☆★一部画像に汚れがありますが、画面上に霜の結晶が付着したためです。★☆
手持ちのパーツで最速と思われる構成では、定格でもはなかなか安定しないので、あえて最速は狙わず最強の環境的空冷を目指します。
※Radeon5850が自宅においても不調につき、セッティングを追い込むことができませんでした。
時は２月１９日未明 場所は信州の某所 自宅から車で４０分位の寒い場所です、気温計はマイナス１５度 ここで自動車から電源を取りガッツリ冷却しながら評価開始
寒い！！
標高１２１２Ｍ 周りは雪が積もっています。
標高1212M
検証光景
検証光景
本当に寒いんですが、ここで恐ろしい事態が発生
なんと全パーツを氷点下にさらすとCPUが冷却されない？状況になりました。
自宅ではCPUの温度が７０度に達することなどほぼ見たことが無いし、仮にその状況ならば冷却ファンの回転数が上がることによりすぐに温度が下がり始めるのですが、この環境では一瞬９５度位まで一直線に上昇してしまうのです。
写真では短時間の負荷ですが、CPU温度は７６度を指しています、このまま負荷をかけ続ければ更に高温になるでしょう。
画面が汚く見えるのは埃ではなく霜の結晶です、画面が凍っていますよ
この評価は一人で行っているんですが、
TurboBoost全開でPCを回すと消費電力が230Wを超え(Max255W)、自動車のアクセルを踏んでおかないと、オルタネータ（自動車の発電機）の発電容量が不足気味になるらしく、状況によってはPCがリセットすることもるため
車両後部にてベンチ起動→
運転席に移動しアクセルを踏む→
ワットチェッカーの消費電力が下がる→
スクリーンを確認するため車両後部に移動
を繰り返していました。
消費電力は無負荷時と高負荷時でこんな感じ
低負荷時には、プロセッサが１０度以下になることから、確実に氷点下環境での空冷はアリだと思うのですが、見えない”何か”があるようです。
ちなみに、翌朝自宅でマイナス８．５度の中、通常のＡＣ１００Ｖ環境下でも高負荷をかけるとＣＰＵ異常発熱が見られたので、そういう特性があると思います。
氷点下の寒空にドクロ君と一緒にいるなんて、私って不幸（ｗ
愛機ドクロ君
蓋をしてしまえば、ただのＰＣ
と言う訳で、ＣＰＵのみ冷やすのが幸せなようで、マザーごと冷やすのは得策ではないとの結論、凍える手と心を暖めてくれる缶コーヒーが美味しかったです。
疲れた体と心にこの一杯
普段はオーバークロックを本気でやらないので、持っているパーツもコスパ重視の物ばかり
電圧を上げても電力を上げてもTurboboostクロックが向上しない頑固な構成で、結局到達した結果は以下の通り
クロック4.6GHz スコアも30,000行かずorz
猛者の皆さんは普通に5GHzを超えているんですが、やはりゲーム向けマザーが必要なんでしょうか？
ちなみに、使用したパーツは以下の通り
“Sandy Bridge”対応インテル デスクトップ・ボード ロクナナ！トリオレビュー BOXDP67BG
で提供して頂いたマザー
Intel BOXDP67BG
CPU： Intel製 Core i7-2600K
CPUファン： Scythe 刀３
チップセットクーラー： Antec SpotCool と
メモリ： CFD製 メモリ２GBｘ２
ストレージ（SSD)： OCZ製 AGT3-25SAT3-60G
グラフィックカード： Asus製 EAH5850/2DIS/1GD5
ケース： GIGABYTE製 ミドルタワーケース GZ-X1
電源： KEIAN製 タイガーマックス550W
OS： Windows7 Ultimate(x64) Technetより
ですね、前述の記事は昨春の時に書いているんですが、温度が違うにもかかわらず結果が同等ってのが惜しいです。
この辺がこのマザーの限界かもしれませんね。
体張ったんだけどなぁ。
以上！
cybercatさん
2012/02/25
外気温のコントロールは特にレギュレーションがないですもんね。
空冷最強の報告お待ちしていますｗ
exchaさん
2012/02/26
コメントありがとうございます。
環境的には冷え冷えで申し分なかったんですが、結果は残念なことに。
でも勉強になりました。
ひよりんさん
2012/02/26
会社の近くに標高900mの山あるんで行こうと思ってたけど
（積雪の為断念）
流石に車載インバーターの容量じゃ厳しいすね
ガソリン発電機（1500W）使えば良かったのになー・・・惜しい！
exchaさん
2012/02/26
本当は、その日最強に寒かった県内各地で厳しい冷え込み 菅平、野沢温泉で最低記録を更新
菅平に行こうとしていたんですが、セッティングに手間取い行けなかったんですよ。
行かなくて良かった（笑 マイナス２９度ってありえない！！
ちゃなさん
2012/02/28
標準の社債オルタネーターはたいていの場合エンジン回転数を 2000rpm 以上としなければ通常電装品。えーと。ヘッドライトとかワイパーとかだけでもバッテリーからの持ち出しになっちゃいます。エンジン回転数を上げて固定する治具は有用ですよ！注意点は、その治具がついている場合運転できない状態となるように工夫すべきです。
オルタネーター交換式の AC100V出力可能なシステムもありますが、それも停車時に治具を取り付けてエンジン回転数をコントロールしています。ジープやSUV等でトランスファーがついているモノはトランスファーレバーでエンジン駆動力を発電機へ回すものもあります。
一番安上がりで手軽なのは発動発電機を積んでいくことではあります(^^ゞ
実は以前ピックアップトラック積載キャビンでスキー場に泊まり込んでという遊びをしたときに電力は色々とやってみたもので・・・ つい。 すいません。
使っていたキャンパーはこれです。この方は私の前のオーナーです。