日本マイクロソフト株式会社様とZigsow様にお礼申し上げます。
結論から申し上げて、100点のOSではないというところです。
しかしまだまだ伸びしろがある、これから高く跳躍しようとして身を縮めているからこその80点。
そういう印象を受けました。
賛否両論あるModern UIもWindows8のときから進歩しています。
バッテリー管理などは素晴らしいです。
WindowsXPから移行を考えている方や、これから新規にPCを考えている方はWindows8.1がいいと感じました。
Modern UIやバッテリー管理などを考えるとタブレット端末で本領を発揮するOSなのでは無いかとも思いますが、デスクトップPCでも十分魅力的です。
ぜひ量販店などで触ってみてください。
最初は「ん?」と思うかもしれませんがすぐに魅力がわかると思います。
変な喩えですが、初体験時はアイラのモルトウイスキーに近いです。
最初は変な味だなと思うかもしれませんが、二口目には悪くない、三口目にはハマっていると思います。
ぜひおためしあれ。
Windows8.1は未来につながっています。
進化につながる進歩。
MS-DOSからグラフィカルインターフェィスのWindowsに移行するとき、大ヒットしたのがWindows3.1です。
そして日本では次のバージョンとして社会現象にもなったWindows95が発売され、Windowsの地位を不動のものにしました。
Windows7まではWindows95の路線をほぼ辿ってきた感があります。
しかし安定と引き換えに閉塞感も無きにしもあらず。
また、モバイル端末の勃興も無視できず。
じゃあここらで一発勝負に出ようかとでも思ったんでしょうか、Windows8の発売。
私も使いました。
ウワサのModern UI。タイル状のあれです。
正直今までのパソコンの使い方だと使いづらかったです。
新しく導入したタブレットやスマホで便利に使えるようなインターフェイスは、諸刃の剣でした。
同じようにモバイルを意識して作られているOSがあります。OS X。
Mac用のOSですね。特に近年iOSを取りいれていこうという動きが目立ちます。
しかしこちらはまだパソコンとして使うことを前提としているようです。
私はメインでMacを使っているので多少贔屓目は入るかもしれませんが、よく出来たOSです。
円熟期です。
逆に言うとぬるい。
翻ってWindows8.1はどうか。
非常に攻めているOSだと感じます。
実験的な内容も含みつつ、Windows8の時に様々言われたインターフェイスの改善も行えど大幅に買えることはせずあくまでも未来を探る姿勢で。
しかしそこはそれ。
これまで通りに近い使い方もできるようになっています。
閑話休題。
Windowsの武器、それは莫大な資産でしょう。
それが活かせる。これは強い。
その資産を抱え込むWindowsXPから移行してもらい、Modern UIに慣れてもらって次のバージョンで長期安定政権を取る?なんてことも考えてしまいます。
テーマ1「Windows 8.1 の過去に使っていたOSとの比較」ということですが、現状では使いづらいが改善の兆しがはっきり見える、というところでしょうか。
今Windowsを選ぶとするとWindows7が安全牌、王道という印象があります。
しかし最新ではなくなってしまった、サポートの期限が心配。
それ以前に戻るのはどうかというと、古い資産を活かす以外には活用の道が考えられません。
で、Windows8はどうなのかというとチャレンジが行き過ぎた感があって使いづらい。
そこでWindows8.1なのですよ。
「.1」というのがいい。
「9」でも「SP1」でもなくフットワーク軽くユーザの希望にしっかり答えていくよという姿勢が見えますね。
Modern UIも改善が見られますので、これから使っていくうちに手に馴染んでくるOSになるんではないでしょうか。
私はかなり気に入ってます。
洗練されてきたModern UIで新しい体験。
情報量が少なくて。
メールとIEがすぐに開けるくらい、あとはストアにアクセスできるというくらいです。
しかも私はChromeとBecky!を使っているのであまり恩恵はなく。
しかしWindows8.1になると格段に情報量が増えました。
意味がはっきりしたというべきかもしれません。
使いたいものはスタート画面に表示され、Skypeや写真もすぐにアクセスできる。
ほんの少しの変化なのに、かなり快適です。
それと電源管理がかなり進歩しています。
Windows7の入っていたノートPCに入れてみたんですが、発熱が格段に違うんですよ。
熱というのはエネルギーのロスですから、そこの改善は高く評価したいです。
当然バッテリーの持ちも違います。
それだけでもWindows8.1をいれる理由になるでしょう。
発熱でパーツが傷むことも考えると特に。
ノートPCで使われる方はWindows8.1を強くおすすめします。
動画はトラックパッドでスタート画面を動かしてみたところです。
良くも悪くもこの画面が「顔」ですからね。
慣れてくると7までのスタートメニューが欲しくなくなりました。
マウスだとちょっと不便な感もありますが、トラックパッドだとかなり快適。
たぶんタブレットだともっと快適なんでしょう。
タブレット・・・・正直ほしいですwお正月に狙おうかな。
それくらい気に入ってます。
古いソフトの動作とMacとの相性。
マウスで操作するのに不満があるなら、優秀なポインティングデバイスのトラックパッドではタッチパネルのデバイスに近い感じで使えるんじゃないかと。
そこでMacBookProにいれてみると、まさに狙い通りです。
スタート画面でスワイプすればスクロールバーに触ること無くアクセス出来ます。
タブレットに近い感覚。
マイクロソフトのタッチマウスでも近い感覚になるんではないでしょうか。
これは予算があったら試してみます。
別のパッケージでiMacにも入れてみました。
こちらもマジックトラックパッドがあるので同様に快適に操作できます。
続いてオーディオインターフェイスのPrismSound社Orpheus。
これは大半のUSBのI/Fと違ってFirewireのI/Fで、コントロールパネルを入れないと動かないのでちょっと心配でした。
でも大丈夫ですね。安定して動いています。
続いてAirVideoHD Server。
iOSデバイスで動画をストリーミング再生するソフトのサーバです。
すでに書きましたが電源管理が進歩しているのでサーバ用途にはWindows8.1はぴったりです。
続いてゲーム行きましょう。
PSO2ですが、これも問題なく動きました。
こっしょり入れてみたドラゴンクエストXも問題無いですね。
といいますか、Windows7で動くものは大概動くんじゃないでしょうか。
もし動かなくても互換モードで動かすことができるものは多いと思います。
互換モードはアイコンを右クリックしてプロパティから互換性、互換モードへ。
ここらあたりはさすがのマイクロソフト製です。
いろいろ試してみましたが、動かないものはなかったです。
Windows7でうごくなら8.1でもうごくんじゃないでしょうか。
責任は取れませんが!笑
さて、最後になりますが総評を。
私はこれ、アリだと思います。
Modern UIが嫌なら回避するソフトも有りますしね。
最初に80点をつけたので星4つですが、これから先に期待をもたせる星4つです。
北のラブリエさん
2013/12/30
NEX-5のファームウェアアップデートをしようとしたら落ちました。
Macにいれたのが悪かったのか。
クラッシュした画面の色はブルースクリーンより少し穏やか(°_°)