この「ステライメージ Ver.6」を一言で言うなら「天体写真に特化したグラフィックソフト」です。
-------------------------------------------------------------------
デジタルカメラなどで撮影した画像をパソコンで加工するグラフィックソフトには、プロ向けのものから家族で手軽に使えるものまで、さまざまなものが存在します。しかし、天体写真の画像処理となると、通常のソフトには決して越えられない限界があるのです。
デジタルカメラの RAW 画像には背景の夜空や淡い星雲から恒星像の明るいピークに至るまで幅広い階調が記録されていますが、いわゆるフルカラー(24ビット)の範囲で処理を行うソフトでは、このような豊富な階調全体を扱うことができず、画質が劣化してしまいます。天体の微妙な濃淡を強調して人間の目に美しく映るようにするには、階調飛びを起こさないような画像処理のテクノロジーが必要です。また、天体像を美しく表現する専用フィルタや、ユーザの試行錯誤を補助するシステムがなければ、作業効率は大きく落ちるでしょう。
「ステライメージ」は、天体写真に特化したグラフィックソフトです。画像を美しい作品に仕上げるその威力を、ぜひ実感してください。
(以上、AstroArts ホームページ 天体画像処理ソフトウェア「ステライメージ Ver.6」より抜粋)
-------------------------------------------------------------------
ということで「天体写真」という特殊な画像素材についてイメージを損なうことなく編集・加工できるようにと特化した編集機能を備えたグラフィックソフトとなります。
まずはソフトウェアのインストールから行なっていきます。
無事セットアップも終了し、起動が出来ました。
-------------------------------------------------------------------
マルチコアCPU・64bit OSに対応した「ステライメージ Ver.6.5」が2011年9月30日にリリースされています。今回、同梱品に「6.5アップデータ」のDVD-ROMがありましたのでそちらのインストールも行います。
(アップデータDVDの内容はAstroArtsホームページにて公開されているデータと同じものです。)
DVD内のセットアッププログラムを実行します。VisualC++のランタイムがインストールされいない場合はインストールが実施されます。32ビット版か64ビット版かの選択が出てきます。
これでアップデートは完了です。なお、「ステライメージ Ver.6」購入者用のアップデートのため、予めインストールしてあるか、Ver.6のメディア及びシリアルナンバーが必要になります。
インストールチェックの画面が表示され、DVDメディアの要求がされるほか、途中でシリアルナンバーを求める画面が表示されます。
(Ver.6がインストールされている場合はシリアルナンバー確認画面が表示されます。)
-------------------------------------------------------------------
これで作業は終わり、ソフトが使えるようになりました。次は実際に使用してみて・・・、といきたいところですが、元となる画像データが無いのでここまでです。
画像データが用意できたら更新する予定です。
----------------------------------------------------------------------
【2011/11/05 追記】
ということで画像データを撮影してみたのでレビューを行いたいと思います。
テーマは【何もわかっていない人が「これでできんじゃね?」と考えてやったらどうなるか?】です。
はっきり言って自分は天体写真撮影なんてやったことはありません。
というか、最近のデジカメなら何とか写るんじゃないの?っていう感覚でしかありません。
なのでド素人が適当にやるとこんなふうにしかできませんよ、的なレビューになるかと思いますので、そのへんはご了承下さい。
---------------------------------------------------------------------
撮影場所は自宅マンション4階のベランダ、デジタル一眼レフで手持ちで撮影しました。
撮影機材は
になります。
三脚を使っていないのは、撮影時点で準備が出来なかったためです。
目視ではオリオン座が見えていたのでそちらに向けていましたがファインダー越しでは全く確認できません。
なのでおそらくこのあたりだろうと思われる場所に向けてシャッターを切りました。
---------------------------------------------------------------------
早速画像処理を開始します・・・、がここで問題が。
取扱可能となっているPENTAXデジカメ用RAWファイル(*.PEF)が開けません。仕方が無いのでJPEGファイルを利用して行います。
RAWデータの場合は前処理が必要となっていますが、マニュアルを確認するとJPEG/TIFFファイルはそのまま開けば良いとのことなので、そのまま開きます。
開いた後、最初に行うの作業として、ノイズやむらを取り除く「同じ条件で撮像した複数枚の画像を合成」する「コンポジット」や「光学系による周辺減光/かぶり補正」を行うようにと案内されているのですが、複数枚の画像がないことなどから作業は飛ばしました。
次にヒストグラムの調整を行う「レベル調整」を行います。
「メニューバー」の「階調」-「レベル調整」を選択し「レベル調整」ダイアログボックスを表示します。
レベル調整画面、あるいは「階調」メニューから「自動レベル調整」も可能ですが、行なってみるとかなり明るめに調整されるので手動で調整します。
これで一度保存しておきます。これでもそれなりに見られる画像に仕上がります。
ちょっと背景がざらついているように見えるので、背景のざらつきを抑えるために「トーンカーブ」を行います。
「メニューバー」の「階調」-「トーンカーブ調整」を選択し「トーンカーブ調整」ダイアログボックスを表示します。
黒やグレー部分を暗くしたい場合は画面左側部分を下げるようにすると効果が出るようになります。
調整が完了したので保存します。
----------------------------------------------------------------------
今回はステライメージの機能のほんの一部分をサラリと使ってのレビューとなりました。
ただ、今回はレビューの体をなしていないと言われても仕方ない状態です。
ただ単に夜空を撮影し、そのデータをちょこちょこっといじればいいわけではありません。
マニュアルにもある程度記載されているのですが、撮影したデータをステライメージできちんと加工できるようにするための下準備がかなり必要とされています。
にもかかわらず、そのほとんどができておらず、あまり役に立つレビューとはなりませんでした。
ただ、ここまでテキトーにやってもなんとかなる・・・、ってことでご勘弁ください。
ひろっぴさん
2011/11/05
他の方々のレビューとは比べものにならないほどの極めて雑でテキトーなレビューで申し訳ないです・・・。
らんまるさん
2011/11/07
このソフトのレビューしんどかったですよね~、かなり…。
ひろっぴさん
2011/11/07
確かにw
今やっている仕事、夜勤だったので余計にww
休みになると曇りとか微妙な天気で困りましたwww