2011年から2012年への年越しは比較的天気に恵まれました。
ふと夜空を見上げると、冬の澄んだ空気がレンズになったかのような星空が広がり、引き込まれそうに感じます。
というわけで遅ればせながら昨年公開されていた「天体写真事始め」の中級編のレビューです。

まず、比較明合成写真です。
といきなり私には分かりません。JPEGとRAWについてはそれなりに理解していますが、比較明合成という言葉は始めて耳にしました。
長時間露光して撮影するあれでしょうか？
内容を読んでもテクニックの説明で、ここだけを読んでしまうとイマイチイメージがつかめませんでした。単純に私の知識不足という点は否めませんが...

次に天体写真に特化したグラフィックスソフト（多機能なので単純に言葉にしにくい）についてです。
ここを読んで感じたことは、私のようなビギナーでも、天体写真をはじめるなら手にしておきたいソフトだということです。
RAW現像やHDR処理、ノイズリダクションをハイパフォーマンスCPUを用いて処理でき、天体写真処理に必要な機能を網羅しているようですので、期待が膨らみ、物欲に駆られます。

最後に追尾撮影。
正直ここまで手を出すつもりはありませんが、ここを読んだだけで実に興味深く、触手に触れます。
追尾することで、微細な光を集め、普段眼にすることができない天体の情報を映像化でき、展開望遠鏡でもないと見ることができない様子を切り取ることができるという点は自分でもやってみたくなります。

さすがに中級となると、簡単には手が出せない内容になりますが、この記事を読むだけで自分でもやってみたくなってしまいます。
掲載される写真も美しく、自分の手でこういった写真が撮れたら、コレクションしたくなることは間違いないと思います。