「スレッド立派PC」メイン機昇格プロジェクト？

今回新メイン機のストレージ系の構成は

①プログラム用メインドライブ：NVMe接続M.2 SSD×2 RAID0（済）

②データ一時置き＆作業スペース用ドライブ：SATA接続2.5インチ SSD

③データ保存用ドライブ：大容量3.5インチ HDD

という予定。

これだけストレージ系の役割を分けたなら、プログラム系の①に求められるのは速さなので、RAID0で組んだ。

一方データ系は大切なのはデータ保全。

③の長期保存系は、それに置くデータは「保存しよう」という意識が高いので、コピーをNAS

に逃がしたり、さらに厳重にしたい場合は光学ディスクにも複製を焼いたりするが、一番なおざりになりがちなのが、「一時保存系」。

今！作業中のファイルとか、あとでじっくりやろうと「とりあえず」デスクトップにおいてあるもの。

少なくともcybercatに取ってみると、現実（リアル）の場合も含めて、「今机の上に出してあるモノ」が一番なくなると痛い。

そこで②は冗長化することに。

とりあえず、前回購入した非常に魅力的なノベルティが添付されるのと同系列の店舗で、そのノベルティがつくタイミングを待って 他店舗ではあまり取り扱いのない前回購入分

と同仕様の企業向けSSDを購入してきた。

2枚目でござる。

5年間「限定」という文字がなんとなく気になるが(^^ゞ

HDDほど放熱には神経質になる必要はないのかも知れないが、ついクセで1枚分空けて設置

そしてCrystalDiskMarkを回してみたが、当然先日購入のものとスコアはブレ程度。

前回購入の同型SSDのスコアとは誤差程度

．．．で、冗長化の方法だが、

①使用後に自分で差分をコピー

②バックアップソフトで、自動的にコピー

③RAID1でいつも複数書き込み

あたりが考えられるところ。

仕組み的に簡単なのは①＞②＞③だが、自分の性格を考えると①はあり得ず（ｦｨｗ、②も設定が崩れたりすると上手くコピーが取れなかったりする（経験者）。RAIDコントローラチップの破損時は痛いが、③が無意識的に複製できて一番楽じゃね？ということでトライしてみることに。

...とはいえ、以前Z77かZ87のあたりの時代で、チップセットのRAID機能でRAID0とRAID1を同時に組むことは出来なかった経験があるけれど、今回もそうなのかまずは確認してみようかと。

このPCで前回システムドライブ用に組んだのは、NVMe RAIDのRAID0。そして今度組みたいのはSATA RAIDのRAID1。以前のIntelのチップセット系とは違う可能性があるし、本M/BのUEFIには、「RAIDXpert2」というRAID専用の設定項目もある。

...ということで、設定にトライ。

まず、AdvancedのSATA ModeがRAIDであることを確認

RAIDXpert2のconfig画面では、すでに組んだNVMe SSDのRAIDとSATA SSDが2枚見える

Arrayの構築でReadyなSATA SSDを両方選んでApplyすると..

512GB×2のRAID1が出来上がり

RAID0のArrayとRAID1のArrayが共存できている！

 という感じで、

①NVMe M.2 SSDによる512GB+512GBのRAID0

②SATA SSD×2による512GBのRAID1

を無事並列環境として構築終了。

速度的にはこんなモン。

すべての指標は落ちると思っていたのに、なぜ上昇するスコアがあるのか...

ミラーリング（RAID1）なのでスピード落ちると思っていたけれど、なぜかシーケンシャルリードは向上している。ここんところがワケわかんないけれど、冗長性は確保できたはずで、これでヨシとするか...

【SD9SB8W-512G-1122仕様】

フォームファクタ：7mm厚2.5インチ

インターフェイス：SATA 6 Gb/s

Performance [4KB QD32]
　Sequential Read up to (MB/s)：560
　Sequential Write up to (MB/s)：530
　Random Read up to (IOPS)：95K
　Random Write up to (IOPS)：84K
　Endurance(TBW)：200

MTTF：175万時間以下

保証：5年