レビューメディア「ジグソー」

データ一時保管、テンポラリ系ストレージもSSDで。

「スレッド立派PC」メイン機昇格プロジェクト?

 

今回新メイン機のストレージ系の構成は

①プログラム用メインドライブ:NVMe接続M.2 SSD×2 RAID0(済)

②データ一時置き&作業スペース用ドライブ:SATA接続2.5インチ SSD

③データ保存用ドライブ:大容量3.5インチ HDD

という予定。

 

設定の詳しい資料がなく苦闘したが、なんとかASUS ROG ZENITH EXTREME

のNVMe RAIDの設定を探り出し、①はPLEXTORの高速M.2 SSDを2台用いて

無事構築できた(M/Bも含めた上記レビュー参照)。

 

次は②。現メインPCでもシステムドライブはSSD(SATA)×2のRAID0だが、RAID崩壊も経験しており、その時はデスクトップは別ドライブに逃がしてあって難を逃れた。また、RAID0で広げたとは言え1TBクラスの「Cドライブ」は「充分に広い」とは言えないので、今回もデスクトップは別に逃がす予定。その先を現メインPCのようにHDDにしてしまうと、レスポンスの点で劣るため、今回はSATA SSDをそれに充てようと。

 

そこで選定したのが現メインドライブでも使っているSSD、SanDiskの2.5インチSATA SSD。

 

ただ今回はシリーズを変えてみた。

 

SanDiskの2.5インチSSDの2018年中盤のラインアップは、

コンシューマー用

SSD PLUS(J26):TLC NAND(DRAMキャッシュ非搭載)、SeqRead535MB/s、SeqWrite445MB/s、MTBF175万時間、保証3年

Ultra 3D:64層 TLC 3D NAND、SeqRead560MB/s、SeqWrite530MB/s、MTBF200万時間、保証5年

企業用

X400:TLC NAND、SeqRead540MB/s、SeqWrite520MB/s、MTBF140万時間、保証5年

X600:64層 TLC 3D NAND、SeqRead560MB/s、SeqWrite530MB/s、MTBF200万時間、保証5年

というのがメインどころ(上記のスペックは全て容量500GB前後のモデルのもの)。

 

SSD PLUSのみ廉価SSDクラスの扱いだからか保証3年だが、あとは5年。とくにUltra 3DとX600は公開スペック上では違いが判らない。今までUltra 3Dの前モデルUltraⅡ

を使ってきたが、ちょっと目先を変えてみようかということで企業用のX600を購入。...というのも、ほぼ同額で売られているにもかかわらず、500GBクラスではコンシューマー用のUltra 3Dが容量500GBなのに対して、X600は512GBと2%ほど広いから。...というか、非常に魅力的なノベルティが添付される購入店舗では、単にUltra 3Dの取り扱いがなかっただけとも言う...

 

パッケージ的にはデカデカと黄色地に青で「5年間限定保証」の文字が書かれた紙箱入りで、付属品は皆無の素っ気ないモノ。SanDiskのSSDの方程式に従って、黒いプラ製筐体に黒い紙のラベルを貼ったチープなコストダウンの努力が見られるたたずまい。

黄色の色使いは、コンシューマー用の落ちついた色使いに比べると悪趣味ハデ
黄色の色使いは、コンシューマー用の落ちついた色使いに比べると悪趣味ハデ

 

本体そのものはいつものSanDisk SSD
本体そのものはいつものSanDisk SSD

 

早速組み込んでみた。

 

「スレッド立派PC」のハコはCORSAIRの大型ケース、Carbide Air 540

このケースはM/B、拡張カード側と、電源とベイ類(3.5インチシャドウベイ除く)が左右に分けられていて、2.5インチベイは電源隣にある。4つあるベイのうち、今回は下から2番目(M/Bから一つ置いた位置)にセット。

M/B裏になるので配線は...(^^ゞ
2.5インチベイは赤枠の所-M/B裏になるので配線は...(^^ゞ

 

ここに入れ込んだ(撮影のためSATAケーブル未接続)
ここに入れ込んだ(撮影のためSATAケーブル未接続)

速さ的にはこんなモン。

ま、SATAだしこんなモノか。
ま、SATAだしこんなモノか。

キモチ足りないけれどほぼ公称(SeqRead560MB/s、SeqWrite530MB/s)通り。

 

いままでHDDにデスクトップ置いていたことを考えると、充分速くなるはずだしな。

 

【SD9SB8W-512G-1122仕様】

フォームファクタ:7mm厚2.5インチ

インターフェイス:SATA 6 Gb/s

Performance [4KB QD32]
 Sequential Read up to (MB/s):560
 Sequential Write up to (MB/s):530
 Random Read up to (IOPS):95K
 Random Write up to (IOPS):84K
 Endurance(TBW):200

MTTF:175万時間以下

保証:5年

更新: 2018/08/27
コストパフォーマンス

SATAでこの速度なら、ま、いっか

NVMe接続のSSDと比べると半分以下のスピードだが、デスクトップ&一時作業用としてはこれで充分。なにせ、作業している側(=cybercat)のパフォーマンスがそこまでないのでw

  • 購入金額

    14,598円

  • 購入日

    2018年06月25日

  • 購入場所

    ツクモパソコン本店

15人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • jive9821さん

    2018/08/27

    実際にメーカーに問い合わせた方の情報では、Ultra 3D、X600、WD Blueは販路の違いだけで、ハードウェア自体は同等品という回答だったそうです。

    強いていえばX600だけ512GBなら512GB全領域が使えるという違いはありますが、基本的にはどれを買っても変わらないとのことです。
  • cybercatさん

    2018/08/27

    なるほど。
    WDは嫌いなメーカーではないのですが、スペック違いのHDDなのにBlueとGreenを統合したり、SSDでまた分けたりしてネーミングが迷走している感じがしますので、青と緑は少し印象悪いんですよね。
    その3種ならマニアックなX600かな←レアモノおたく

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