レビューメディア「ジグソー」

がらりと変わったOfficeは、どこでも作業が出来る!

新しいOfficeです。


リボンUIを搭載したOffice2007は、それまでのOffie2003とがらりと変わったという印象があったのですが、以降のOfficeは、正直マイナーチェンジの連続と思い込んでいました。

しかし、今回Office2013のレビューをするにあたり調べたところ、大きく変更されているとわかり、ちょっと驚いています。

パッケージは小さくなって、メディアも付属しなくなりました。旧製品と比較すると、ずいぶん小さくなっています。OSはメディアが付属する為12cm角から小さくなっていませんが、ライセンスカードなので超小型。展示していたら、あっという間に万引きされそうな大きさです。

 

Offie2010まではサポートされていたWindows XPへの対応も、サポート期限が2014年4月までと言うこともあり、ついにサポートされません。一緒にWindows Vistaの対応もなくなりました。Windows 7以降にのみ対応です。パッケージには「Windows 7またはWindows 8、32ビット版または64ビット版のみ」とあるので、Surfece RTのようなARMの製品も非対応です。Windows 8と記載しているのは、Windows 8.xシリーズ含めてWindows 8と呼称するというマイクロソフトの考えなのでしょうか。

 

インストール

 

とにもかくにもインストールです。今まではメディアを入れてSetupを起動すれば良かったのですが、Office 2013にはメディアが付属していません。どのような手順でインストールするかはWebサイトで案内されてます。

 

かいつまんで説明すると、MicrosoftアカウントとOfficeのライセンスをひもづけてから、インストールをWeb経由で行うと言うことです。

 

 トラブル

 

パッケージには空きディスク容量が3GB必要とあったのですが、実際にシステムドライブに3.5GB程度しか空きがない状態で試したところ「5GB必要です」と出て先に進めません。

どうやらインストールイメージをダウンロード後にインストール先が必要になるので、その分与分に必要に也みたいです。

しかたがないので、ディスクイメージを入手することにします。入手方法も、しっかりMicrosoftのWebで案内されています。

 

ディスクイメージをダウンロードしてDVDを作成してからインストールしたところ、無事にインストール出来ました。もっとも、Windows updateが裏で動いていたのか、インストール開始時点では空き容量が5GB超えていたので、本当に3GBでもインストール出来るのかは未検証です。

 

また、ライセンス上2台のPCで使用可能なので、比較用にWindows7のPCにもインストールしてみました。インストーラを起動すると「すでに旧バージョンの64bit版がインストールされているので32ビット版はインストール出来ない」とエラーになりました。旧バージョンとの共存は可能ですが、32ビットと64ビット版の共存は不可のようです。

 

 

インストール後

 

インストールを始めると、途中で音声が出て、新機能の紹介がされます。きっと一番のメインである機能は、SkyDriveとの連携とOffice WebApp。この2つが紹介されます。Windows 8.1では、OSもSkyDriveと連携しています。OSのログインにMicrosoftアカウントを使用すると、そのアカウントでSkyDriveも使用することになります。ローカルアカウントを作成してWindows 8.1にログインした場合も、ローカルアカウントとMicrosoftアカウントをひも付けておきます。SkyDriveのフォルダ以外にデスクトップの設定なども同期されます。Windows 8.1のデバイスを複数のPCで使用しても、同じMicrosoftアカウントでログインすると、同じ設定が引き継がれます。便利な反面、SkyDriveの連携の為によそでうっかりログインしたら、自宅PCのデスクトップ設定で開いてしまい、びっくりすることもありそう。ご利用は計画的に・・・・。

もちろん、テーマの同期を切ることも可能です。

 

更新: 2014/01/16
Windows 8.1 と Office 2013を使うことで変わったことや解決したこと PREMIUM REVIEW

SkyDriveでどこでも快適Office

Office2013の新機能で一番目立つのは、他の方も同じかと思いますが、やはりSkyDriveとの連携ではないかと思います。Windows 8.1になって、SkyDrive自体がOSに統合されました。

Windows8.1をMicrosoftアカウントで使用するとWindows8.1上の特定のフォルダ(既定ではC:\Users\UserName\SkyDrive)がExpolorer上から"SkyDrive"のフォルダとして見えます。




Windows7にSkyDriveのアプリを入れた場合は、お気に入りの中にSkyDriveが表示されます。



つまり、Windows8.1とそれ以前のOSでは、少し見え方が違います。このあたりはOSにSkyDriveを統合したメリットといえるでしょう。一方で、Windows7では表示されている他のユーザーから共有されたアイテムがWindows8.1のExplorerでは見えません。設定の問題なのか、そういうものなのかは、今のところわかっていません。

SkyDriveフォルダ(?)に保存されたファイルは、自動的にローカルのディスクとSkyDriveに保存されます。また、SkyDrive側が他のPCで変更された場合、ローカル側を開くときに更新されます。

SkyDriveからファイルを開くときは、通常のOfficeで開くこともできますし、OfficeがないPCで開く場合はOffice WebAppを使用して開くことも出来ます。Windows7とFireFoxとかでも大丈夫なので、結構幅広い環境で使えるのではないでしょうか。

SkyDriveで保存したファイルをIE11+Win7で見るとこんな感じに見えます。



もちろん、IEで開いて編集できます。



保存するときのファイル形式は新しいオフィス形式のみのようです。



SkyDriveから新規にOfficeファイルを作成することも可能です。




最初は、Officeをインストールする際にMicrosoftアカウントに登録することで、Office WebAppを利用することが出来るようになるのかと思っていました。改めて調べてみたところ、Windows7でもSkyDriveの画面からOffice WebAppを開くことが出来ます。Officeの所持者として登録されていないMicrosoftアカウントを使用していても、同様に編集が出来ます。FireFoxでも編集か可能でした。

Office WebAppが出た当初、Officeのライセンスがないと使用できないようなことが報道されていた気がしたのですが、勘違いしました。

複数のドキュメントを同じOS上でOffice WebAppとOffice 2013で開いても、「他のユーザーも編集しています」と表示が出ますが、問題なく編集が出来ます。

ファイルは、異なるMicrosoftアカウントのユーザー間で共有することも可能です。たとえば、会社で作成している文章を会社で使用するMicrosoftアカウントで保存し、共有先に自宅で使用するMicrosoftアカウントと共有すれば、自宅でも作業ができます。海外のHome and Studentや、Home Premium版のOfficeは商用利用が出来ないので、このような使い方はNGですが、日本向けのHome and Businessは商用利用も可能なので、このような使い方もOKです。タブレットのOfficeも、もちろん利用できます。また、タブレットなどの場合は、Office WebAppを使用しての編集にすれば、Officeを入れていなくても大丈夫です。

仕事を途中で中断して、電車の中で編集とかできそうです。

更新: 2014/01/16
Office 2013 テンプレートやアプリの活用術 PREMIUM REVIEW

豊富で実用的なテンプレート

Officeを起動したとき、今までは、空の文書が開いていました。

ところが、Office2013では、起動すると、いきなり「これでもか」と思う位のテンプレートが表示されます。

Word



Excel



PowerPoint



あらかじめインストールされるテンプレートの他に、オンライン上で公開されているテンプレートも表示されます。キーワード検索も可能です。ビジネス文書っぽいものもあれば、POPやかわいらしいものもあります。
検索の結果、他のアプリケーションに適切なテンプレートがある場合は、他のアプリケーションでの箇数も表示されます。



カレンダーあたりだと、テンプレートそのまま使えます。Officeで開いて、そのままPDF保存することもできます。

さっそくカレンダーを作ってみることにしました。作りたいのは今年のではなくて、東京オリンピックの2020年のカレンダーです。普通にカレンダーのテンプレートを選ぶと2013~2014年あたりのテンプレートが表示されます。Office.comを検索しているせいか、もっと古いのも出てきます。

Office2010では、年号が指定できるカレンダーは地味なデザインのカレンダーがほとんどでした。



Office 2013になって、カラフルなものが増えてきました。



テンプレートのカレンダーの数が大変多く、"任意"とキーワードがないカレンダーでも設定が出来るカレンダーが多くなっています。今回は、"写真"をキーワードに設定して写真を入れられる「家族写真カレンダー」テンプレートを選択します。



右上の年号のセルを設定すると、自動的にカレンダーの表示が変更されます。ここを2020にするだけで、2020年のカレンダーになります。

 

写真もすでに貼られていますが、せっかくの家族のカレンダー。でも、さすがにレビューに家族の写真を貼る勇気がないので、とりあえず、そのままに・・・・。


毎月第2水曜日に、「サンプルの予定」が入っています。全部選択して消そうとしても、結合セルなのでエラーになります。12個ちまちまと消すことになりました。第2水曜日はマイクロソフトにとっては重要な日なのでしょう(笑

サンプルの予定を消して、予定を追加するとカレンダーの完成です。印刷すると12ページにきちんと分割されます。

他にも何かないかとGoogleで"Office テンプレート"をキーワードに探してみます。
マイクロソフトでは、Office本体から検索できるようになっているもの以外にもテンプレートを配布しているサイトがありました。一つ目はOffice.comのテンプレートのコーナー、二つ目は、Office活用総合サイト、三つめは、Small Business Centerのテンプレート集です。ファミリー用なら2番目、仕事用なら3番目のサイトが充実しています。

その中で目に留まったのは。2つ目のOffice活用総合サイトに大きく表示された鉄道グッズ特集のバナー



Nゲージレイアウト作成用Excelシートやら、シャドウボックスやら、担当者の趣味前回に思えます。

その中から選んだのは車両基地クラフト。PwerPointに103系と113系、線路が載せてあります。ちょっと選択できる車両が古い気がしますが、自分が乗っていたやつなので全然気になりません。

見本では国鉄朱色1号の103系と湘南色の113系ですが、総武線沿線に住んでいた私としては、103系は国鉄黄1号で113系は横須賀色でないといけません。クーラーがついていなかったりベンチレーターの形が違いますが、言い始めるときりがないので、目をつぶります。

車両の色を変えるのは簡単。朱色の場所を選択してから、書式メニューの図形の塗りつぶしで。黄色を選びます。黄色1号のカラーコードがわからないので、とりあえず、近そうな黄色を作って載せてみました。



色が決まれば、他の部分をまとめて選択して色を変更します。同じように113系の先頭車も塗り替えます。



これをクラフト紙に印刷すると、ちょうどよい子供のおもちゃになります。大きさも変えられるのでHOサイズとかZサイズとか思いのままです。手持ちの紙で硬い紙は写真光沢用紙だったので、それに印刷してみます。



切り取り線に沿って切り抜きます。



切り抜いたときの写真を見るとわかるのですが、屋根のところにRがついています。直方体に組み立てないで、屋根にはRをつけて欲しいという、制作者のこだわりが見て取れます。下の部分は、なんで半分しかないのかと思ったのですが、組み立てると確かにここが切られていないときれいに貼ることが出来ません。すごくこだわっています。でも、窓枠にはこだわりを感じません。最後に組み立てます。



Nゲージよりは小さいです。縮尺はいくつなんだろう。台車の型もいい加減な気がします。

 いや、ここはOfficeのレビューであって、テンプレートの模型の出来を語る場でないはず・・・・。

Officeアプリも使ってみました。地図作成のBing Mapです。昔はWordに地図を貼ろうとすると、手で描くか、地図アプリから持ってくるか。持ってくると許諾が必要とかいわれて躊躇したこともありました。Bing Mapなので、そのあたりの面倒ごとはMicrosoftで解決されていると思われるので安心して使えます。

 

使うのは簡単。メニューの挿入からOffice用アプリを選択します。

 

ここでBing Mapを選択すると、世界地図が挿入されます。

表示させたい場所はセルで設定できます。見出しになるセルと、中身のセルを作成します。ただし、日本語で住所を全部入れるとうまく認識できません。現在は、都道府県、市区、駅名などしか使えないようです。適当なセルに"住所"、"国際展示場"と入れて設定メニューから"Select Data"で選択します。

これで地図が入りました。表示されている文字が英語と日本語混在なのが難点ですが、思いの外簡単にできました。

もちろん、WebのBing Mapの用に動かすことも出来るので、わざわざセルを設定しなくても地図を表示することが出来ます。新年会の地図作成もばっちりです。地図の(C)表記は、TOPのアメリカ大陸の時はNokiaでしたが、日本はMicrosoftとZENRINと表示されます。文字情報をMicrosoftで追加したので、英語と日本語が混在しているようです。設定できるようになるとよいのですが。

 

 

 

 

更新: 2014/01/16
Windows 8.1 と Office 2013 の過去に使っていたバージョンとの比較 PREMIUM REVIEW

大きな進歩?

Windowsの違い

 

Windows3.1からWindows8まで使ったことがありますが、メインはWindows7。

気になる違いは、スタートメニューとタイル表示。アプリケーションの互換性は、あまり気にしなくても大丈夫な感じです。

 

起動は、とても速くなりました。特にSSDを積んだノートPCなどは快適の一言。BIOSからUEFIになったこともあって、あっという間にスタート画面が表示されます。

 

タイルメニューは好みが分かれるところでしょうか。今までのスタートメニューからのアプリの起動になれてしまうと、最初は戸惑います。Storeアプリを中心にりようするようになれば、以外と違和感がないのかもしれません。あと、PDFや音楽ファイルなどを開くときに、Storeアプリで開いてしまうのは、ちょっと不便な気もしています。一方、ファイルを開くときに、アプリが開かれると考えれば、あまり気にならないかもしれません。Explorerさえ開けば、アプリは起動できるのですから。使うシーンによって評価が分かれるところです。

 

気になるなスペックダウンは、仮想環境のUSBサポートです。

以前購入したタニタの体組成計に特殊なUSBメモリが付属しています。これのドライバが32bit環境の物しかありません。しかも、Windows XPまでのサポートです。そのため、メモリを読み込む為にだけにXP Modeを使用していました。Windows7のVirtualPCはUSBをサポートしている為仮想環境下のWindowsXPで使用できました。しかし、Windows8.1ではXPモードは使用できません。そのため、使用ができません。

これが改善されれば、メインマシンを切り替えられるのですが。

 

もちろん、基本的なOSの出来は良いです。起動、終了は高速で快適です。体組成計を気にしなければ、すぐに移行したいところです。

 

 

Officeの違い

 

冒頭でも書きましたが、今までのOfficeシリーズは、PIPC版(OEM版)、パッケージ版ともにディスクメディアが添付されていました。トラブルの際には、メディアからのインストールが基本です。メディアが見つからないと、再インストールもできず、ServicPackを適用するときに必要になって慌てることもありました。

今回から、PIPC版、パッケージ版ともにディスクメディアは付属しません。OEM版はPCに入っているから良いとして、パッケージ版はどうなっているのか。

 

システム要件にはこのように書かれています。

・Microsoftアカウント

・インターネットアクセス

・一部の機能には追加のハードウェアまたは特定のハードウェア、あるいはサービス。

 

インストールのメディアはなくて、インターネット経由でインストールすることになります。もちろん、ダウンロードすればメディアとして保存することも可能ですし、メディアからのインストールも可能です。

 

このあたり、PIPC版とパッケージ版で違いがあります。

マイクロソフトが公開しているインストール方法を確認します。

PIPC版では。Microsoftアカウントを取得せずにOfficeのインストールが可能ですが、パッケージ版ではMicrosoftアカウントがないと、インストールメディアの取得もプロダクトキーの取得も出来ません。

 

評価版の入手の際も、Microsoftアカウントが必要なので、同じような感じです。アカウントにひも付いたライセンスを、MSで管理しているのではないかと推測しています。OSとOfficeで違うアカウントで使うと、そのうち警告が出るようになるのかもしれません。

 

一度キーとメディアを取得すれば、再インストールすることも出来ます。また、Microsoftアカウントとのひも付けですが、Windows8.1ではOSでもMicrosoftアカウントとひも付けをしてSkyDriveなどと統合できるので、関連づけた方が便利に使えます。ただし、今までにSkyDriveの為に別にアカウントを取っていて、メールとOSと全部違うMicrosoftアカウントを使っている、なんて場合は、よく考えた方が良いかもしれません。Windows7では、複数のMicrosoftアカウントを切り替えられましたが、Windows8.1では、ログインに使用したMicrosoftアカウントでSkyDriveを使うことになります。

 

 Officeの各アプリケーションの新機能もWebにまとめられています。

メインは、SkyDriveへの対応なのですが、それぞれのアプリでも機能アップが図られています。ビデオへの対応やHD画面への対応が目立ちます。

 

Office2007とOffice2013のリボン部分を並べてみました。全部は多いので、Excel、Word、PowerPointのホームメニューを並べました。

 

まずはOffice2007。

 

 

リボンUIの最初です。使いにくいという人も多かったです。Office 2003風のメニューにするソフトが売られていました。

 

それから6年。改良が加えられたOffice2013のメニュー。

 

 

並べてから驚いたのですが、ほとんど変わっていません。もっと変わっていると思っていました。PowerPointには、画面切り替えメニューが増えていますが、画面切り替えメニューはアニメーションメニューの中にあった物が切り出されています。代わりにアニメーションの機能が増えています。書式メニューは、最初「増えたの?」と思いましたが、初期にフォーカスがあるオブジェクトが違うため2013だけ表示されていました。2007でも同じメニューはオブジェクトにフォーカスがあるときは表示されます。

一番の違いは左上のボタンがなくなったこと。代わりにファイルメニューになっています。

Office2003から2007移行して一番戸惑っていたのは「オプション設定の場所がわからないこと」。

左上のボタンを押すとWindows7のスタートメニューのような画面が出ますが、そこの下に小さなボタンで表示されていました。

 

 

Office2013では、ファイルメニューを押すと表示されます。

Office2013で増えているのはSkyDriveへの保存メニューとアカウント設定です。アカウントを設定すると、ライセンス認証も連動します。プロダクトキーを入力しなくても、キーと連携されたMicrosoftアカウントを入力することで認証されるようです。

 

印刷するときのプレビューにも変化があります。

Office2007のプレビューでは、紙のサイズの変更は、ページ設定ダイアログを開く必要がありました。閉じると表示が変更されます。

 Office2013では、印刷メニューに入るとプレビューが表示されます。紙の設定は画面左側にすべて表示され、変更と同時にプレビューにも反映されます。はがきと写真用紙、どちらでちょうど入るか、なんて見るときもすぐにわかります。プリンタの変更に応じて余白なども反映されます。

 右下の右から2つ目の四角の部分をクリックすると、余白などが表示されます。

 余白の大きさも今までのように数値数力することなく、この画面で線をつまむだけで設定できます。ポストカードなど、ぎりぎりに印刷しようとして切れてしまうことがしばしばありましたが、この画面があれば、印刷せずにぴったり合わせることができます。

 

更新: 2014/01/16
Windows 8.1 と Office 2013 の気に入った、オススメしたい機能や特長など PREMIUM REVIEW

もう、どこまですごいのかわかりません。

最初に買ったOfficeは、たしか4.0あたり。Windows 3.1の頃でした。20cm角の直方体くらいの大きな箱に、マニュアルとFDが大量につっこまれていたような気がします。どこかに箱が取ってある気がしますが、探し出せませんでした。

それから20年近くが経ちました。ワープロも、表計算ソフトも、あまりその頃から使う機能が増えていません。文字が書けて、きれいに並んで、印刷できればOKな感じ。WordArtとか、文字修飾も、デザインセンスがなくて使いこなせない日々。文書を作成する機能が増えても、あまり使わないことが多くなりました。

すくなくとも、SkyDriveとの連携は、これまでの使い方を変えるように感じます。今まではPCの前に座ってしか編集しなかったのですが、まさに、どこでもOfficeって感じで使えるように思います。

あとは、PowerPointの進化でしょうか。見出し入れて文字入れて、適当にプレゼンの時に使うソフトくらいに思っていたのですが、テンプレートを開けてみると、気になるものがありました。
ビデオを背景にして、文字を重ねていったり、オブジェクトがアニメーションしたり。
そして、それらの複雑なPowerPoint文書もOffice WebAppで開くことが出来ます。スライドショーも可能ですし、編集することも出来ます。

なんだか、無料のSkyDriveあれば、たいていのことは済ませられるような錯覚が・・・。
でも、豊富なテンプレートがついているのはOfficeです。SkyDriveで新規文章を作っても、空のシートや真っ白な原稿。ひな形がないと、1から作るのは大変です。なんだかテンプレートの為にOffice買おう、ってなっているようにも感じますね・・・・。

使うツールの変化にも気がつきました。年賀状のテンプレートを探したら、Wordの他にPowerPointにもいくつか見つかりました。まさか、PowerPointで年賀状を作るとは思いませんでした。どちらも紙の上に文字を入れていくソフトなので、使いやすいものを選べば良いって考えなのでしょうか。でも、Excel方眼紙で年賀状はありませんでした。ちょっと期待したのですが。PowerPointの16:9対応も、HD画面が増えてきた昨今では便利なところ。

今回はOutlookを試しませんでした。しかし、hotmailのアカウントがOutlook.comに変わって、UIもがらりと変わり、使い勝手も向上しました。最初の頃は、重い、エンコードがおかしい、化ける、などと評判が悪かったOutlookも進化しているのかもしれません。最近はEudoraを立ち上げることも少なくなり、GMailで管理することが多いのですが、何かの時の為にローカルにもメールをダウンロードしておきたいものです。GmailのExportに対応したそうなので、こちらもいつか使ってみたいと思います。

 

最後に、気に入っている機能アップを。

 

1つめは貼り付けのプレビューです。

Excelで貼り付けるとき、思った通りに結果にならないことがしばしば。セルの設定が違っていたり、オブジェクトの種別が意図した物と違っていたり。何度も貼り付け直すことがありました。しかし、2013では、貼るときにプレビューして種別が選択できます。

 

しかも、リンク貼り付けの時はメニューが表示されていますが、値を貼り付けるときはメニューが薄くなって表が見えるように。

 

メニューの見た目は変わらないので、あまり違いはないと思っていたのですが、結構大きく進化しています。

 

そして、これを描き終わった直後に「スクリーンショット機能」というのに気がつきました。

現在の表示画面をキャプチャして貼り付けられる機能です。

 

挿入メニューからスクリーンショットを選択すると対象となるWindowが表示されます。対象となるのは現在Window表示されている物。最小化している物は対象外です。

 

Windowを選択すると、ぱっと貼り付けられます。

 

さっきまで、レビューのためにちまちま画面を取っていたのですが、これは便利です。

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