私はまだ一眼カメラはデビューしていません。
手を出したいとは長年思ってきていましたが、敷居が高く思われ、情報を集めては躊躇するという繰り返しです。
レベルとしては店頭で「一眼カメラはどれが良いですか？」と他力本願に質問する程度で、コンパクトで初心者向けというメリットだけを見て4/3機を考えていましたが画質が劣ることを最近知ったという初心者です。

このような私が本編を読んで、かなり手を出してみたいと感じました。
本編は、4部構成になっており、私のレベルでは正直スキル不足感はあります。
しかし、天体撮影だけではなく、かいつまんだ内容にはなりますが、一眼に関する知識、特に撮影に関する知識が得られました。
一眼カメラを始めたいなとお考えの方は一読する価値はあると思います。

本編を読んで、私が感じたことを簡単に説明します。

第一部は機材の説明です。
カメラ、レンズ、三脚、リモコンが天体撮影に向けて説明されていますが、一般撮影でも有用な情報です。
私はムービーカメラをよく使っていますので、安いなりにしっかりした三脚を使用しているつもりでした。
しかし、雲台を別途購入するということは考えたこともなく、見直そうかと思いました。

第二部は撮影場所に関する内容です。
天体撮影に特化した内容にはなりますが、暗所での撮影にも応用できるかと思います。
幸い、私が今年春に引っ越した地区は、市街地から十数km離れているため、さらにもう少し奥まったところに入ればネオンなどの影響の小さい場所は見つけられそうです。
また、実際に天体撮影するなら、iPhone/iPadで使用できるiステラは便利そうで、始めるときには是非導入したいと思いました。

第三部は撮影設定と画像処理に関する内容になりますので、カメラの知識がないとピンと来ないところがあるかもしれません。
私としても簡単には理解できるものの、あとは実践を通して理解を深めたいとおもいます。

第四部は、カメラを離れ、画像処理ソフトを使用した撮影データの加工の説明になります。
ここは今回の内容に沿ってはいるものの、画像処理ソフトでの一般的に知られる機能を使用しています。
ここまで読んで天体撮影一端を知ることができ、自分にもできそう、いや、やってみたいという気になりました。

駆け足ですが感想を述べさせて頂きましたが、なにはともあれ、機材がないことには実践は難しいかもしれません。
ただ、やる気を触発されたことは間違いなく、無謀とも思えますが今ある機材（コンデジ、ムービーカメラ）でどこまでいけるかを試してみたくなりました。