデートされると対応できるのではないでしょうか?
Support Intel 3rd generation 22nm E1 stepping CPU (Ivy bridge)
となっています。
X5さん
2012/08/16
わざわざ有り難うございます。
とりあえず、F6までアップデートできました。
インディアンヘッドさん
2012/08/18
インディアンヘッドです。
私とよく似た事をやっていたので気がかりでしたが
BIOSをアップデート、おめでとうございます。
CPUクーラーはどうしましたか?
私は、TOP GUN REVIEWではリテールクーラーを使用したのですが
とんでもない温度になってしまいました。
X5さんはいかがですか?
X5さん
2012/08/19
CPUクーラーはCORSAIRのCWCH100ですので、問題はないと思っています。
でも、熱暴走の噂があるので今度測ってみますね。
テツロウさん
2012/08/30
先にこのレビューを見ておけば良かったです・・・
はにゃさん
2012/08/30
そのあたりの手順を確認しておくといいと思います。
X5さん
2012/09/04
BIOSはきちんとアップデート出来たんですけど、今度はEasyTuneがうまくアップデートできません(T_T)。私も他の方のレビューを探してきます。
はにゃさん
Dual BIOSもGIGABYTEを選択する大きな理由ですよね。