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最終結果 空冷 x51 5254MHz CPUスコア 35423

インテル Core i7-2600K を用いたオーバークロックの記録をこの「もちもの」にお書きください。
内容の編集は右下の「編集」リンクから行えます。

コンテストのレギュレーションを必ずご覧ください。
http://zigsow.jp/special/intel/occ2600k/

●注意
オーバークロックを行うと、CPUを含む周辺機器の寿命短縮、故障、焼損などを起こすことがあります。
この場合には、一切の補償を受けられませんので、自己責任でよろしくお願いします。

●SandyBridgeでのOC戦略
SocketH2(SandyBridge)では、電力制御を細かく行う必要から、クロックジェネレータがPCHに内蔵されています。
ブロックダイアグラムをみると、このクロックジェネレータから、DDR3、DMIリンク、HDI、PCIe、USBなどのクロックが生成されるようですので、1156世代で可能だった BCLKを上げてクロックアップすることができません。

ですから、
1.高倍率で安定できるところを探す
2.BCLKは微調整
となります。

特にPCIeの規格上、クロック変動許容値は0.5%ぐらいしかありません。
よって、カードによってうまく動く、動かないが分かれます。

また、K付のCPUとP67とZ68だけがオーバークロックできますが、
P67とZ68のどちらがよいかということはいまいちハッキリしていません。
私は、CPUコアのOCに全力を注ぎたかったので、内蔵GPUを使わない P67と古いビデオカード GF9600GTを選択しました。

オーバークロックではないのですが、CPUスコアアップを狙う場合にはより帯域が広いメモリを使うほうが有利です。
当初このマシンでは、PC-1333のElixir 9-9-9-24のメモリを使用していましたが、
若干の高速化を狙って、XMP1600の Elixir 9-9-9-24の1.65Vに、
後に 電圧を下げるため XMP1600のCorsair 9-9-9-24 1.50Vに切り替えました。
レイテンシが変わらないことから、わずかばかりですが、帯域の向上が期待できます。

あと、OCを行うときに留意した点ですが、CPUコアの温度を最大負荷時でも90度以下にすることです。
i7-2600Kは Tcase 72.6℃, Tjmax 100℃ は100度ですので、このTjmaxを100度以下に守ることが重要ですが、Sandyの単位時間あたりの熱量が相当大きく、70度から95度にあがるまで1秒もありません。

Thermal Monitor 2などで倍率の強制ダウンが働く時間が担保できるように冷却をしておく必要があります。
このためには、できるだけ放熱できるヒートシンクが必要ということですが、
当初は、外気が低いときを見計らって実験し、その後 峰2を導入して冷却効率を上げてみました。


●構成変更
OCコンテストのためラストチャレンジということで、2/28にパーツ交換しました。

CPUファン
Out:


In:



電源
Out:


In:



メモリ:
Out:


In:



●チャレンジ
2/28にx52へ再チャレンジしてもBSoD 124でした。
また、いままでの最高記録についても、NVIDIA ドライバを最新にしたとたん下がりました。

やれることが減ってきたので、CPUを焼いてしまったおものだちの安全圏だった電圧を参考に上げてみました。
あと、OCにあたって
http://www.xtremesystems.org/forums/showthread.php?266589...
を参考にしました。

なお、EISTはオン、C1Eはオフ、峰2のファンはVRにして最大運転にしています。

Vcore 1.45V BCLK 103 x52
→ テスト3 でBSoD STOP 124
このときのCPUコア温度が70度ちょっとまで下がっていたので、まだ余力ありと判断しました。
0x124 = add/remove vcore or QPI/VTT voltage (usually Vcore, once it was QPI/VTT)
なので、Vcoreを 1.44にしても変わらず。ということで危険な方向へ

Vcore 1.49V BCLK 103 x52
→ テスト3 でBSoD STOP 101
0x101 = add more vcore
電圧盛れってことですね。

Vcore 1.50V BCLK 103 x52
→ テスト3 でBSoD STOP 124
また124…おそらく 1.54ぐらい盛らないとだめ…
チキンなのでここでやめて、元のx51でメモリ能力アップに任せて最高記録のアップを狙います。

Vcore 1.46V BCLK 103 x51
→完走したものの 熱確認のためHWiNFO64を実行中でしたので 34000しかでず。
 さらに、3DMarkのサイトがメンテナンス中 (PM11:20ごろ)だったため、結果が取れたのは11:50すぎ。

残念ながらここで打ち止めですね。

わかったことでいえば、NINJA miniに比べて 峰2は20度近く下がるということ。
NINJA MINIで最高記録を出したときの室温は室温 5度 外気-1度。
窓を開放して、9cmのハイパワーファンに交換して、90度ぐらいだったわけですが、
今回は室温6度で外気導入なし。それで80度を超えない。
バラックセット状にしていたとはいえ、放熱器としての性能は別次元ですね。
残念なのはケースには収まらない!というわけで常用は無理です。


--
2012/01/09 01:55 現在 x51 5254MHz CPUスコア 35423
窓を全開、外気温0度。室温7度。ケースのサイドをオープンして x51倍チャレンジ。



CPU-Z,GPU-Zを常駐していない状態での測定後、CPU-Z, GPU-Zを起動しました。
レギュレーションでCPU-Zのクロック値がオーバークロック時の値を示している必要があるようなので、
再測定しました。

室温 5度 外気-1度

なお、クロックの値は ASUS のツールの値ではなく CPU-Z, Vantageの値を採用しました。
丸め誤差と思われる1MHzだけ差が出ています。
--
2012/01/08 19:30 現在 x51 5253MHz CPUスコア 34265 (HWiNFO64常駐)
窓を全開、外気温0度。室温7度。ケースのサイドをオープンして x51倍チャレンジ。

HWINFOでモニタしながらなのでスコアはまだまだです。


--
2012/01/07 23:59 現在 5150MHz CPUスコア 34387

窓を全開、外気温-3度。室温6度。ケースのサイドをオープンして x50倍チャレンジ。
CPUファンを SUNOH 9cm ファン 12V 2.9Wに交換しました。
ASUS Turbo EVO ではうまく上がらなかったので、
x49のときの設定から Vcore を 1.45Vにしています。
1回目 GPU-Z, CPU-Z, ASUS Turbo EVO実行中
1回目 GPU-Z, CPU-Z, ASUS Turbo EVO実行中

2回目  HWINFO実行中のため低速
2回目 HWINFO実行中のため低速

3回目 GPU-Z, CPU-Z は後から実行
3回目 GPU-Z, CPU-Z は後から実行


CPUコア温度が最低12度…最大77度… 消費電力105W…ひー。

室温10度まで回復しても問題なく実行できました。

2012/01/08 09:10 再実験しました。
窓は閉鎖、外気温-1度。室温12度 最大91度。

91度では余裕がないのですが、CPUコア温度の最低温度が10度ほど上昇しているようです。
筐体内の熱を効果的に奪えていないようです。
x51倍チャレンジするのは夜ですかね。

--

2012/01/07 現在 5047MHz CPUスコア 33887
窓を全開、外気温5度。室温10度。ケースのサイドをオープンして x49倍チャレンジ。
こえてしまったよ。
メモリ構成のみ変更しています。


筐体状況です。
前面
前面

サイド
サイド

前方からサイド
前方からサイド





私は寒さで凍えてきましたが、次は 9cmの12V2.9Wファン(SUNON KD1209PTB1)を導入してみようか…

--
2012/01/05

今のところ 空冷で47倍 4841MHzです。
手順としては、ASUS TurboV EVO で Extream で上げてって温度が92度に達したので、
47倍で止めました。

i7-2600K の Tcaseが72.5度, Tjmaxがおそらく100度。
これ以上にあげるには CPUクーラーをもっと大型で熱容量のあるものにして47倍でも70度程度までで済むようにしないと難しいですね。
トップフローは使いたくないので、NINJA3か他のものを物色しようかと思います。



CPU: i7-2600K


MB: ASUS P8P67


MEM: CFD/Elixir W3U1333Q-4G (DDR3-1333)


GPU: ZOTAC 9600GT 512MB DDR3 PCIE ZT-96TES3P-FSP


HDD: HGST HDS7210505CLA362 500GB SATA2


CPUクーラー: NINJA MINI + 1156アダプタ (NINJA2より転用)


電源: ANTEC NeoPOWER 550W


ケース: FREEWAY ブランドのATXミドルタワー FWD-OTX-XS


E-ATXマザーまで搭載可能です。

3DMark ベンチマーク Vantage CPU SCORE 31315
CPU-Z
GPU-Z
HWiNFO64センサ画面

コメント (23)

  • daiyanさん

    2012/01/05

    PhysXのチェック付いちゃってますよw
  • はにゃさん

    2012/01/06

    daiyanさん

    画像差し替えました… Offにする前に画像キャプチャしてたみたいです。
  • リンさん

    2012/01/06

    42%ですか!?やっぱりCPUクーラーって重要なんですね。。。

    自分まだ届いていないですT-T
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