今回、zigsowプレミアムレビュー「ジグソー杯・オーバークロック・コンテスト - インテル(R) Core(TM) i7-2600Kレビュー」のレビューアに選出していただき、zigsowの皆様、並びに関係者の皆様大変ありがとうございます。
つたないレビューで申し訳ないですが紹介させていただきます。
○ASUS P8Z68-V PRO/GEN3の仕様。
基盤規格:ATX
対応CPU:LGA1155ソケット、Intel製、第2世代Core iシリーズ。
チップセット:Intel Z68 Express
対応メモリー:スロット数4、最大32GB、DDR3 2200(0C)/2133(OC)/1866(OC)/1600(OC)/1333/1066MHz、non-ECC、un-bufferedメモリー
拡張スロット:全7本
PCI Express3.0/2.0x16スロット×2(シングル@x16/0モード、デュアル@x8/x8モード)
PCI Express3.0/2.0x16スロット(黒色)(最大@x4モード)
PCI Express2.0x1スロット×2
PCIスロットx2
グラフィックス:CPU内臓GPU対応。HDMI/DVI-D/VGA出力対応。
マルチGPUサポート:nVIDIA Quad-GPU SLI、AMD Quad-GPU CrossFireX、Lucid Virtu対応
ストレージI/F:Intel Z68 Express SATA 6GB/s×2、3GB/s×4
Marvell 88SE9172 SATA6GB/s×2
JMmicron JMB362 eSATA 3GB/s×1
LAN:Intel82579Gigabitコントローラ
Bluetooth:Bluetooth v2.1+EDR ASUS BT GO! Utility
オーディオ:Realtek ALC892 8チャンネルHDオーディオコーデック
IEEE 1394:VIA VT6308P IEEE1394a×2(ボード上のヘッダーピン)
USB:ASmedia ASM1042×2 USB3.0ポート×4
Intel Z68 Express USB2.0ポート×12(バックプレート×6、ボード上×6)
○ASUS P8Z68-V PRO/GEN3の特徴。
ASUS DIGI+VRM:従来のアナログ電源回路と比較して電力効率と安全性の大幅向上を果たした新世代のデジタル電源回路。(CPU電源用フェーズ×12、iGPU電源用フェーズ×4の計16フェーズ)
EPU:CPU、メモリ、チップセット、ビデオカード、HDD、ケースファンの電力供給を1チップで集中管理。
TPU:チップセットを介さずに直接CPUのクロックや電圧を変更でき、安定したオーバークロックを実現。
AI Suite Ⅱ:ハードウェア情報の表示からオーバークロックの実行までマザーボードの機能を1つのソフトウェアで集中管理。
EFI BIOS:グラフィカルな初心者向けEZ Modeと従来と同じ操作感のAdvanced Modeの2つのモードを用意してより使いやすく。
一般的なマザーボードより豊富なI/Fを持っており拡張性に優れています。また、ボード上に電源、リセットボタンもありメンテナンス時にとても役立ちます。
○到着
丁度帰省と重なってしまい、5日間ほど受け取れませんでしたが無事受け取り完了。
しかし、外装袋が破れてますよ...
しかし中身は丁寧にプチプチで保護されていたので箱の変形等はありませんでした。
○パッケージ内容の確認。
まず、P8Z68-V PRO/GEN3本体。導電性のあるビニール袋にに収められています。
次に付属品。
マニュアル:日本語のものが入っています。一昔前の不思議な日本語ではなく、普通に読めます。
サポートDVD:ドライバーや各種ユーティティソフトが入っています。ASUSのロゴステッカーも入っています。
SATAケーブル:6GB/s対応2本、3GB/s対応2本の計4本入っています。コネクタ部に白い部分があるほうが6GB/s対応です。
Q-Connectorキット:USB用の青いものとフロントパネル用の白いものの2個
バックプレート:Q-Shieldと呼ばれているものでMBのコネクタと接触する部分にクッション材が貼ってあり密閉性が高くなり長期間運用時に埃が溜まりにくくなります。
SLIブリッジコネクタ:nVIDIA製GPUのマルチGPU構成時に使用するものです。
USB3.0ブラケット:USB3.0対応のもので、空いている拡張スロット部に接続できるブラケット付です。
○PCの構成
MB:ASUS P8Z68-V PRO/GEN3(本レビュー品)
CPU:Intel Core i7 2600K
VGA:CPU内蔵 Intel HD Graphics 3000
メモリー:CORSAIR CMZ8GX3M2A1600C9
SSD:Intel SSD 510 120GB
電源:HEC WIN+700W(ショットガンPCから拝借)(まだ未登録です)
光学ドライブ:HL-DT GH24NS50(ショットガンPCから拝借)(まだ、未登録です)
ケース:Silver Stone SST-RV03B-W(まだ、未登録です)
OS:MicroSoft Windows7 Proffesional 64bit DSP版(まだ、未登録です)
○AI Suite IIの紹介
今までのMB付属ユーティリティソフトといえば機能単体のソフトが複数用意されていましたが、このAI Suite IIでは様々な機能を凝縮していて、自動OCから各機器のモニター、BIOS更新までマザーボードの全ての機能の設定がこれ一つでできてしまいます。とても便利です。
○ベンチマーク結果等
OC後のものは別途登録のA級ライセンスの方をご覧ください。
○まとめ
私が初めて触ったDOS/V機がASUSのMBをベースとしたShopブランドPCでした。そこから勉強し次の更新時は自作に挑戦。その時もASUSのMBを使用。以後ずーっとASUSファンです。そんなASUS製MBをレビュー出来てとても嬉しかったです。
ASUSのどんなところが好きかと言うと。やはり安心感です。今のPC業界は様々なメーカから様々な製品が出ていて。
一応規格があるのですが、俗にいう相性問題で組み合わせによっては正常動作しないものがあります。しかしASUS製MBではそんな経験はありません。そして多彩な商品展開で希望のスペックの物を選べるのが良いです。また悪い面と言うか弱点もあります。筆頭は他メーカより高価な点ですね。安心料と言えば聞こえは良いですがもう少し安価になると嬉しいですね。
今回のP8Z68-V PRO/GEN3はP8Z68 DELUXE/GEN3に次ぐP8Z68シリーズ位置している製品ですが、オンボードグラフィック出力を持つATX規格のMBでは最上位になります。その分P/S2ポートが無くなったりしてますがここは限りあるスペースの事なので用途によって選択することになります。また下位機種のP8Z68-V/GEN3とではSATA6GB/sやIEEE1394等が省略されています。もし、省略されている機能が不要なものでしたらP8Z68-V/GEN3も良い選択だと思います。お安いですから。
P8Z68-V PRO/GEN3に話を戻しますが、動作に関しては非の打ちどころが無いと言っても過言ではありません。
通常使用はもちろんですが、OC時でも何の不安を感じない程の安定感です。BIOSに関しても、使いたい時に直ぐ入れますし動作もモッサリ感なくきびきび操作できます。付属ユーティリティソフトのAI Suite IIも機能豊富でOCだけではなく省電力や静音仕様にも役立ちます。
ハードもソフトも洗練されていてとても使いやすいです。
もしもLGA1155でPCを組もうとしているなら検討してみてください。お勧めの製品です。
最後にもう一度、このような有意義なレビューの機会を頂き、zigsowの皆様、並びに関係者の皆様大変ありがとうございます。
※構成パーツの一部がまだ登録できてません...登録次第追記していきます。
Sheltieさん
2012/01/14
以前のAsus製品はデラックス以上というイメージがあったのですが、最近はProでも十分なスペックですよね。自分も現在活用していますがオンボードデバイスも充実していてOC時の安定性も良いので、最終的にどのPCに組み込もうかと悩んでいます。
Addlerさん
2012/01/16
私も購入するならDELUXE以上と思っていた時期もありましたが、最近ですと豪華すぎなんですよねw
OCにチャレンジして壊さなかったらmainにしようと思います(汗