レビューメディア「ジグソー」

なんちゃってオーバークロッカーの世界へ、はじめの一歩を踏み出しちゃいますか!!

このたびは、インテル core i7-2600Kをレビューさせていただく機会をいただき、インテル株式会社様、zigsow事務局の方、関係者の皆さんに厚く御礼申し上げます。
このご好意に報いるべく、一生懸命レビューさせていただきたいと思います。

本レビューにあわせてこちらも見ていただけましたら幸いに存じます。




今回のレビューに際し、課題として以下が与えられている。
・Core i7-2600Kをオーバークロックし、P8Z68-V PRO/GEN3と組み合わせて超快速マシンを組み上げて、使用パーツの紹介や完成したPCの性能について詳細にレビューする。
・オーバークロックする手順を写真や動画を用いて詳しくレビューをしてください。オーバクロックに関するレビューはこちらに従い、A級ライセンスにレビューする。

後者についてのレビューはこちらをご覧ください。(A級ライセンスレビューが公開されると表示されます。)




プロセッサー・ナンバー:i7-2600K
コア数:4
スレッド数:8
動作周波数:3.4 GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数:3.8 GHz
インテル® スマート・キャッシュ:8 MB
リソグラフィー:32 nm
最大 TDP:95 W
プロセッサー・グラフィックス:Intel® HD Graphics 3000
グラフィックス定格周波数:850 MHz
グラフィックス最大動的周波数:1.35 GHz
インテル® Quick Sync Video:対応
対応ソケット:LGA1155
インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー:2.0
インテル® ハイパースレッディング・テクノロジー:対応
メーカーWeb Siteより転載(抜粋)



以下のパーツにcore i7-2600Kを組み込みました。












では、これらを組み上げるところまでを説明したいと思います。
いつもの佐川袋で到着
いつもの佐川袋で到着

中身はこれ。プチプチ梱包
中身はこれ。プチプチ梱包

指令書
指令書

レビュー品
レビュー品

プチプチ開ける
プチプチ開ける

中身はドン!CPUとクーラー
中身はドン!CPUとクーラー

CPU表 コスタリカ産です。
CPU表 コスタリカ産です。

CPU裏
CPU裏

リテールクーラー表
リテールクーラー表

クーラー裏。グリスが塗られている
クーラー裏。グリスが塗られている

MBにセット
MBにセット

クーラーもセット
クーラーもセット


セットアップについては、MBのレビューをご覧ください。


我が家には、なぜかcore i7-2600(K無し)がある。


これは今までのメインマシンの心臓部なわけですが、、、2011年春、我が家にはドクロMBなるインテルマザーボードがやってきました。


ここで私がチョイスしたCPUは、オーバークロック向きのP67チップMBであるドクロMBに対して、オーバークロック倍率ロックの存在するi7-2600(K無し)であった。
当時、CPUのことなどこれっぽっちも知らなかった私が手にした一冊の雑誌では、なぜか「i7-2600(K無し)が一番人気!」と大々的にうたっていたのである。
それを信じ、私はi7-2600(K無し)を購入した。それから1ヵ月後には、、、大人気となっていたのはi7-2600K・・・
このi7-2600(K無し)とi7-2600Kの違いは、オーバークロックの倍率ロックがあるかないかという違い以外に、内蔵GPUとなっているIntel® Graphicsの違いがある。
i7-2600(K無し):Intel® Graphics HD2000
i7-2600K:Intel® Graphics HD3000
これまで使用していたドクロMBでは、CPUの内蔵GPUを使用することができない使用であったため、このHD2000というものがどれくらいのスペックなのかがわからずにいたが、今回のレビュー対象品のP8Z68-V PRO/GEN3はZ68チップ対応ということで、CPUの内蔵GPUを使用することもできるので、この性能差を確認することができた。
CPU-ZとGPU-Z
CPU-ZとGPU-Z

CINEBENCH11.5でCPU評価をしてみたが、定格ではほとんど差が出ない。OCをすると明らかに違いが出てきた。
CINEBENCH11.5でCPU評価をしてみたが、定格ではほとんど差が出ない。OCをすると明らかに違いが出てきた。

Super PIの104万桁で実測。定格での差は出ないが、OCをするとはっきりと差が出ることとなった。
Super PIの104万桁で実測。定格での差は出ないが、OCをするとはっきりと差が出ることとなった。

ここで、HD2000とHD3000の性能差がはっきりと出ました。この2つの内蔵GPUと比較したのが、エントリークラスのRadeon HD6570。これとの比較からすると、HD3000であっても1/3程度ということで、ゲームをしたりするには力不足であることは否めない。
ここで、HD2000とHD3000の性能差がはっきりと出ました。この2つの内蔵GPUと比較したのが、エントリークラスのRadeon HD6570。これとの比較からすると、HD3000であっても1/3程度ということで、ゲームをしたりするには力不足であることは否めない。

上記の結果は、FF14のベンチマークでも同様の結果となった。H67チップMB、Z68チップMBを使用する場合において、HD3000はあくまでも内蔵GPUとして、グラフィックボードを買わずに対応することはできることはできるが、それでもエントリークラスのグラフィックボードの1/3の性能しかないことを考えると、少ない投資でPC自作するする人であっても、グラフィックボードの購入は必要ではないかと考える。
上記の結果は、FF14のベンチマークでも同様の結果となった。H67チップMB、Z68チップMBを使用する場合において、HD3000はあくまでも内蔵GPUとして、グラフィックボードを買わずに対応することはできることはできるが、それでもエントリークラスのグラフィックボードの1/3の性能しかないことを考えると、少ない投資でPC自作するする人であっても、グラフィックボードの購入は必要ではないかと考える。




「簡単にOCをしてみる。」文字にするとこれだけである。
しかし、OCを実行することで、失うものも存在することを忘れてはいけない。


さて、これを踏まえて、OCをしてみる。
使用するのは、今回のMBのASUSが提供してくれるASUS AI SuiteⅡを用いてのOC。
ここでは、FastとExtremeの2モード存在しているのが、Fastは安全範囲でのOCになるので、今回はこれをチョイスすることにする。
なぜExtremeに挑戦しないか。それは・・・「大原則:オーバークロックは自己責任です。壊れてもだーれも補償してくれません。メーカーの保証も受けられなくなります。」だからです。
それでは、OCをFastでやってみます。

ASUS AI SuiteⅡを起動し、Fastを押下
ASUS AI SuiteⅡを起動し、Fastを押下

注意書きをよく読んで、自己責任でスタート
注意書きをよく読んで、自己責任でスタート

すると再起動して、結果が出ます。3400MHz→4300MHzにクロックアップ!
すると再起動して、結果が出ます。3400MHz→4300MHzにクロックアップ!

ここで、CINEBENCH11.5とSuper PIを実施。
43倍の4430MHzで動いている。しかし、CPUもかなり発熱する。
43倍の4430MHzで動いている。しかし、CPUもかなり発熱する。

Super PIも43倍で稼動。CINEBENCHほどの発熱はない。
Super PIも43倍で稼動。CINEBENCHほどの発熱はない。

せっかくなので、ASUS AI SuiteⅡのManual ModeのCPU動作倍率をいじり、37倍、40倍でそれぞれ適用して、CINEBENCHとSuper PIで計測。それが前述のグラフです。
せっかくなので、ASUS AI SuiteⅡのManual ModeのCPU動作倍率をいじり、37倍、40倍でそれぞれ適用して、CINEBENCHとSuper PIで計測。それが前述のグラフです。


インターネットを探っていくと、OCへの挑戦は多くの人たちがやってきた。これまではここに挑戦できるのは、PCに詳しい一部の人たちだけだった。
しかし、時代は変わった。素人でも簡単にOCをできるようになった。
まずは安全な第一歩を踏み出すことで、誰もがOCerへの扉を開けることができるようになった。
もちろん、危険性はある。完全に安全なOCなど、存在しない。しかし、比較的安全にOCに踏み出せて、安定して結果を出せるCPU、それはi7-2600Kに他ならない。

ただし、絶対に忘れてはならないことがある。


さぁ、はじめの一歩を一緒に踏み出してみませんか?

コメント (4)

  • はにゃさん

    2012/01/14

    そういえば、SuperPI ですが、103x51 のとき104万桁が 7秒でした。
    SuperPIはシングルスレッドなので熱的には対して上昇しませんでしたので、
    露払いにつかってました。
  • makihibikiさん

    2012/01/14

    >はにゃさん
    コメントありがとうございます!
    え、7秒!!
    さすが51倍・・・
  • ナンチャンさん

    2012/01/14

    レビューお疲れ様でした!!

    内蔵グラフィックの比較が勉強になりました(^_^)
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