今回は誰でもクリエイター画像編集ソフト 「COREL Paint Shop Photo Pro X3」のプレミアムレビューになります。
zigsow様、mouse computer様、COREL様、並びに関係者の皆様、
このような機会を与えて頂きありがとうございました。
レビューの目的は、
第2世代 インテルR Core i7 プロセッサー搭載のハイスペックマシンで、
写真編集ソフト「COREL Paint Shop Photo Pro X3」を使い、
編集作業の快適さや、PCの圧倒的な処理性能、魅力についてのレビューする事、です。
今回はもちものに、
・PC本体
・PaintShop Photo Pro X3のソフト
の二つが登録されています。
本項、ソフトの方では、「編集作業の快適さ、(ソフトに対する)PCの圧倒的な処理性能、魅力」をレビューします。
「(PaintShopのソフト以外に対する)PCの圧倒的な処理性能、魅力」については、
PC本体
の方でレビューします。
【更新状況】
01. インストール編
02. モード説明編
03. 実践編 ・・・タイトル作成記事追加 08/27
04. 総評
【01.インストール編】
インストール方法、は説明するまでの無いと思うので割愛。
Paint Shop Photo Pro X3のソフトと別に、
Project Creatorというソフトがあります。
これは、画像を元にフォトブックやカレンダー、フォトムービーを作るソフトです。
【02.モード説明編】
PaintShop Photo Proは3種類のモードがあります。
・オーガナイザー
・エクスプレスラボ
・フルエディタ
それぞれのモード毎の説明をします。
『01.オーガナイザー編』
・・・写真専用のエクスプローラとでも言うべきもの。
この画面で、対象の画像を選択して、
「エクスプレスラボ」や「フルエディター」に画像を渡します。
+αの使い方として、ここから一枚の写真に適用した修正内容を、
他の画像にもまとめて適用する「マルチフォトエディット」機能が使えます。
使用例
①左のコレクションバーから目的の画像のフォルダーを選択
初めて使うフォルダーは別のフォルダーを参照ボタンで追加できる。
※コンピュータタブに切り替えると、PCの階層表示(通常のエクスプローラーと同様)になるが、
必要なフォルダーが決まっている場合はコレクションメニューに登録して使うと便利。
②フォルダーを選択すると、下側にサムネイルが表示されるので、目的の写真を選択する
※複数枚選択も可能。エクスプレスラボを使う場合は、こっちで。
③「エクスプレスラボ」か「フルエディター」を選択し、画像を渡す。
それぞれの特徴は、
エクスプレスラボ:
フォルダ内の写真に、よく使われる修正のみを手軽にするツール。
「トリミング」や「回転」、「明るさ」調整などの基本的な調整メニューがあるので、
まずはエクスプレスラボでまとめて調整、不足分を「フルエディター」で調整がゴールデンパターンか。
もちろん枚数が少なければ、最初から「フルエディター」で問題なし。
フルエディター:
文字通り、全調整項目が選択可能。
「ラーニングセンター」で初心者でも手軽に使える仕様になっている。
『02.エクスプレスラボ編』
画面構成は次の写真。
基本的な流れ
①オーガナイザーから渡した画像一覧が下に表示されるので、編集する一枚を選択
②各種補正アイコンから目的のものを選択
③選択した補正項目の詳細は右手に表示。スライダで微調整も可能。
このモードでは、基本補正を選択画像に対して、手軽に行えるようにしたモードです。
いちいちファイルを開かずにプレビュー画面を見ながら修整を加えていけるので、
非常に高速で、便利です。
明度補正やトーンバランスなど、画像を見ながらスライダーで直に調整できます。
優秀な所は、画像への変更を「別の画像として保存」がデフォルトである事。
適度に修正が終わって他の画像を選択すると、
こんな画面が出てくるので、そのまま保存すると、
「Corel 自動保持」というフォルダーが作られて、元の画像が保存されます。
間違って修正してしまっても安心ですね♪
『03.フルエディター編』
文字通りのフル機能を扱える画面。
表示されているメニューバーの項目などは、
他の画像編集ソフトと似たようなメニュー。
おかげで使いやすいです。
もっとも特徴的な機能は、「ラーニングセンター」です。
画面左側に表示されて、画像に対して行いたい事を、
説明を読みながら選択ができます。
この機能、初心者には使いやすいと思います。
実際に操作してみると、
①ラーニングセンターから調整を選択
②スマート修整を選択
③スマート修整ウィンドウでプレビューボタンをクリック
このような画面が開いて、プレビューで効果を目視しながら修整できます。
この場合、スマート修整なので、立ち上げるだけで、自動修整が入ります。
これだけでも良い結果が得られる事も多いです。
もちろん、中級~上級者は上のメニューバーから起動してもOK。
調整項目は「調整」メニューにまとまっています。
その中でも自動調整項目に関しては「写真修整」メニューにまとまっています。
ある程度なれてくると、ラーニングセンターを非表示にして、画面を広げつつ、
各種メニューから選択するようになると思います。
『モード編まとめ』
フルエディタだけでも十分な機能だが、
オーガナイザーで写真の選択しやすさ、
エクスプレスラボで基本補正を手軽にできるようにしており、
ただの写真編集ソフトにおわらない作り。
特にエクスプレスラボが優秀。
プレビュー画面でどんどん処理ができるので、作業が楽です。
惜しむらくは、画像サイズ変更の項目がない事。
zigsow登録用の画像を作成するのは「フルエディター」での画像サイズ変更が必要です。
何気に、元画像の自動保存が便利♪
ビギナーからエキスパートまで、間口が広く、
多くのユーザーが使えるよう旨く作られています。
【03.実践編】
誰でもクリエイター、という事で、
お手軽にできる自動修整モードをメインに試しました。
作例①
スマート修整
自動ノイズ除去
カラーバランス
を掛けたもの。
自動調整だけで、
蛍光灯による青カブリが軽減され、
ノイズもなくなって見やすい画像に。
この修整、適用範囲が広く、
意外と何でもこの修整だけでいけそうです。
おまけ。
海洋堂のおまけ、「不思議の国のアリス」。
1865年の執筆当時の写真技術アルビューメンプリントの効果を加えてみました。
まぁそれなりに見えるかな?
次に、このレビューのタイトル、作ってみました。
素材として、クリエイターPC Lm-i740KのCPUを選択。
ケースがシンプルで黒基調のシンプルなデザインなので、
クールなイメージにする事にしました。
画像をグレースケール化>白黒2値に変換。
レイヤー化して白の部分を透明化しました。
下のレイヤーに黒~白のグラデを設置。
あわせるとこんな感じ。
ここに文字を載せれば、形になります。
形が決まったので、今度は色付け。
(さすがにモノクロ二値は寂しい^^;)
すべてのレイヤーを結合して、
調整>明度とコントラスト>ヒストグラムの調整を選択、
スライダを適当にいじって色の具合を決めます。
最終的に、Coolなイメージの青系という事で、
タイトルが完成!
かなり昔にPhotoshopを使っていた経験があり、
うろ覚えでこんな機能あるかな~と思った事は一通りできました。
この価格でこれだけできれば、いろいろ遊べそうです♪
【04.総評】
画像編集ソフトとしてけして高くない価格帯の製品ながら、
ビギナーからエキスパートまで、幅広く使えるソフト。
との組み合わせで処理も非常に快適で、
フィルタや編集項目もすぐに反映され、
一昔前の結果反映まで待たされる感じもありません。
画像編集ソフトとしては定番はPhotoshopかもしれませんが、
個人で手を出すにはやはり厳しい価格帯。
それに比べて、PC、ソフトあわせても約8万円で買えるこの組み合わせ。
PC本体¥69,930
ソフト ¥10,362(公式ストア ’11/08/19現在)
これからデジカメを本格的にやろう!と思う人にはお勧めの組み合わせです!
※データバックアップ用に外付けHDDは忘れずに用意しましょうね♪
退会したユーザーさん
2011/08/19
これ、レタッチ画面がとても解り易いですね!
「こうしたら、こうなるよ」というのが目視出来るのがイイ!
自動修正モード便利ですね。
zigsowにアップする写真にとても使えそう。
メモリは、かなり占有するんでしょうね~
しかしメモリ今とても安いから、積めるだけ積むがヨシ!ですね。
aoidiskさん
2011/08/19
楽しいですよね。レビューご苦労様です。
Manyaさん
2011/08/19
コメントありがとうございます。
自動修整が精度良くて便利です。
あまりこだわらない(こだわる腕が無いので^^)ならば、
これだけで十分かも。
メモリ、とりあえず8GBなんですが、もっと必要なんですかねぇ。
Manyaさん
2011/08/19
コメントありがとうございます。
ちょっとした修整でも、写真の印象だいぶ変わるので面白かったです。
これからもう少し使い込んで行きたいと思います。
kenさん
2011/08/21
私もレビュー作成しなければいけないのに、
誘惑に負けて見てしまいました。
構想していたレビューと1部かぶるので、
どうレビューするか、余計悩みが増えてしまいました。
Manyaさん
2011/08/21
コメントありがとうございます。
ソフトのレビュー悩みますよね・・・
kenさんのレビューも楽しみにしてますので、
頑張って下さい!
kazさん
2011/09/03
自動修整モード、私は触れなかったので、参考になりました。
ほんと、価格の割に機能豊富ですよねー。
素材のCPUがかぶっていたのには笑いました。(^^)
ケースかCPUで迷ってたんですが。
Manyaさん
2011/09/03
コメントありがとうございます。
>自動修整モード、私は触れなかったので、参考になりました。
kazさんのようにRAWはぜんぜん使った事が無くレビューできそうも無かったので。
ただ、そんな自分でも、写真の修整が楽しくできました♪
良いソフトですね~。
CPUと素材はかぶっても切り口が違うので面白いですね。