レビューメディア「ジグソー」

Sandy最上位の高性能。なのに省電力、省スペース、静音♪

今回はクリエイターPC 「mouse computer LUV MACHINES Lm-i740K」のプレミアムレビューになります。
zigsow様、mouse computer様、COREL様、並びに関係者の皆様、
このような機会を与えて頂きありがとうございました。

レビューの目的は、
第2世代 インテルR Core i7 プロセッサー搭載のハイスペックマシンで、
写真編集ソフト「COREL Paint Shop Photo Pro X3」を使い、
編集作業の快適さや、PCの圧倒的な処理性能、魅力についてのレビューする事、です。

今回はもちものに、
・PC本体
・PaintShop Photo Pro X3のソフト
の二つが登録されています。
本項、PC本体の方では、まず「(PaintShopのソフト以外に対する)PCの圧倒的な処理性能、魅力」をレビューします。
「編集作業の快適さ、(ソフトに対する)PCの圧倒的な処理性能、魅力」については、
Paint Shop Photo Pro X3のソフトの方でレビューします。

【更新状況】
01. 外観確認編
02. セットアップ編
03. 基本性能評価編
04. IYH編 メモリ+SSD
05. 総評
06.追記 付属マウスとキーボード

【01.外観確認編】
送付されて来た箱。
PC本体だけあってさすがにデカい。
mouse箱
mouse箱

送付元は「zigsow(株)」様。
mouse箱の中
mouse箱の中

どうやらzigsow社でPC箱の中にソフトと手紙を追加したようです。
無造作に入ってました^^
包装は至って普通。
緩衝剤も段ボールのエコ梱包です。

まずは中身の確認。
中身一覧
中身一覧

Lm-i740K標準付属品
・PC本体
・電源ケーブル
・キーボード(PS2!)
・マウス(こっちはUSB)
・セットアップCD2枚
・セットアップガイド(ペラ一枚)
・取り扱い説明書

追加されていたもの
・Paint Shop Photo Pro X3 通常版
・Zigsow様からの手紙

不要な物が入っていないシンプルな内容物で好感度UP♪

さて、新しいPCが来てまずやる事といえば・・・
開腹手術!
自分の目で確認したい性分なので^^;

まずは外観から。
外観 正面
外観 正面


前面パネルはピアノブラック。光沢感が良い、です。
一筋のシルバーがアクセント。
なかなかカッコいい。

外観 サイド
外観 サイド

HPをみて、エアフローがんばってそう!と思ったサイド。
まぁ、ちょっと予想と異なりましたが。

外観 背面
外観 背面

IOパネル
IOパネル

I/Oパネルの項目少ないです。
気をつけないといけない事はHDMI無い事。
DVIでも問題はありませんが、HDMIってもはや標準装備かと思ってました。
思い込みは「現金」、追加費用が発生しますよ!
(我が家も余っているDVIケーブル無かったらIYHしないといけませんでした^^;)

さて、お楽しみの開腹手術。
サイドパネルは普通にビス締め。
ツールレスでは無い物の、mouse computer様はパーツ屋じゃないし、こういう物でしょう。
手持ちのローレットスクリューに変更しておきます。

サイドカバー内側
サイドカバー内側

HPにも書かれていたイチオシ機能。
防塵フィルター
防塵フィルター

ダクト奥側に防塵用フィルターも装備されていて、
信頼性向上に一役買ってます。

内部 全体
内部 全体


さぁお楽しみの内部写真にたどり付きました!
グラボはCPU内蔵のものを使っており、後付けボードが無いシンプルな構成。
CPUファンはシール貼っていないけど、純正ではない?
まずは使用パーツから。
・マザーボード ECS製 H67H2-M4 (V1.0)
・メモリ SunMax製 8GB(4GBx2/DDR3/PC10600/SanMax SMD-4G68H1P-13HZ)
・HDD WD製 青キャビア 500GB
・DVDドライブ LG製 GH24NS70BL
・電源 Acbel製 PC7014 500W

マザボはECS製。
要所要所では固体電解コンデンサ使用しつつも、
一部アルミ電解コンデンサも併用。
CPU周りは松下製(安全弁の形とMマークで判断)なのでひとまず安心かな。
SATAは6.0Gb/s ×2、3.0Gb/s × 4の合わせて6。
RAIDも使えるようです。
USB3.0も標準対応(2口)。
機能は十分なようです。

メモリについて。
クリエイター募集の時には4GBとなっていたんですが、
ホームページを見ると、4GB×2のキャンペーン中。
案の定4GB×2でした♪

HDDはWDの青。
今更説明は不要ですね。
手堅くまとめてます。

LG製DVDドライブ GH24NS70BL。
型番が分かったので一応。
まぁ、DVDだし特に詳細レビューしません・・・


さて、ここでふと気付いた事が。
前にも・・・
前にも・・・

後ろにも・・・
後ろにも・・・

!!!!ファンが無い!!!!!
CPUファン以外の存在を確認できません!
前面も背面もファン無し!
静かそうです。
でもちょっと不安。
温度モニタリングしつつ、ファンの増設も考えてみます。

外観の感想まとめ。
良い所
・見た目は素直にかっこいい♪
 ピアノブラックはホコリに弱いものの、所有欲を満たしてくれます。
・加工精度問題無し。
・3.5inchベイもサイドから外せる仕様で便利。
・構成も手堅く、必要十分な機能。

気になる所
・エアフローが弱そう
  発熱するパーツを追加する際にはファン追加必要?


【02.セットアップ編】
セットアップガイドに基づいて接続します。
といっても電源/マウス/キーボード/LANケーブル/DVI端子を繋ぐくらい。
刺さる所なんて限られているので、今更解説不要でしょう。
USB3.0は色が違うので、気をつけるとしたらそこぐらいですかね。
一通り繋いで電源ON!
ちなみにモニタはこれ。




セットアップ画面。
setup01.jpg
setup01.jpg

国、IMEの選択をして、
setup02.jpg
setup02.jpg

ユーザー名、コンピューター名を入れて、
setup03.jpg
setup03.jpg

パスワード決めて、
setup04.jpg
setup04.jpg

ライセンス条項に同意して、
setup06.jpg
setup06.jpg

セキュリティの設定をすると・・・
しばらくお待ち下さい・・・
しばらくお待ち下さい・・・

無事起動♪
初期画面
初期画面


ここで一点、結構重要な注意事項あります。
初期のデスクトップ上に
「サプリメントディスクバックアップ」
というショートカットアイコンがあります。
サプリメントディスクバックアップのアイコン
サプリメントディスクバックアップのアイコン

取り扱い説明書によると、ドライバやソフトのバックアップのようで、
このバックアップを取っていないと、工場出荷状態へ戻す事が出来ないようです。
バックアップ前にOSの再インストールしてしまった場合は、
サポセンからメディアを配送してもらわないといけないようです。
・・・怖っ!
今回はレビュー製品だったので取説読んだけど、普段はまず読まないよ・・・

セットアップの感想まとめ。
良い所
・立ち上げは特に苦労せず
 画面に従えば問題無し

気になる所
・サプリメントディスクは付けて下さい。
 取説読まない人間はいます・・・きっといっぱいいます・・・

【03.基本性能評価編】
PCの性能チェック。
8スレッドある!
8スレッドある!

タスクマネージャを覗くと、ちゃんと8スレッド見えます♪
次にエクスペリエンスインデックスを取ってみる。
エクスペリエンスインデックス
エクスペリエンスインデックス

さすがはi7-2600K。CPU7.6は見事ですね。
インテルHDグラフィックス 3000もそれなりに健闘。
3D使わない用途なら十分そうです。

消費電力の計測。
定番の


で測定。
 アイドル時:40W
 高負荷時:140W
  ※高負荷時は「Prime95」起動して3分後に測定
アイドル時の消費電力低いですね!!!
低消費電力をうたうCPUでもないんですが、これほどとは。
なんというワットパフォーマンス。

各種ベンチの結果も記載します。
現時点で比較はしていないものの、
今後いろいろな人のベンチが上がってくるでしょうから、参考までに。

CINEBENCH (RELEASE 11.5)
OPenGL 13.43fps
CPU 6.82fps
CINEBENCH
CINEBENCH


PCMark7
2917 PCMarks
PCMark7
PCMark7


FF14ベンチ
SCORE = 859
FF14ベンチ
FF14ベンチ


スーパーπ
3355万桁 9分35秒
Super π
Super π


CPUとグラボの結果が如実に出ますね。
インテルHD3000じゃやはり3Dゲームはきつそうです。
FF14ベンチの結果なんかはかなり寂しい結果に^^;
ただ、グラボを付けると消費電力あがるので・・・
バランス重視派、3Dゲームしない人には現状でOKでしょう。

基本性能評価編のまとめ。
良い所
・低消費電力!
・高スペックCPU!

気になる所
・3Dゲームにはやはりグラボは必要


【04.IYH編】
第一弾はSSD+RAMDISK



定番ですが、快適です♪
M4 起動ディスクベンチ
M4 起動ディスクベンチ


更にメモリ追加しました。


PC3-10600 16GB(4GB×4)
メモリ16GB♪
メモリ16GB♪



【05.総評】
性能に対する
・コスト
・サイズ
・消費電力
が優れています。
バランス重視型。

小さなPCが欲しい人、コストパフォーマンス重視な人に良さそうです。
3Dさえ望まなければ、完成されたシステムです。
付け加えるなら後からパーツ追加したりを考えない人。

驚いた事は、なんといっても消費電力の低さ!!!
CPUは現時点のSandy最上位なので、それなりに高いのかな〜と思っていた所で、
40W(アイドル時)とは良い意味で予想を裏切られました♪
売値6万9,930円でこの高スペック/低消費電力マシンが買えてしまうとは、
驚きを隠せません。
多くの人に勧められるモデルです。

ファンがCPUファンだけの事もあり、
静音性も高いです。
対スペックを考えると、静音重視の設計思想。
そのため、あえて気になる点をあげるとすると、拡張時のエアフロー。
いじる予定の人はちょっと対策を考える必要ありそうです。

【06.追記】
付属のマウスとキーボードについて。
レビューではあえて触れませんでしたが、かれこれ数週間使った中で非常に高感触。
・・・侮っていました!
ここはレビューしないといけない!
ということで、追記編行きます。

キーボード。
キーボード
キーボード

何気に押しやすいキーボード。
一般的なキーボードなんですが、
キーが凸の形になっており、
キートップが一回り小さいです。
このことでアイソレーションキーボードのようなタイプ感になり、
タイプミスしにくいキーボードになっています!
カーソルキーの配置だけがちょっと不満ですが、
まぁそんなに使わないから良しとしましょう。

そして、価値観を変えたマウス!
付属マウス
付属マウス

付属マウス 横
付属マウス 横

付属マウス 後
付属マウス 後

バックスタイルに静かな主張のマウスコンピュータのマーク。
標準的なワイヤード3ボタン光学マウス。
サイドはくぼんでおりラバーで滑り止め加工されております。

今まで、ずっとワイヤレスマウス派だったので、
今回も、後でマウス調達するまで一時的に使おうと思っていました。
ところが、・・・これが何とも使いやすい!
形状的なものも非常に好みだったんですが、何故こんなにも使いやすいのか?
考察しているうちに結論がでました。

すなわち「重さ」です。
ためしに重量測ってみました。
付属マウス重量
付属マウス重量

59g。
これだけだとわからないので、
重量比較をしてみます。

重量比較
重量比較

家にある小型のワイヤレスマウスですら121g。
つまり重量半分という事です。
この2台のマウスは共に単三2本で動きます。
その重量は52g。
付属マウス+電池=ワイヤレスマウス
なるほど、電池が無いと重量が半分になるのか、
と納得してしまいました。

比較対象のマウス


こちらも決して操作性が悪い訳ではなく、
むしろ使いやすいと思っていましたが、
並べて比較すると、「重さ」のファクターはかなり操作性に聞くことが分かりました。

わずらわしいコードが無い分、ワイヤレスマウスがいい!と、
思っていたんですが、考えを改める良い機会になりました。

コメント (22)

  • JUN8731さん

    2011/08/15

    さすがCorei-7ですね!
    エクスペリエンスインデックスのスコア 7.6はスゴイ!

    写真の編集のレビューも楽しみにしています!

    ただファンがCPUファン以外に無いところは少し不安ですね・・・
    まだまだ暑いので発熱にご注意を。
  • リーダーさん

    2011/08/15

    後付けしないという前提さえ守れれば
    コストパフォーマンスも低消費電力も良いですね(^^
    「サプリメントディスクバックアップ」の罠は強くメーカーさんに要望を
    出したいところですね。
    元サポセンでの経験として、この手の「最初に作っておくもの」ってのは
    かなりの確率でお作りいただけていないので・・・(苦笑)
  • atsuo@tokyoさん

    2011/08/15

    mouse computerはメインで使用している PCなので、添付品その他はなんだか親しみがあります(^^

    総評であったように、mouse computerの PCってあまりいじらない人向けってことで、サプリメントディスクを付けていないのかなと思っていました。

    使わないにせよ、入っていた方が安心ですが。
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