レビューメディア「ジグソー」

収差補正とHDR合成が秀逸

■色収差補正
レンズを使用している以上、どうしても色収差という、色のにじみが出てしまいます。
それを補正することで、本来の鮮明な画像に近づけることができる機能です。

講座内で触れられていませんが、高性能なレンズを装着できる一眼レフや、ハイエンドコンデジでは起こり難いです。
また一眼レフでも、高級なレンズほど起こり難いです。

サンプル画像では画像中心まで収差が出ていますが、これはコンデジや携帯カメラだからですね。
また、収差だけではなくダイナミックレンジに由来するノイズも収差としてまとめて説明しているようなので、注意が必要です。

■HDR合成
露出アンダー(暗い)の画像と、露出オーバー(明るすぎ)の画像で、正常な明るさの部分を利用して、1枚の写真に仕上げる合成テクニックです。

比較的新しい技術で、まだまだ非常に不自然になってしまうソフトが大半です。
このソフトのHDR合成は、かなり完成度が高く、自然な仕上がりになります。

一部の高級なカメラでは、自動でHDR撮影できるものもあります。

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • はにゃさん

    2011/07/23

    収差補正で使用されている画像は NIKON D3 (レンズは不明)で撮影されたものですが、
    樹氷という色収差がばれやすい素材を選んで、高解像度になると問題になるということをいいたいんだと思います。

    もう一つ、我々がみている画像が jpgでかつ色管理が怪しいブラウザと色管理が怪しいモニタですから、先方の意図が十分理解できてない可能性があります。(XPは色管理がダメなので論外)
    説明する側も難しいですね。
  • いぐなっちさん

    2011/07/23

    はにゃさん

    なんと!D3で撮影した写真でしたか。
    となると、使用レンズも気になりますね。

    >樹氷という色収差がばれやすい素材を選んで、高解像度になると問題になるということをいいたいんだと思います。

    写真はおくが深いですね。
    樹氷はたしかにデジタルには厳しい条件ですが、D3を持ってしてもここまで収差が出るんですね。
    勉強になります。


    >もう一つ、我々がみている画像が jpgでかつ色管理が怪しいブラウザと色管理が怪しいモニタですから、先方の意図が十分理解できてない可能性があります。(XPは色管理がダメなので論外)
    説明する側も難しいですね。

    PaintShop Pro X3体験版で開いたところ、色の再現性が全く別物で、すごく綺麗でした。
    グラフィックカードやそのドライバを変えただけでも色味が変わりますし、難しいですね。

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