レビューメディア「ジグソー」

一番遠くて一番身近な被写体がこんなにも近くにあったとは…

そういえば、小学生の頃は学校の図書室の天体図鑑や宇宙関連の図鑑や本をよく眺めていたことを思い出しました。

そうか、α33も購入したことだし、こういった撮影もできるのかー…


早速ベランダから撮影テスト…

α33/SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ※画像をクリックして拡大表示推奨。
300mm(35mm換算450mm) 212秒 ISO1600
300mm(35mm換算450mm) 212秒 ISO1600

α33/SIGMA 50mm(35㎜換算75㎜) F1.7
1秒 ISO1600
1秒 ISO1600
4秒 ISO1600
4秒 ISO1600
10秒 ISO100
10秒 ISO100
20秒 ISO100
20秒 ISO100
※画像をクリックして拡大表示推奨。

ん~、あいにくの曇り空で、雲の切れ間を見つけてはトライ!という状況だったのですが…これは経験と勘がものをいう世界ですね…。まともに撮れちゃくれません…。それでも肉眼では各写真の一番明るい星が1つ見えるか見えないか程度だったんですが、肉眼では全く見えなかった星たちが、これほどまでに写ってくれるものとは…。こりゃ綺麗にのてるようになったらはまってしまう気持ちがよくわかります…。

キットレンズでも~とありましたが、F3.5程度のキットレンズだと少々厳しい気がしました。できるだけ明るい単焦点のレンズが欲しいところですねー。MFでも構わないので、中古ならばF1.4やF1.8くらいの単焦点マニュアルフォーカスのレンズが意外と安く転がってそうな気もします。


しかし長時間開放すれば星は流れてしまい点として撮影できないことを考えると、PENTAXのASTRORACER搭載のGPSユニットと組み合わせたPENTAXの一眼レフが欲しくなってしまいますね…やばいやばい…
■アストロレーサー
http://www.pentax.jp/japan/products/o-gps1/astrotracer.html
■アストロレーサー搭載GPS O-GPS1
http://www.pentax.jp/japan/products/o-gps1/

また、現像に関しても「専用ソフトなんて必要なの?汎用のRAW現像ソフトでもいいじゃん…」と思っていましたが、実際にRAW現像してみるとSILKYPIXですらかなりキツイ…。こりゃ天体専用アルゴリズムを持ったRAW現像ソフトは確かに必要です…。一般の写真現像アルゴリズムではかなり厳しい…。



「おまけ」
そういえば先日撮った十六夜のお月様はこんな感じでした…
α33/SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO /300mm(450mm) F5.6 1/200 ISO100)
α33/SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO /300mm(450mm) F5.6 1/200 ISO100)
で、なんとなくこんな感じに仕上げました(笑)
十六夜ちゃん
十六夜ちゃん





2011/9/19の日記から…


昨日(2011/9/18)の夜を逃すと1週間以上チャンスが無さそうだったので、思い切って近所の標高200m弱の八幡山公園へ天体撮影と、先日購入したtokinaの400mmレンズの試し撮りをしに行ってみました。


機材をてんこ盛りにしていったのでバッグは20kg近くあったんじゃないでしょうか…自転車で行ったので上り坂で死にかけて休憩をはさみつつ上りました(笑)

さて、昼間は400mmの試し撮りです…

F5.6 1/320 ISO1600
F5.6 1/320 ISO1600

F5.6 1/500 ISO 1000
F5.6 1/500 ISO 1000

9450円とは思えない写りで大満足!


続いてMINOLTA AF 50mm F1.8も公園をうろうろしつつ…
F2.5 1/200 ISO100
F2.5 1/200 ISO100

F1.7 1/320 ISO100
F1.7 1/320 ISO100

F9 1/100 ISO100
F9 1/100 ISO100


夜になったので天体撮影開始~
レンズは初級講座にあったようにα33と、ついてきたキットレンズDT 18-55mm F3.5-5.6 SAMを使用。

こんな感じでセッティング。下にあるのはα33本体内蔵の8倍ほどの容量を持つ外付けバッテリー
こんな感じでセッティング。下にあるのはα33本体内蔵の8倍ほどの容量を持つ外付けバッテリー

今回快心の1枚はこれですかねー?たまたま流れ星が写り込んでくれました!
F8 30秒 ISO400
F8 30秒 ISO400

他にも…
F3.5 6秒 ISO1600
F3.5 6秒 ISO1600

F3.5 6秒 ISO1600
F3.5 6秒 ISO1600

F3.5 15秒 ISO400
F3.5 15秒 ISO400

F3.5 15秒 ISO400
F3.5 15秒 ISO400

F3.5 15秒 ISO400
F3.5 15秒 ISO400

などなど…。

そして400mmレンズでお月様も…
F8 1/100 ISO1600
F8 1/100 ISO1600

月の輪郭が若干赤くでてしまうのはデジタル用のレンズではないので仕方のないところか…


90分の長時間露光なんてのもしてみたんですが…
F22 90分 ISO100
F22 90分 ISO100

感度…明るさが足りず、星そのものが移動前に上手く写りこんでくれなかったのでうっすらとした円が見えるか見えないか…くらいになってしまいました。長時間露光は難しいですね…。


と、午後7時頃~10時頃まで撮影していたのですが、月が出てきて月明りで空が照らされ始めてしまったのでこの辺で撤収~!



今回、天体撮影をして感じた事としては

●1台だと長時間露光中に凄い暇。2台以上持って行った方がよさそう。(今回はα33を2台とC-8080WZの3台を持っていきました)
●PCやiPad、スマートフォンなどがあると露光中に情報を探せたりして便利
●山の中は半そでハーフパンツで行くと蚊に刺されまくりでヤバイのでできれば長袖長ズボン+虫よけスプレーか蚊取り線香が欲しい…

と、こんなところでしょうか…とくに虫刺されは、汗だくになって自転車で坂を上った後は格好の標的とされてしまいました…。


とはいえ、そんなこんなで大満足の1日でした!


今週は台風絡みで天気は悪くなるみたいなのでちょっと難しいかも…?う~ん残念~



2011/9/19の日記から…

ということで、いてもたってもいられなくなったので日の出の時間まであとわずかでしたが、デイバッグにカメラを放り込み、近所のちょっと暗めでの広めの駐車場で撮影してきました。

前回は近所の山で撮影したのですが、その時よりも、もう全然星の数が違います…。気温が低かったり、台風の後で空気がきれいだったり、月が下弦の月を超え、あと数日で新月となるからなのでしょうか。

とにかくやたら綺麗だったので、短時間でしたがパシャパシャと撮影してみました。

※画像はリサイズされて星が全然映り込んでいないのでクリック推奨。

まずは3時半頃に、ハッと星空に気付いた2枚…。
オリオン座 (AF50mm F1.7 1秒 ISO1600)
オリオン座 (AF50mm F1.7 1秒 ISO1600)

流れ星がっ!(18-55SAM F3.5 10秒 ISO1600)
流れ星がっ!(18-55SAM F3.5 10秒 ISO1600)

真上を眺めて…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
真上を眺めて…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

月(左)とオリオン座(右)…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
月(左)とオリオン座(右)…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

建物とともに(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
建物とともに(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

木の下から(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
木の下から(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

安楽亭!(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
安楽亭!(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

電線の隙間からのオリオン座(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
電線の隙間からのオリオン座(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

すぐに朝焼けが…(AF50mm F1.7 1/50秒 ISO400)
すぐに朝焼けが…(AF50mm F1.7 1/50秒 ISO400)

東の空はすでに明るく…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)
東の空はすでに明るく…(18-55SAM F3.5 5秒 ISO1600)

最後にお月様をパチリ(AT-X 400mm F8 1/200秒 ISO400)
最後にお月様をパチリ(AT-X 400mm F8 1/200秒 ISO400)

じっと見ていたらなんだかこんな感じに…なんだか乗れそうかも?
じっと見ていたらなんだかこんな感じに…なんだか乗れそうかも?

こんな感じで撮影していました。980円の三脚でもなんとかなるものですね(笑) (AF50mm F1.7 1/2秒 ISO1600)
こんな感じで撮影していました。980円の三脚でもなんとかなるものですね(笑) (AF50mm F1.7 1/2秒 ISO1600)




ん~、しかしながら、空のコンディションが絶好調(?)だとこうも出来上がる画に違いが出るのか~…!台風前の前回とは違いすぎっ!

山を登れば天の川なんかも撮影できちゃったりしたのかなー?などとも思ったり…。

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (13)

  • LUMINESさん

    2011/09/17

    anzuさん

    アストロトレーサーなんていうレンズがあるんですね!
    天体撮影にめちゃめちゃ便利そう!w

    十六夜ちゃんの画像ナイスですb
  • anzuさん

    2011/09/17

    レンズというかホットシューに取り付けるGPSユニット兼手振れ補正による天体追尾アシスト演算機という感じみたいですよー!開放時間を長く撮っても点像で星が取れる廉価なオプションアイテムとしては最高に便利層デスヨネ!

    十六夜ちゃんはなんとなくそう見えたので書き足してみました(笑)
  • LUMINESさん

    2011/09/17

    なるほど、レンズではなくホットシュー取り付け方の機械なのですねw

    キャノンもでるかなー? と思ったけどキャノンはセンサーシフト式手振れ補正ではなく、
    レンズシフト式手振れ補正なのできっと出ませんねw
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