2013年windows8のUIがメトロUIにかわりウインドウズだけでなくマイクロソフト全体が新しいデザインで企業デザインを統一してきたことで、オフィス製品も同時にUIの大幅変更をしてきました。
95~XPをメインですごしてきた自分としてははじめはメトロUIというものが使いにくいと食べず嫌いでいましたが、実際触れてみると、使いやすく、タッチパネルにも十分に対応したものとなっています。
さて、今回はオフィス2013のレビューということでまずはPC構成。
ノートPCもいいのだけど、やっぱりオフィスで作業をするならディスクトップですね。
こちらの小型PCを利用して行きます。
大型のPCも考えたのですが、NUCは持ち歩けるので、HDMI対応のディスプレイ&テレビがあればどこでもディスクトップ環境が構築できるからです。
Windows 8.1 と Office 2013の相性、進化したパワーポイント!
windows8からはスタート画面のデフォルトとがこちらの画面になっています。
まずは上の画像のようにスタート画面にアプリ(office)を登録することで、使いやすくなります。
登録方法は簡単でスタート画面でスタート画面orタスクバーへのピン止めをするだけです。
エクセルとワードをタスクバーにピン止めをした場合ディスクトップ画面にショートカットができます。
従来のスタート画面も使いやすいのですが、新しいスタート画面は必要なソフトのみを表示させることができるだけでなく、WEB画面のショートカットなどさまざまなものが登録できます。
従来のスタート画面だと必要なプログラムを探さないといけませんが、win8のスタート画面だとすぐに目的のソフトを起動することができます。
オフィスなど頻繁に使うソフトを利用する場合、OS起動後即座にソフトが起動できるwindows8.1を利用することで、難しいストレスもなく、効率が上がるのではないでしょうか。
office2013では新たに機能が追加されました。
仕事柄プレゼン等でパワーポイントを使うのですが、新機能によって思い通りのスライドショーが制作できるようになりました。その中でも一番利用するのがこの機能、「スライド ショー中に音楽を再生」はい?っ思う人がいると思いますが、office 2010までは、
「挿入」 > 「サウンド」から
「スライド実行中にオブジェクトをはずす」 > 「スライド切り替え後も再生」を選択
をする必要がありました。※写真は2007のものを利用
設定的には問題が無いのですが、バックグラウンドで再生ではないのでマシンパワーやスライド中に干渉される場合があります。
[挿入] >[オーディオ] >[このコンピューター上のオーディオ]
[再生] で [バックグラウンドで再生] を選択します
バックグラウンドで再生されるのであらゆる干渉を最小限に抑えられます。
再生CDプレイヤーやMP3プレイヤーを別で準備しなくても問題なくいけるようになりました。
進化したのはこの機能だけでなくoffice2013では新たな新機能がたくさん盛り込まれています。クラウド環境に対応し、あらゆるデータのやり取りが可能になったり。従来のバージョンアップとは違う大幅なバージョンアップといえるでしょう。
年賀状作成は簡単word2013で決まり!
年賀状、寒中見舞い、暑中見舞い、結婚式のお知らせ、業務用ダイレクトメール、などIT時代の今ですが、アナログの手紙もまだまだ重要な時代です。年賀状シーズンなのでword2013を利用して年賀状を作成してみることにしました。
まずはwordを起動します。
オンラインテンプレートから 「年賀状」と検索します。
そうすると年賀状のテンプレートがオンラインで検索されて色々と出てきます。
気に入った年賀状をみつけたら作成ボタンを押す!
あとはフォントを変更したり年号など文字をいれるだけ。。
Office 2013テンプレートはとても豊富にあります。もう印刷屋に頼むより早くできちゃいます。次は宛名印刷をしてみます。
ツールバーの差込み文書>はがき印刷を選択します。
ウィザード画面が出てくるので次へ
ウィザード通り次へ次へと選択をするだけです。
住所録エクセルを利用できますので、あらかじめエクセルで作っておくと便利です。
後は細かいていさいを整えて完了です。写真は何も登録してないので無地ですが、住所録を選択すれば自動で郵便番号や住所宛名が入ります。
もう後は印刷するだけで完了です。
実際上のデザインならものの30分かからずに印刷まで行きます。年賀状専用ソフトも高性能ですが、wordだけでも十分に年賀状は作れます。もちろん写真を入れたり、アートを入れたりすることも可能です。
テンプレートもネットで色々とダウンロードできるので探してみるとあなただけの年賀状がつくれます。マイクロソフト Officeをもっていたら、年賀状ソフトを買う前に試してみるといいでしょう。
Office 2013からの新機能「クラウドにファイルを保存して、共有する」
友達や職場の仲間とファイルのやり取りをする場合、社内LANかVPNなど共有フォルダを作成して、ファイルを共有してましたが、SkyDrive を使用して文書を共有する操作が簡単になりました。その場所から Word 文書やその他の Office ファイルにアクセスしたり、共有したりすることができます。
Office 2013でSkyDriveと連携できるようになって、word web Appを利用することで、ブラウザー上での編集や共有をすることができます。
googleドライブのような機能なのですがこちらはマイクロソフト製なので既存のオフィス製品のものが互換で使えるので便利すぎます。
やり方としては、まずOffice2013でファイルを作成します。
「文書」というファイルをSkyDriveに保存しました。
SkyDrive https://skydrive.live.com/
ブラウザでこちらにアクセスしてMSアカウントでログイン
文書ファイルを開きます。
通常のwordと瓜二つの画面がブラウザー上で再現できています。
もちろん編集保存も可能です。機能はある程度限られていますが、文字編集やエクセルの見積りレベルなら問題ないと思われます。また、ネット環境とブラウザーがあればOfficeをインストールしていないPCでも確認や編集ができます。
Windows 8.1は最新のIEを搭載しているので、HTML5をつかったこのようなWEBアプリを問題なく動作できます。
フィス2010が出たころはあまりクラウドは一般的ではなかったのですが、Windows 8+SkyDriveで本当に使いやすくなりました。余分なUSBメモリを持ち歩かなくてもいいし。大切なファイルをなくす心配もなくなります。OS、オフィス、クラウド環境がすべてマイクロソフトで揃うので、安心感、統一感がうまれます。やはり使い慣れたOSやソフトでの便利性のアップが今後の仕事効率にもつながるのではないでしょうか。
またUI関係も進化しています。フラットデザインに変更することで、動作を軽くし、タッチパネル動作もしやくすなっています。
写真上word2013 下word2007
google Appleも使っている流行のフラットデザイン
WEB業界では現在流行のフラットデザインですが、CSS利用することでプログラムの容量をおさえ、できるだけ表示を軽くすることができます。おそらくクラウド環境WEBアプリと連携をとる場合フラットデザインに統一する方が合理的だと思われます。
2007.gifデザイン 6,316バイト
2013.gifデザイン 5,280バイト
両ファイルとも画像解像度、gif圧縮率は統一してあります。
この部分だけでも約1kbのファイル容量の削減となっています。WEBアプリ全般そうなのですが、ファイル容量を減らすことで、ダウンロード完了時間が早くなり、動作が軽くなる仕様となっています。
もちろんwindows8.1も同様にフラットデザインにしていますので、そぎ落とせるところは落として、より動作を軽くする努力が見られます。win8はHTML5でアプリ開発ができるので、WEBの製作技術がより生かせる仕様となっています。
実はこれが一番便利だった
そう、起動が早い、動作が軽い、UIがかこいいと3拍子そろったWindows 8.1 と Office 2013 、お勧めしたい機能はたくさんありますが、一番いいのは、やはりマイクロソフトアカウントとの連動ではないでしょうか。
Windows 8.1をインストールしてメールとかを利用する場合やアプリをダウンロードする場合はまず登録してると思われるマイクロソフトアカウントですが、Office2013にもSkyDriveにも同アカウントをそのまま利用することができます。
つまりそれぞれにアカウントが必要というわけではないので、SkyDrive上でのword文書編集や連携などがとてもとりやすいのです。
windows7まではまずOSをインストールしたらまずgoogleクロームを入れてgoogle環境を構築していました。しかし、windows上でのgoogleはあくまでWEBベースであり、OSの機能をフルに使えるものではありませんでした。
マイクロソフトアカウントを利用することで、windowsアプリ、WEBアプリだけでなくOSの設定などすべてを含めた物が利用できます。現状日本はAndroidやiphoneが主流ですが、LTE対応のwindows8.1タブレットやwin phoneが出た場合は完全なPC環境が持ち歩ける時代になると信じています。
windows95からのお付き合いしている自分にとって、windows8.1+ Office 2013+ SkyDriveの誕生であのころのようにマイクロソフトにどっぷりつかることになることでしょう。
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