中国本土から直接個人輸入した、cybercatの現在のメインDAP=Shanling M3X Limited Edition。

これには販売店サービスで、128GBのmicroSDカードが付属していた。

ただ、M3XLEにはmicroSDカードスロットが1スロットしかないため、大容量なものにしたくて、結局最初っから512GBのmicroSDXCカード

を奢ったので、その特典のmicroSDカードは使っていなかった。

それを今回、別用途で一時的にmicroSDカードを使う必要があったので出してきた。

この特典microSDカード、実はモノとしては良いモノだった。

铠侠、つまりKIOXIAのmicroSDXCカード、EXCERIAブランド、LMEX1Lシリーズの128GB版、KIOXIA LMEX1L128GC4。

フルサイズSDカードアダプターやケース付きのパッケージもあるが、本品はカード本体のみ。

海外パッケージ版でLMEX1L128GG4となっているものと中身は同じだと思う。

Amazonでも並行輸入品としてLMEX1L128GC4は手に入るのだが、そちらは単体ではなく、フルサイズSDアダプターと保管用クリアケースがついているタイプ。自分の持つのは、ぺらっとmicroSDXCカードが1枚入っているだけのタイプ。

パッケージには中国語が印刷されているが、基本、Amazon等で見かける海外パッケージ版とそれ以外の違いはないようだ。

カードは、表面が3色刷で結構目立って探しやすい（青、空色、白）。

昔はプラが青のフルサイズSDカードって多かったけど、microSDカードで青系って貴重？

日本製ではなく、台湾製だが、この手のジャンルはすでにそちらの方が品質良かったりして

性能はこんなモン↓

SequentialのReadは、ほぼ100MB/s。

測定環境は、メインPC（以下）のM/BバックパネルのAタイプの方のUSB3.1Gen2ポート（今の言い方だとUSB3.2Gen2ポート）に、TranscendのSD/microSDカードリーダーRDF5

をつなぎ、それのmicroSDカードスロットに入れて計測。

【スレッド立派PC（Rev.5.00-Transcendence Ver.-）】
　・CPU：AMD Ryzen™ Threadripper™ 2990WX
　・CPUクーラー：ENERMAX LIQTECH ELC-LTTRTO280-TBP
　・M/B：ASUS ROG ZENITH EXTREME
　・メモリ：G.Skill TridentZ Neo F4-4000C18D-32GTZN ×2 Total64GB（16GB✕4）@2133
　・VGA：msi GeForce GTX 1080 GAMING X 8G
　・システムドライブ：PLEXTOR PX-512M9PeGN ×2（RAID0）
　・一時保管用データドライブ：SanDisk SD9SB8W-512G-1122 ×2（RAID1）
　・長期保管用データドライブ：WD40EFRX-RT2 ×2（RAID1）
　・光学ドライブ：Pioneer BDR-209XJBK/WS
　・カードリーダー＆USBフロントパネル：Bullet IOP525
　・電源：CORSAIR RM850（80PLUS GOLD）
　・PCケース：CORSAIR Carbide Air 540
　・フロントファン1：ENERMAX APOLLISH VEGAS UCAPV12-BL ×2
　・フロントファン2：ENERMAX T.B.VEGAS QUAD UCTVQ12P
　・OS：Windows 10 Pro

パッケージ裏面には「最大读取速度：100MB/s」と書かれているので、98MB/s少々はほぼカタログスペック。

512GBのSanDisk Ultraと比較すると、Readはガチ互角、WriteはSequentialがやや劣るものの、Randomがやや勝り、全体としてはほぼ同等性能。

最近円安が進んだとはいうものの、この中国仕様やほぼ同じと思われる海外パッケージ版といった並行輸入品は、国内正規品のKMU-A128Gと比較すると1/3の価格。GC2のパッケージには正規品と同じ保証の文字=「五年产品保証」が書かれているが、多分国内では適用されない。5年保証の正規品か、初期不良対応だけで1/3の価格の並行輸入品か。そのあたりが判断の分かれ目のよう。

ただ今回のように期せずして入手した場合、使うのには全く問題がないどころか、充分に優秀なmicroSDXCカードのようです。