さっそく、ASUSの本気!と言えるこのマザーボードについて、
ほぼ素人の視点からレビューをすすめさせていただきます。
◯レビュー課題
インテル(R) Core(TM) i7-2600K をオーバークロックし超快速マシンを組み上げる。
使用パーツや、OCの方法をレビューする。
まずは、全体をざっくりと評価。
機械的な主な特徴
・USB3.0を搭載しています。
・SATA2に対応し、6GB転送のスペックを満たしています。
・CPUは最新22nmにも対応しています。
・グラフィックスボードを2枚使用した「クロスファイヤリンク」に対応しています。
オーバークロックに対する主な特徴
・電圧を0.005V単位で調整可能
・メモリ電圧も0.00625V単位で調整可能
・オーバークロック保護機能搭載
・自動調整機能付き
・OCメモリ2133MHzに対応
使用しているチップセット
Z68
諸設定はUEFIを使用し行う。
従来のBIOSに相当する、次世代のユーザーインターフェイスです。
拡張性に富み、詳細設定を行うことができるとのこと。
今回は、ここからレビューを行います。
こちらが起動し、設定画面に入ったところです。
UEFIのメイン画面で、マザーボードの設定を行うことが可能です。
画像の左側が[ノーマルモード] 右側が[オプティマルモード]です。
※オプティマルモードは、ある程度安全を見込んだオーバークロックを
マザーボード側が自動調整して設定を行なってくれる便利なモードです。
使用しているCPUは Intel core i7 2600k 3.4GHz (Turbo 3.8GHz ) です。
■ ノーマルモード 3.4GHz
■ オプティマルモード 4.3GHz
□ 比較をしていただくと、オプティマルモードのほうが
明らかにスペックが上昇しています。
Windows7エクスペリエンスインデックスも0.2上昇しています。
ただし、CPU温度も10℃ほど上昇しています。(ファンは最低回転数です)
最低回転数とはいえ、クーラーがあいつなので…
マザーボードに搭載されているEZモードでのオーバークロックモードとは別に
アドバンスドモードというものがあります。
このアドバンスドモードでは、ユーザーの意向に沿って、ほとんどの事ができます。
例えば、今回のReview対象となったオーバークロックに関しても以下のとおりです。
■アドバンスドモード・詳細より、CPU動作倍率をx49倍、CPU電圧(Vcore)を自動にします。
自分は知識がないため、一意に電圧を上げてもx48倍以上の動作が安定しませんでした。
マザーボードに任せたほうが、危なくなったら電圧を上げ下げしてくれます。
※自分のレビューであり、必ずしもそうでないかもしれないと、記述しておきます。
この状態で、103MHz x49倍 = 約 5050MHzに到達。
3Dmarkベンチも5回連続でクリアできました。
さらに x50倍 を狙いましたが、OS起動できない状態が続いたため、
今回用意したCPU、電源、CPUクーラー等の組み合わせでは、これ以上の
オーバークロックは危険が高すぎると判断しました。
正直な感想、倍率を入力するだけでマザーボードが微調整してくれるというのは
驚きました。(当然環境は用意してあげなければならないのですが)
また、3.4GHzのCPUを安全マージン込みで、4.3GHz動作。
リスクを背負った形で、5.0GHz動作。
環境を整備すれば…その上も!?
すごくマネージメントのできた、優秀なマザーボードだと本当に感動しました。
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