レビューメディア「ジグソー」

Z68の鉄板

zigsowさん、レビュアー選出ありがとうございます。
ASUSさん、いつもお世話になってます。
一時期エイサスと読むのが正式だという噂もありましたが、アスースが正解です。
でも私はアザース!と読みます。

各チップセット毎に評判の良いマザーボードを鉄板と呼びますが、
こちらもZ68の鉄板と言われています。
ASUS製の最近の製品はどれも安定していて評判が良いです。
業界トップなだけの事はありますね。
完全日本語マニュアルや付属品もしっかり揃っています。


☆PCIe3.0対応

Z68としての機能は勿論、PCIe3.0にも対応しているらしいです。
SandyBridgeでは3.0は対応していないはずなので、IvyBridge用でしょうか。
まだ対応製品が発売していないので効果の程は今回は検証出来ませんが、
今後NVIDIAやAMDから発売されるGPUでは採用されるので、
今は使えませんがCPUを載せ換える可能性もありますし、あって困ることはないでしょう。
次の世代くらいだと2.0との差は殆ど無いようですが、
1年ちょっともすればまた次が出ますからね。その頃には3.0が一般化しているかも。

☆IvyBridge対応?

PCIe3.0の事もありますが、スペックを見てもIvyBridgeに対応するようです。
Z68自体は対応しますが、BIOSの更新はメーカーによります。
そういう部分でしっかり対応してくれるのも良いですね。

☆CFX、SLI、Virtu対応
virtus.jpg
virtus.jpg

CrossFireXやSLIだけでなく、Virtuにも対応しています。
前者は複数枚のグラフィックボードを同時使用する技術で、昔からある物です。
後者はZ68から採用された技術で、CPU内蔵のGPUと外付けのGPUを切替えるものです。
メイン内蔵でゲーム外付けモードとメイン外付けで内蔵をGPGPUとして使うモードがあります。
今までだと内蔵と外付けの変更はBIOSでしか出来ませんでしたが、
Virtuを使えば再起動なしで使い分けることが出来ます。
残念なのはCPU内蔵のGPUがフルHDまでしか対応していないことです。
ちなみに、VirtuでQSVが使えるソフトは
Media Converter 7
Media Converter 7 GUI
Media Espresso
この3種類(2種類?)になります。
Media Espressoは有料ソフトですが、比較的値段も安く、QSVでの画質も良いです。

☆派手なヒートシンク
波型!
波型!

上から見ると分かりにくいですが、ヒートシンクが波のような形をしています。
MSIのジェットコースターほどではないですが、なかなかはじけた形です。
デザイン的によく冷えそうな感じはします。

☆Ethernetはギガビット対応のintel製

Ethernetというとカニさんマークのを採用しているところが多いですが、
こちらはintel製のチップが搭載されています。
どう違うのかはよくわかりませんが、安心のintelだと思っておくことにします。

☆SATAポートがいっぱい
m4 128GBx2 RAID0
m4 128GBx2 RAID0

チップセット直結でSATA3.0G x4と6.0G x2がありますが、
更にMarvellチップ接続で6.0G x2とJMicronのeSATA(バックパネル)があります。
上の画像はSATA6G接続したSSDのベンチですが、真の性能を発揮出来ています。
これがPCIe接続の外付けチップだと500MB/s、
ネイティブでもSATA3Gだと600MB/sあたりで頭打ちになります。
Marvellの方はおそらくPCIe接続なので、最大速度は5Gbpsだと思いますが、
これはこれで使い道はあります。XPで後からAHCIを有効にしたい時とか…。
SSDのRAID0以外では速度的に問題になることはまずないですしね。

☆Intel Smart Response Technology対応
通称SRTと言って、SSDをHDDのキャッシュとして利用する事で
SSDの速度とHDDの容量の良いとこ取りしようというものです。
効き目も結構あるようですし、小容量のSSDは割と安いのでお得な技術です。
そういえば、そんなような物を外付けで作っていたメーカーもありましたね。
その時も思いましたが、SSDにもHDDにもキャッシュメモリ載ってますよね…
キャッシュ、キャッシュ、キャッシュ…HDD本体に辿り着くまでに3段キャッシュですよ!?

☆Bluetooth付属

マザーボードにBluetoothが付いています。
Bluetooth対応機器も増えてきましたし、便利ではあります。
が、どうも出力が弱いのか何なのか…ヘッドホンを繋ぐとよく切断されます。
結局、前から使っていたアダプタをUSBに挿して使っています。

☆UEFI対応

この世代から大きく変わった部分の一つです。
今までのBIOSからUEFIというものに変更されました。
マウスが使える、2.2TB以上のドライブから起動出来る…
いろいろとBIOSには無い機能がありますが、使っていて一番違うのは動作速度です。
BIOSの場合はPOST画面、RAIDドライバの起動などなど
どこの動作にも数秒かかっていたため、SSD2台でRAID0を組んでも
ドライバの起動時間がかかる分だけむしろシングルより遅くなるなんてこともありました。
しかし、UEFIではそれらの部分が本当に一瞬で終わります。
最短表示な設定にするとUEFIやRAIDの画面が瞬きする間に消えるので、
画面が出る前から連打していないと入れないくらいです。
この部分の機敏さはBIOSとは全然違います。もう全っ然違います。(大事なことなので)
あまりの違いにびっくりした部分です。

☆付属ソフトAI Suite Ⅱ

電圧や温度などの情報を表示する機能の他、オーバークロックの設定や
ファンの制御、省電力機能の設定などが出来ます。
オーバークロックの自動設定というのもあり、
ボタン一つで最適な設定を自動的に検証してくれます。
FastとExtreamの2段階があり、私の環境で試してみたところ…
Fast:BCLK103MHz、倍率43倍、電圧1.22V、GPU1100MHz→1650MHz
Extream:BCLK103MHz、倍率45倍、電圧1.27V、GPU1100MHz→1650MHz
という設定になりました。
1.27Vで45倍が動くことに驚きましたが、GPUのOCは怖いのでデフォルトに戻し、
BCLKも100MHzに戻した設定で様子を見ていましたが…ブルースクリーン出ました。
ですよねー1.29Vで45倍無理でしたから、おかしいとは思ったんですよ。
自動的に設定を探してくれるのは便利ですが、長時間の安定性まではわからないようです。
面白い機能だとは思いますが、やはりこの辺は自分で設定した方が良さそうです。
ソフト上で手動設定する事も出来ますので、設定を探るには便利です。
自動OC検証中
自動OC検証中

設定の検証中にはこのような画面が表示されます。
おめでとうございます
しかし、ソフトの解像度がフルHDなせいか、WQHDだとボタンが画面右下に飛んでいます。
自動OC結果
自動OC結果

無事に設定が決まると起動した時にどのくらい上がったかという表示が出ます。
確かに倍率などが変更されているようです。

一通りの機能が何でも揃っていて、作りも良く、鉄板と言われるだけのことはあります。
もっと激しいOCをしたい方にはMaxmus Ⅳの方が良いのだと思いますが、
ちょっと遊ぶにはこちらの方がコストパフォーマンスが高くて良いです。
もうすぐZ77が出ますが、まだ何があるかわかりませんので、
様子見も兼ねて買うのも良いかもしれません。
Z77が出ても普通に使う分にはそんなに変わらないですからね。

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