Windows 8搭載機はゲームノートからウルトラブックまで色々触ってきましたが、今回は初めてのパッケージ版です。
一応の動作環境として。。。
1GHz以上のプロセッサ
2GBのRAM
20GB以上の空き容量
1366x768の解像度(?)
DirectX 9対応GPU
インターネットアクセス
DVDドライブ
今の稼働機でいい感じにスペックを満たしていて、且つ未だXPなのは秋に購入したMY18 Mateぐらいなので、これにインストールします。
詳しくはリンク先のページで書いていますが、NECの企業向けデスクトップです。一応スペックも書いておくと、
CPU:Core2 Duo E6320 1.86GHz
メモリ:PC2-6400 2GB x1
チップセット:Q35 Express
グラフィック:VTX3D Radeon HD7750
HDD:WD 250GB 7,200rpm
DVD-ROMとフロッピードライブ
という風になっています。FF14のようなゲームも、設定を下げれば動作するぐらいの性能です。
さて、今年2014年をもってWindows XPのサポートが終了するということで、XPユーザーはOSのアップグレードか、パソコン自体の買い替え、となるのですが、買い替えはともかく、延命した結果、まともに動かなかったり、動作が遅くなったりしては本末転倒です。今回は、XP→Vistaの移行期のPCに対してアップグレードを行い、そのポテンシャルと使い勝手についてレビューしたいと思います。
まずはインストールなのですが、8.1ではXP/Vistaからの正しい意味でのアップグレードはできません。それまで使っていたアプリを切り捨てての、クリーンインストールとなります。
インストール手順は、ディスクを挿入して、インストール先を選び、プロダクトキーを入力して待つだけ、と特に変わったことはしません。
さて、Vistaから実装されたエクスペリエンスインデックスなのですが、なんと8.1からこの機能が廃止されていて、実行するにはWIN SCORE SHAREというフリーのソフトが必要です。
結果としては、CPU・メモリ・HDDは平均以下、グラフィックは平均以上というところです。こうすると初期のCore2でも結構速く見えます。
次に、XPの時と比べてどれくらい速くなったかを見ていきましょう。画像の左側がXP、右側が8.1です。
CrystalMark 2004
ドラゴンクエストX(1280x720)
旧FFXIV(LOW)
モンスターハンターフロンティア 大討伐(XPは1280x1024、8.1は1280x720)
どのベンチマークにおいても良い数字が出ています。今気付いたのですが、モンハンのみXPに酷な設定となっていますが、それだけで20%も下がるとは思えないので、特に問題無いでしょう。
実際、ベンチマークの画面を見ていても、XPの時はカクカクする場面があったのですが、8.1にしてみると、常に安心して見ていられました。
ただし、CrystalMarkの結果を見てみると、3Dグラフィックの数値だけが伸びており、これは搭載しているHD7750が新しすぎ、XPでは使い切れていなかったのでは、と考えられます。
なので、どのパソコンでもこれだけ伸びるのかというと疑問ではありますが、実際使っていて重いとは全く思いませんし、8.1は軽量に作られているというのが多くの方の評価なので、かつてのようなVistaのようなことにはならないと思います。
また、64Bit OSのネックである32Bitソフトとの互換性についてですが、今のところ困ったことはありません。
そんなわけで、XPインストール機が、もうネットに繋ぐことはないであろう600X(今日久々に動かした)だけになったのですが、不思議と未練は無いですね。かなり快適です。
もうさんざん述べられていることだろうと思って、機能面の紹介は端折ってしまいましたが、これで一旦切りたいと思います。
ふっけんさん
2014/01/06
私も暫定の環境Pen4-530J(3GHz)、メモリ2GBにインストールしましたが
思ってたよりずっと快適に動いたので、そのままサブPCとして使ってやろうと思っています。
名湯さん
2014/01/07
530J…プレスコって全部64Bit対応だと思っていたら、プレスコ2の勘違いでした。32Bitでも十分速い、ですか。
割と最近までPentium4は身近な存在だったので、興味深いですね。