前回で映像編集の面白さの入り口が紹介されたわけだが、今回は締めくくりということもあり、ミュージックPV作成を通し、動画の完成までが説明されている。
いきなり、内容が飛んでいるような気がするが、初めての人には戸惑いがあるのではないだろうか?
とりあえず、見よう見まねで最初は作ってみて、後からこんな機能があるのか!と自分の動画に追加していく形が上達が早いと思う。
私はそういう感じで学んできた。
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では、今回の内容だが、前述の通り、ミュージックPVを作成するということで、素材の収集、タイムライン編集、音声編集、動画出力と一通りの内容になっている。
私も昔、試しに作ったことがあるため、その時のことを少し参考に書かせて頂こう。
試しに自分も作ってみようと思う人は、公開しない場合、好きなアーティストの好きな曲を準備すると良いだろう。理由は単純にヤル気が乗ってくるからだ。
曲が準備できたら映像素材を集めることになるが、自分の撮りた動画・静止画から使えそうなものをかき集める。足りそうになければどこかから画像や写真を集めてきても良い。
ホームページ素材集のページから集めることもできるし、自分で書いても良いだろう。
素材が準備できたら、よく曲を聴く。
曲のここでこういう映像効果をいれ、この素材を使い、次は...と映像の仮組み立てを行う。
いきなり全体ではなく「1サビまで」等で区切って進めても良い。
なかなか上手く構想ができなければ、逆の方法もある。
効果は考えず、素材を先に並べてしまうのだ。そして、曲の区切りに合わせて素材の位置を調整していくことになる。
これだと単調な映像になりがちだが、PVの場合、音楽がしっかりしているため意外と映像が単調でも面白く見えてしまう。この点から、音楽は重要だと思う。
私もこういった形で数本PVを作ってみた。
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上級編後半では、作成した動画を投稿サイトにアップロードすることを説明している。
ここまで動画編集が普及したのは、パソコンのスペックが向上したのに加え、こういった動画投稿サイトが拡充されてきたことにあると思う。
私は残念ながら投稿サイトにはアップロードしたことはないが、DVD化して誰かに見せることでその反応が次への反省やヤル気につながり、自身の向上につながることを感じている。
Video Studioはツールの中から動画の出力は当然ながら、アップロードまでもサポートしている。
公開可能な素材を使用して作ったPVなら試しにアップロードしてみてはどうだろうか?
誰かが見てコメントをもらえるかもしれない。
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トータル的に見ると、締め括り的な内容になっており、とりあえずの完了といったところだろうか。
ここまで、初級・中級・上級と見てきたが、内容としては、動画編集を始めようと思っている人が予習するのには適している内容だと思う。
ただ、内容的にも全く不十分で、可能であれば他にどこかで学ぶ機会があったほうが良いだろう。
ある程度知識がある人にとっては、学ぶという程の内容ではなく読み物程度にしかならない。
正直、製品ページの説明程度の内容としか取れないだろう。
今回の内容は置いて、実際動画編集は私にとってとても楽しい趣味である。
作成すれば誰かに見せたくなるし、反応がよければもっと工夫したくなる。
これだけ編集がお手軽になったのだから、作る側・見る側共により多くの人に楽しんで頂ければと思う。
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