今回は上級編であり、前回の中級編ですでに力不足を露呈した私としては、先が思いやられる状態での受講開始である。
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最初に「色収差」の調整。
ここでいきなりつまずいた。色収差の理屈は分かっているが、実際写真にはどう影響しているか理解していなかった。
サンプルを見ても、最初はなんのことか分からなかった。なぜ分からなかったか、そう、自分に先入観があるからである。
確かにサンプルの下部の濃い色と薄い色の境目にはピンク色の線が入っている。私は写真とはこういう風に移るものだと思い込んでいるため、この存在が見えなくなっていたのだ。
現実に存在しないが写真に発生してしまうこの色収差を除去するテクニックが最初に紹介されている。
是非マスターしたいところだ。
次に「色相・彩度・明度」の調整。
これは意外と私も使っている、ただし、イラスト等の色変換に関してだ。
私が写真に対してこれを使うと、どうもウソクサイ画になってしまうため使わないのだが、やはりこれは職人の勘と経験の差なのだろう。
サンプルは確かに魅せる画になっている。
最後に「HDR結合」。
これは説明しにくいのだが、同じ写真を設定を変えて複数枚撮り、ソフトウェアで合成する手法だ。
つまり、極端な言い方をすれば良いとこ取り(実際は違うが)の写真を作り上げるのだ。
実はこの機能、先日購入したコンデジにデジカメレベルで搭載されている。
通常逆行状態で撮ると黒つぶれや白飛びするがそういったことがなく、影の部分・空の部分の両方が綺麗に認識できる、ある意味ありえない画を作り出してくる。
ただし、後日コンデジのレビューにも書かせて頂くが、このコンデジでHDRを使うとディテールが落ちる傾向にある。
本記事にあるように完全にソフトウェアで処理するのとは違い、コンデジの場合、半分ハードウェア的に処理してしまうため、ディテール低下につながっていると思われる。
HDRのすばらしさ(恐ろしさ)は経験しているため、是非この技術は身につけておきたいものだ。
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これにて、プロの実践テクニック写真編集編の終了だが、正直私のスキルというか経験が不足していることが否めない。
今回の写真編集編はトータル的に見ると、写真編集に関してある程度知識がある人向けに感じた。
動画編集編よりもレベルが高く感じたのは、私が動画編集の知識があるためだろうか?
ただ、今回力不足・経験不足で十分な理解ができなかったものの、これからチャレンジしてみたいという気持ちが高まった。
RAWデータ以外については、コンデジのデータでも試すことができるし、コンデジで一段上の魅せる写真ができたら嬉しいので、是非チャレンジしていきたいと思う。
いずれは一眼を使って写真を趣味にしたいと熱望する。
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