レビューメディア「ジグソー」

ファンの玉突きメンテでようやく使用開始。派手な電飾ファン。

現在のメインPCの簡易水冷は、ELC-LTTR280-TBP

が保証期間中に不調になって後継機新品交換となったELC-LTTRTO280-TBP

 

ELC-LTTR280-TBPは海外サイトで報告があった冷却水変質によるラジエター内循環不良が交換原因だが(←修理対応時に、故障内容詳細に関してはメーカーより報告はなかったが、症状的にたぶんビンゴ)、ELC-LTTRTO280-TBPの方もしばらくして気になる点が。

 

一時期folding@home24時間高負荷運転をしていたせいかもしれないが、ラジエターファンから音がし始めたのだ。音は

・いつも出るわけではない

・出始めると連続している

・速い周期を感じる音

なので、連続運転によりファンのベアリング等が摩耗して軸がぶれはじめているが、何かの拍子で中心に戻ると音が消えることもある...という感じのトラブルが一番ありそうな感じの音。

 

これを解決するのに、そのままファンを同等品に老朽化交換対応してもつまらないので、「見栄え」も良くすることにした。しかし、ラジエター下になるCPU簡易水冷ファンを光り物に換えても、前面が地味なままならアピール度が....(誰に?)

 

使っている簡易水冷は、280クラスなので、140mmファン×2が装備。そしてPCケース=CORSAIR Carbide Air 540

には、フロント2つ、リア1つの140mmファンがついている。この140mmファンは、120mmファンにも交換できるようにケースには取り付け穴が開いている。リアファンは回転半径が小さくなるだけで、特に交換するメリットはなさそうだが、フロントファンに関しては140mmファン2つの標準状態から、120mmファンに取り替えると「3つ」登載する事ができる設計。

 

つまり140mmファン×2か、120mmファン×3が選べるわけ。140mm×2の標準状態では、上下に結構隙間が空いていたので、大径ファンで緩やかに(静かに)冷やすのは得意でも、冷却効率は低そう。そこで、120mmの電飾ファンを3つフロントにつけ、PCケース標準装備の140mmファンを簡易水冷のファンとして玉突きしてやればよいと考えた。

 

実をいうと、フロントファンの電飾化は前々から考えていて、ケース入手後まもなくして120mm電飾ファンを「1つ」手に入れていたので、その交換に重い腰を上げるかと。

 

「1つ」というのは、以前別のPCケースファンを交換したときに、発注ミスで余分にファンを手配してしまっていたので、2つ120mm電飾ファンの在庫があったため。

 

在庫していたのは、ENERMAXAPOLLISH VEGASのブルー。

美しい渦巻き型の電飾を代表に、回転や点滅などの点灯パターンを切り換えることができるもの。これが2つあるので、あとひとつ買い増すことにしたわけ。

 

全く同じものを買って3連ファンにしても良かったのだが、当時ですら、APOLLISH VEGASはすでに廃盤だったので、流通在庫を探すのではなく、手持ちの2つのAPOLLISH VEGASを上下に使い、中央は別のものを入れて、よりハデに視覚効果を追求することにした。

前から持っていたでを挟む構成に...
前から持っていたAPOLLISH VEGAST.B.VEGAS QUADを挟む構成に...

 

ただ、上下のAPOLLISH VEGASと一定の共通性がないと、派手なだけで品のない電飾になってしまうと思われたため、APOLLISH VEGASの上位後継機種である、同じENERMAX社のT.B.VEGAS QUADを奢り、少々アピール度を増しながらも(だから、誰に?)、発光パターンなどは、一定の共通性を持たせることにした。

 

T.B.VEGAS QUADはその名の通り、ブルーレッドグリーンホワイトの4色のLEDを仕込んだ電飾ファンで、常時点灯、スパークル、プロペラ、トリプルプロペラ、ベガス(常時点灯~トリプルプロペラまでのランダム)の5酒の発光パターンを持つ(消すことも可能)。

ファンフレームまでブルーだったに比べると一見地味だが...
ファンフレームまでブルーだったAPOLLISH VEGASに比べると一見地味だが...

 

サイドのENERMAXの彫り込みや、ハンパないLEDの組み込み数で、ハデ目の発光がうかがえる
サイドのENERMAXの彫り込みや、ハンパないLEDの組み込み数で、ハデ目の発光がうかがえる

 

ビスの代わりにゴムで固定するのは制振効果もあり
ビスの代わりにゴムで固定するのは制振効果もあり

 

このファン、購入したは良いものの、導入にはPCをばらす必要があったので、緊急度が低い装飾は後回しにされ続けて、はや数年経つことになったが(ぉぃ、ついに純正フロントファンを移植するニーズが出たため、重い腰を上げたというか。

 

年イチ位はラジエーターのホコリをとった方が良いのもあって、GWに分解清掃を兼ねてスワップ手術。

◆◇◆

 

 

【ファンスワップと電飾ファン取り付け】

汚れてんな~(写真では上側がPC前面、左側がPC上面)
汚れてんな~(写真では上側がPC前面、左側がPC上面)

 

まず、簡易水冷のノイズが出ているファンを摘出
まず、簡易水冷のノイズが出ているファンを摘出(ラジエターきったねぇ!)

 

PCケースのフロントファンを移植
PCケースのフロントファンを移植

 

ふたつ140mmファンがついていたスペースに、120mmファンを3つつける
ふたつ140mmファンがついていたスペースに、120mmファンを3つつけていく

 

120mm3連ファン化完了!(赤□が、140mm2連ファンだったときのスペース)
120mm3連ファン化完了!(赤□が、140mm2連ファンだったときのスペース)

 

電源つけるとこんな感じ
電源つけるとこんな感じ

 

サイドカバー閉めると見えんが、サイドのも光る(透過する)
サイドカバー閉めると見えんが、サイドのENERMAXも光る(透過する)

 

取りあえず、長年の懸案が解決されたが、電飾調整はT.B.VEGAS QUADAPOLLISH VEGASも、最近のようにM/Bから統合コントロールするのが流行る前の時代のファンで、ファン付属のコントローラーのボタンで行うので、それを装着する場所がないのでいつも同じパターンになってしまうのがイマイチか...それよりも、(玉突いたラジエターファンも含んで)今のところ風速コントロールができておらず、爆速回転でうるさいので、もう少し詰める必要があるのだが....

 

ただGWが終わって9連勤突入なので、またしばらくこのままで行きそなよかーん←性格的に当面やらないような....

 

【UCTVQ12P仕様】

サイズ:120×120×25mm
重さ:約115g
ベアリング:ツイスターベアリング
回転数制御:PWM
LEDカラー:ブルー、レッド、グリーン、ホワイト
LED数:48個(各色12個)
LED発光:Circular Type LED(5パターン+LED OFF)

【ファン】

ブレード数:7

入力電圧:12V
電源:4ピン

・Ultra Silent Mode

 回転数:500~1,200rpm (±10%)
 風量:20.42~50.68 CFM
 静圧:0.618~1.504 mm-H2O
 ノイズ:14~20dBA
 定格電流:0.40A
 消費電力:4.8W

・Silent Mode

 回転数:500~1,500rpm (±10%)
 風量:20.42~63.26 CFM
 静圧:0.618~1.680 mm-H2O
 ノイズ:14~22dBA
 定格電流:0.45A
 消費電力:5.4W

・Performance Mode

 回転数:500~1,800rpm (±10%)
 風量:20.42~75.98 CFM
 静圧:0.618~2.276 mm-H2O
 ノイズ:14~25dBA
 定格電流:0.50A
 消費電力:6W

MTBF:100,000時間
保証:1年間

付属品:4×振動防止用アイソレーター、1×変換コネクタ

 

ENERMAX UCTVQ12P

更新: 2021/05/05
見栄え

さすがVEGAS

派手!明るい!

  • 購入金額

    2,740円

  • 購入日

    2014年11月03日

  • 購入場所

    ドスパラ

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