レビューメディア「ジグソー」

こ!これは・・・! 私のためのレビューですか!?w

ちょっと大げさにタイトル書いてしまいましたが・・・w

私は写真撮影が大好きです。
主な被写体は風景ですが、
以前から天体撮影が好きで、フィルム一眼やコンデジやビデオカメラなんかで撮影してました!
当然コンデジではあまりいい絵が出せないのですが、当時はそれでもがんばってた。(ノω・`。)w
フィルムだと真っ黒~とかねw
また、SONYのビデオカメラならナイトショット(赤外線撮影機能)を使って撮ったりもしてました。
ナイトショットだと結構写るんですよw

そんな中、今年からデジタル一眼に切り替えて、撮影の楽しさを再発見。
あまりろくな機材もなく、「試し撮り程度」ですが、たまに月や流星群シーズンなどで撮影しています。

月の写真どぞw
月.jpg
月.jpg

SILKYPIXにて微調整してます。 フリンジ除去もした方がよかったかなぁ

星の写真は見せれるほどのデータが無いので・・・後日撮りに行こうかな!(・∀・)

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さて、前置き長くなりましたが、
[ビギナーでも始められる天体写真事始め]ですね!

1.機材を用意しよう
コンデジでも最近のならある程度取れると思いますよ!
マニュアル設定にしてシャッタースピード30秒とか。
でもでも、やっぱり一眼レフを使いたい所。
私はEOS60DとF200EXRでやってみたいと思います。

2.ノイズの少ないカメラを選ぼう
やっぱり一眼レフが優秀ですが、コンデジでどれだけいけるのか?といったレビューも書きたい。
ISO1600とか書いてますが、100~800位の方がいいと思います。
ISOあげるほどノイズ乗ってきて、どれがノイズでどれが星だかわからなくなりますww

3.キットレンズから始めよう
え?キットレンズ?って最初思いましたが…意外と撮れるもんですよw
写真に乗っているレンズはEF-S 18-55 F3.5-5.6 IS Ⅱですね。
私はⅡではなく初期型持ってますw
フードもやっぱ必要ですよね!
このレンズに合うフードは[EW-60C]等です。ヤフオクなんかで探せば互換品が300円~ 純正品でも1,000円位で買えますので、ぜひとも買っておきたいところ。 見た目もよくなりますからね(ノ´∀`*)

4.しっかりとした三脚を使おう
確かにしっかりとした三脚を使うべきなんですけど、いきなり1万5千は高いでしょう。
そこでオススメなのが、[ストーンバック]です。そんなに高くない三脚で大丈夫ですので、三脚に重りをつけるんです。
そうすることによって、安定度が増し、ブレ難くなります!ヽ(・ω・)/
もちろん、しっかり固定できる三脚を使ってくださいねw100円三脚じゃだめですよ~(ぁ

5.リモコンでバルブ制御をしよう
バルブ撮影って知ってますか?
シャッターボタンを押している間、ずっとシャッターが開いていて、露光を続けることができる機能です。
マニュアル撮影だと30秒が限界のカメラが多いので、バルブ撮影ができるカメラがいいです。
ちなみに私のコンデジ(F200EXR)だとマニュアルで30秒が限界ですね。

バルブ撮影の基本として、[レリーズ]と言うものがあります。
簡単に言えば、遠隔操作リモコンみたいなもんですw
これがあると、撮影が楽になるばかりでなく、カメラに触れることがないので、ブレがなくなります。
必需品と言えるでしょうw
(とか言いつつ、私はマニュアルで30秒露光の写真しかまだとってないので、レリーズ買っときますw)
実はヤフオクでレリーズを探せばかなり安く売っているんですよ! (なんと即決200円w)
できれば、電子レリーズがいいのですが、電子レリーズでも3000円位から売ってますねw
そんなに高くない買い物なので有れば重宝するでしょう!
花火、マクロ、物撮り、三脚撮影etc・・・


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6.撮影場所を決めよう
これ、結構重要です。
仙台の明るい街中で撮影してモロに外光が写って失敗したことありますw
Q.どこ行けばいいの? A.山に行きましょう。
ムリです!!w
実は夜の公園って暗いですよね!
節電の影響で街頭が一部消えてるところあるじゃないですか。 そこが狙い目です!
あとは、工業地帯など! 夜は本当に暗くてホラータウンです。
工業地帯周辺の公園とか良いですよw

ホントに暗いので、(場所にもよるけど)くれぐれも身の安全は確保してくださいね。
懐中電灯もあると便利ですb
天体撮影なら赤LEDなんかもいいみたいですね!


7.写真の構図を考えよう
こればっかりは何度も撮影して考えたりするしかないですよね・・・
そんなとき役に立つのが天文シミュレーションソフトの「ステラナビゲータ」です!!
自分のカメラ・レンズを入力すればどこでどういう風に撮ればいいのか、等出てくるみたいですね!
正直、使った事がないので、期待しています。



8.目的の星を探そう
オリオン座、北斗七星、南十字星、位は知っている方が多いかな?
ぶっちゃけ、私は名前で覚えていないので(多すぎて覚えれない(爆))、そんな時に便利なのが
[星座ナビDS] なんだそうですw
これがあれば見てる方向の星が分かるという優れもの!
欲しいですw

でも、パソコンのソフトでも
星座を調べるソフトや、プラネタリウムソフト、星座早見盤のようなソフト転がってますので使えるかと思いますw
[プラネタリウムソフト]なんて検索するとたくさんヒットしますねw


9.試写で構図を合わせよう
ファインダー越しだと暗くてどこに何があるかわかりにくいんですよ。
そんな時便利なのがライブビュー!
このサイトでは1等星の様な明るい星以外は写らないだろうと書いてますが、EV値を+に持っていくと
ある程度暗い星まで見えるようになるもんなんですよ。
暗すぎて見えない星はやっぱり撮影です。
あえてISO感度を3200~6400位上げてしまい、数秒露光。 そうすると見えなかった星が見えてきますw
デジタルならではですよね!
何度か高ISO感度撮影で、構図が決まればISO値を100~800位に戻して撮影しましょうbb


10.構図合わせでは水平だしを必ず行おう
これとても大事です。
斜めに写った写真って結構見難くないですか?

三脚についている水準器も参考にしつつ、カメラに水準器が搭載されていればそれを使いましょう!
三脚の水準器はおまけ程度で、あまり参考にしない方がいい場合もあるのでご注意!
カメラに水準器がついていない場合は、ホットシュー取り付けタイプのレベラー(水準器)をお勧めします!
こんなの↓
レベラー.jpg
レベラー.jpg

価格も1000円~5000円位と、そんなに高いものではないです。


11.ライブビューでピントを合わせよう
基本的に星を取るときはオートフォーカスは使いません。
なぜなら、ちゃんとピントが合ったと思っても、合ってないことがあるからです。
酷いとピントが行き来して合ってくれませんww
クリスマスシーズンなんかで、イルミネーションを撮ろうとしたらピンボケが多かった…
何て事ありませんか? カメラはこういった点光源が苦手なんです。
星も似たような点光源ですので、
ライブビュー(液晶モニタ)を使い、拡大表示をしながらピントをマニュアルで合わせます。

その際、明るめの星、なおかつ中心部分でピント合わせをお忘れなく!
ピントを無限遠に固定できたら、テープでフォーカスリングを固定しちゃう。なんて人もいますよ。
不意に触ってしまってもある程度平気ですw


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12.適正露出を探ろう
ごめんなさい…正直ココは私の未開拓地域でございますo(;□;)o ワーン
でもちょっと調べてみたよ!

星座写真と星景写真ですね。
星座だけを写す 星座写真。
星座だけでなく、周りの風景も写しこむ、星座+風景の 星景写真

どちらも奥が深そうです。
子供のころ望遠鏡で初めて覗いた細かい星がまとまった星雲…とても感動して鳥肌が立ったのを今でも覚えています。
そんな超望遠写真をいつかは撮りたいな、と思います。ヾ(*´∀`*)ノ
灯台と一緒に星座写真(星景写真)ってのもよさそう。


13.奇跡の長さと露出の関係を知ろう
星は日周運動で1時間に15度ずつ西へ動いていく。(そうなんだ!知らなかった(恥))
誰でも、星がビロ~ンと伸びた写真を見たことがありますよね?。 o< ´・ω・` >oビローン
そんな写真を撮るためには、やっぱり30秒程度のシャッタースピードでは撮れないんですよ。
天体撮影でも、[シャッタースピード・ISO・絞り] の基礎知識はつけた方がよさそうですね。

ISO200/F8/SS10分の写真の明るさをそのままで、軌跡を2倍に伸ばすには?
ISO100/F8/SS20分 これでどうでしょう。

ISOを半減させたので、シャッタスピードを2倍にできました。
こういった計算が素早くできるようになればよさそうですね!

それと、1つ思ったのが、絞り解放だと甘い描写になりがちです。
絞りすぎると、回折現象により、これまたボヤっとした描写になってしまうので、
お使いのレンズの特性も調べると良いかもしれませんね!

ちなみに冒頭で出てきた、EF-S 18-55 F3.5-5.6 IS Ⅱ のレンズは、F8位が一番カリッとシャープに写りますよ(・ω・)/
今思ったけどNDフィルターなんかも使えそうですね。
絞りすぎずにシャッタースピードを稼げる! NDフィルターはサングラスみたいに暗くするフィルターですw

所で細かい話ですが、この章で出てきた写真、水平ずれてませんか?
あれほど水平は大事と言っていたのに・・・(ノω・`。)


14.比較明合成で撮ってみよう
これ、便利そうですね。

つまりどういう事かと言うと、何枚か写真を撮って、明るさはそのままに、動いてる星だけを合成。
これにより、明るいところでも長時間露光をしたかのような星の軌跡を写せるってことですね!

たしかにフォトショップでもできるのですが、レイヤーが大量になってしまい、いちいち面倒でした。
このソフトを使えば簡単に合成ができて便利そう!


15.ディフュージョンフィルタを使ってみよう
目で直接見る星は明るい・暗いを判断できますが、印刷してみると何だか平坦…
そんな平坦で面白みに欠ける写真に立体感を持たせるテクニックですね!

要するにこれ、どういう事かと言うと、「わざとボカす!」んですw
ボカすといっても、フォーカスリングをいじってボカすわけではなく、
ソフトフィルターを使ってぼかしています。
自作する人もいるんですよ。
イメージとしては、「擦りガラス」のもっと透明なやつ! ですねw
擦りガラス越しに見るとフワッっと見えるじゃないですか。 あれに近いものがありますw

すこしボカしてやることによって、光の強い星は大きく、光の弱い星は小さく写るので、立体感が出てきます。

教科書や図鑑の写真はこうやって撮影してるものが多いんだそうですね。 実は初めて知りましたw

ソフトフィルタも高いものじゃないので持っていても良いですね。
霧の様な物、ピントの芯を残してフワッとさせるもの、中心だけソフト、中心以外ソフト、等いろいろありますね。 天体写真にはピントの芯を残してフワッとさせるもの。が一番いいのかな?

P.S.クロスフィルターも面白そう! 天体には向かないの?w


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16.画像処理のコツ
皆様大好きなフォトレタッチです!
撮ってみた写真が、実際の色や明るさと違う。 なんてことよくありますよね?
天体写真でも同じようなことが起きます。
なので、後でのフォトレタッチは必須!ってところですね。
フォトレタッチを考えて撮影するなら、JPEG(ジェイペグ)撮りではなく、RAW(ロウ)撮りをしましょう!
RAWとは、生のデータと言う意味で、カメラセンサーから来た情報を、加工することなく保存しておいたデータの事です。

これを使えば、後から劣化させることなく、自在にいじることができます。
めんどくさいようですが、覚えると便利な機能ですのでぜひ押さえたい所。


17.ホワイトバランスを調整しよう。
Q.宇宙の色って何色? A.ニュートラルグレーです!

なんじゃそりゃ!w
何色が正解。という決まりはないのだそうですが、
最も無難に見せる色は、黒よりもやや明るい「暗い灰色」 それがニュートラルグレーなんだそうです。

でも全体がグレーだと面白みに欠けるので、少しだけ青っぽくすると透明感が出てきていいんだとか!
これはぜひとも実践してみたいですね!

この章ではフォトショップのプラグインのRAW現像ソフトのCameraRawというソフトで調整していますね。

フォトショップを持っていなくても、一眼レフを買ったときに大抵ついてくるソフトで十分活用可能です!
キャノンならデジタルフォトプロフェッショナル(通称DPP)ですねw
ごめんなさいほかのメーカーさんは分かりません(・ω・`)

どのソフトでもヒストグラムは出せると思うので、ヒストグラムを見ながらニュートラルグレーに近づけていく。
次に、青を強くして、好みで色香振り補正で緑を抜く・・・と。
勉強になりますw

確かに、「きれいな夜空」とった感じの色身になっていますね。


18.階調を調整しよう
天体写真は暗めの写真が多いですが、明るい星は簡単に白とびしてしまいます。
そこで、明るさのバランスを調整して自然に近づけるわけですね。
どのソフトにもあると思う、露光量と黒レベルをいじり、自然な明るさ色に近づける。
黒レベルは最初から上がっているので、0にすると真っ黒だった部分が見えてきて、立体感が増すようです。
次に、「自然な彩度」をいじっていますが、「彩度」の項目をいじってもいいと思います。(やりすぎ注意)
すこし彩度を上げてあげると、鮮やかになり、さらに立体感の増した写真になると思います。
あくまでやりすぎ注意w



19.シャープとノイズリダクションをマスターしよう
天体写真は星自体がシャープなので、あまりシャープは使わないそうです。
確かに、私もシャープを使ったことがあまりない。
若干ぶれた写真にかけてごまかす!なんて強引な技もありますがw
とにかく安易に使わないこと!だそうですw

そして、ノイズリダクションは積極的に使いましょう!
天体写真はノイズが目立ちやすいです。
そこで、ノイズ低減機能を使い、透明感を持たせるわけですね。

CameraRawは標準でシャープがかかるので、0にしています。
たしかに、標準でシャープがかかるので、なんだかノイズ乗っているなぁ。。。と思ったことが何度かありましたw CameraRawを使うのであれば、覚えておいた方がいいですw

この状態から、ノイズ軽減項目の、[輝度]と[カラー]を少しずつ上げていきます。
すると、ぎらついていたノイズ感が軽減され、透明感が出てきます!

やりすぎると、塗り絵のようになってしまうので注意が必要ですw
何度もやり直せるので、いいポイントを探りましょうb


20.一括処理でまとめて調整しよう
初級編最後になります。
これらの処理を1枚1枚手動で・・・・ 時間も手間もかかってしまい、やってられないですよねw
そんなときに便利な機能が、RAW現像ソフトには大体入っています。
[一括処理]や[プロファイル設定]といった機能です。

これらの機能は、設定を記憶しておくメモリのようなもので、これに記憶させておけば、
何度でも同じしょりができるわけです。
手間暇かかる現像処理を、短時間で終わらせることのできる機能ですので、絶対覚えましょうb

また、記憶させたメモリを少しずついじりながら調整もできるので、積極的に使っていきたいですね。




ろくに写真もなく、ずいぶん長々と文字ばかり書いてしまいましたが、
これにて初級編のレビューを終わりたいと思います。
さっそく天体撮影がしたくなりましたw

中級編・上級編も楽しみですね!

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (9)

  • anzuさん

    2011/09/17

    これは記事と一緒に掲載して欲しいくらいの充実したレビューでCool!!

    そして月が私の撮影したものと雲泥の差が…!!腕を磨かなくてはっ…!
    α33/SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO /300mm(450mm) F5.6 1/200 ISO100)
    α33/SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO /300mm(450mm) F5.6 1/200 ISO100)
  • LUMINESさん

    2011/09/17

    anzuさん、コメントありがとうございます。

    ワクワクしながら書いてたら長くなっちゃいましたw
    COOLありがとうございます(・∀・)

    いえいえ、anzuさんの撮影した月も上手ですよ!
  • つきさん

    2011/09/17

    > P.S.クロスフィルターも面白そう! 天体には向かないの?w

    フィルム時代は使っていました。
    今は画像処理ソフトがやってくれます。ステライメージとか、、、
    貴重な元画像は使い回せる方がいいという思想ですかね。

    ある種の反射望遠鏡(副鏡を棒や板で支持するタイプ)を使うと輝星にもれなく光条が出ます。
    嫌う人が多いですよ。
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