コンテストのレギュレーションを必ずご覧ください。
http://zigsow.jp/special/intel/occ2600k/
完全プライベーターマシンです。
2011夏に組み替えたばかりのエンジンなので、無茶は出来ませんが頑張ります!
CPU:インテル® Core™ i7-2600K
CPUクーラー:ZALMAN CNPS9900MAXB
MB:ASUS P8Z68-V
MEM:SanMax SMD-16G68NP-13H-Q
GPU:MSI N250GTS-2D1G
PWR:CORSAIR CMPSU-750HXJP
SSD:Crucial m4 128GB CT128M4SSD2
BD:パイオニア BDR-206JBK
OS:Windows 7 Professional 64bit DSP版
ケース:CORSAIR CC600T
モニター:三菱電機 MDT243WG
モニターアーム:Ergotron LX Desk Mount LCD Arm 45-241-026
さて、各自が用意したマシンでラップタイムを出して行くわけですが、sandy bridge世代のOCはビギナーでも手を出し易い部類じゃないかと思います。
そんな私も、OCビギナーなんですけどね(汗)
今回、レギュレーションで Core i7 2600K のエンジン(CPU)を指定したレースなのですが、この製品名の末尾にある”K”というのが、倍率ロックフリーのCPUである事を指してます。
倍率ロックフリーとは所謂リミッター解除であり、sandy bridge世代のOCでは重要ポイントとなります。
”K”無しでもOCは可能ですが、個体差もありますが 3~4%UPが限界では無いでしょうか?
ラップタイムを出して行くには、OCによってマシン性能を引き上げる事が重要です。
圧縮比(BCLK)の限界は、個体差もありますが 103~104MHz 程度では無いですかね。
そして、回転数(倍率)は”K”付きエンジンなら、倍率ロックフリーにより理論上は上限無しですが、実際には50倍辺りが壁になってくると思います。
回転数を上げてパワーを絞りだすには、燃料噴射量(Vcore)を増やす必要があります。
ただし、燃料噴射量(Vcore)を増やし過ぎると、異常燃焼でエンジンブローを招く恐れがありますので、無理は禁物です。
そして、燃料噴射量(Vcore)増加に伴い、水温(コア温度)は急上昇します。
水温(コア温度)を下げるには、気温(室温)・エアロダイナミックボディ(PCケースのエアフロー)・ラジエーター(CPUクーラー)を見直す必要があります。
気温(室温)に関しては、丁度真冬なので暖房を切れば0℃近くまで下げれると思います。
エアロダイナミックボディ(PCケースのエアフロー)に関しても、最悪はサイドカバーを外すのもアリかと思います。
そして、ラジエーター(CPUクーラー)ですが、流石にエンジン(CPU)付属のリテールファンでは冷却が追いつかないので、強化ラジエーター(社外品CPUクーラー)を導入する必要があります。
冷却方法には禁止事項がありますので、レギュレーションの範囲内での選択が必要になります。
今回、私はずっと使ってる空冷式の 強化ラジエーター(社外品CPUクーラー) でチャレンジします。
CPUクーラー:ZALMAN CNPS9900MAXB
後は、テスト走行を繰り返しながら、ラップタイムを刻んで行きます。
多分、40倍(4.0GHz)を回そうと思ったら、燃料噴射量(Vcore)は1.25~1.30V程度必要かなって思います。
更に、47倍辺りからは、燃料噴射量(Vcore)は1.40Vを超えて来ます。
50倍を狙うなら、燃料噴射量(Vcore)は1.50V以上を必要!?
燃料噴射量(Vcore)を過度に増やすと、エンジンブローの危険性があるので、無理はしないように!
重要なので、もう一度書きますが・・・
倍率は1倍づつ、燃料噴射量(Vcore)も1.40Vを超えた辺りから、0.05~0.25V刻みくらいで、少しづつ増やして下さい。
もちろん、水温(コア温度)も監視しながら、データ取りをしていけば限界が見えてくるんじゃないかと思います。
普段、使ってる常用OC(4.4GHz)でのラップタイムは CPU Scoe:29343
室温:25℃
ちなみに、データ取りした結果は
5.0GHzを目指しましたが、もう少し燃料噴射量(Vcore)を盛らないと、回らないようです。
2012/01/07時点での、最速ラップタイムは CPU Scoe:32340
室温:25℃
私には、この辺りが限界かもです(汗)
ねおさん
2012/01/12
愛生さん
2012/01/12
ASRockを新調したのにですか?
まぁ、4.8も4.9も大した違いは無いですよね・・・5.5GHzを超えて行かないと優勝は見えないし・・・
いぐなっちさん
2012/01/12
さすが愛生さん!
愛生さん
2012/01/12
サーキットが舞台みたいですから、それっぽい雰囲気で描いて(書いて)みました(笑)
一番大変だったのは、フォーミュラマシンのイラストです(笑)
まだ、1ヶ月以上猶予は有りますが、表彰台は無理ですね
とっぷりんさん
2012/01/12
コレ系のネタちゃっかり来ましたね!
車も触ってる身としては、わかりやすくて面白かったです。
窓を全開にして吸気温度を下げてあげるというのもいいかもしれませんよ!
うちの知り合いは、窓を全開+扇風機で水冷タワーに風を当ててエンジンブローしましたがw
愛生さん
2012/01/12
コレ系のネタしか、思いつきませんよねw
締切ギリギリまで引っ張っても良いんですが、ハイスコアでも無いですし orz
ケースがショボイなら、室温を下げてサイドパネル全開で扇風機が安上がりですよね。
>うちの知り合いは、窓を全開+扇風機で水冷タワーに風を当ててエンジンブローしましたがw
その時のコンディションもありますし、回してみるまで分かりませんよね・・・出来れば、エンジンブローだけは避けたいですね(^^;
M.T.オーエンさん
2012/01/12
優勝者はたぶん当たり石を持ってる人だと思いますが、どんな性能なのかは気になります。
愛生さん
2012/01/12
>周波数高いのにスコアは負けてる!ふしぎ!
私も最初、常用OCでラップタイムを計測したら、結構数値が高かったんですよね。
レギュレーションは守ってますし、メモリーとかも1333ですしね。
私の石は、夏に購入したので・・・当り石では無いですね。
BCLK103だと、通過出来ないので(^^;
harmankardonさん
2012/01/12
愛生さん
2012/01/12
ですよね(^^;
5GHzの壁を越えようと思うと、Vcoreを1.5V以上盛らないと駄目な雰囲気だし、上位陣はかなり上を進んでるので、追いつくのは無理ですし・・・
Neroさん
2012/01/12
CPUにも個体差があるものなのですね。
僕の持っている2600Kは倍率を上げればBCLKを上げられなくなるわでとても面倒でした。
BCLK100MHz*50倍なら1.43VとLLCの上乗せでなんとかなるのですが・・・><
愛生さん
2012/01/12
私より、Noraneroさんの方が詳しそうなんですけど(^^;
私の個体は、BCLK103が無理です(44倍も無理)・・・上げてもBCLK102までです。
>BCLK100MHz*50倍なら1.43VとLLCの上乗せでなんとかなるのですが・・・><
1.43Vで50倍も回るなんて、羨ましいですね。
1.45V 50倍 BCLK100 が無理だったので、取敢えず今のスコアで我慢してます。
5GHzの壁が遠い上に、壁を越えても上位陣には追いつけないわけで・・・難しいですね。
ぽんさん
2012/01/16
あら、、、油冷なんて方式しりませんでした。。。(レギュレーションで説明されてる箇所)
Youtubeで、濃厚なことしている動画みつけたのですが、、、すごいことになってました^^;
愛生さん
2012/01/16
ありがとうございます。
電気を流さ無い油に、システムをどっぷり漬け込むんですよね。
部品交換等が、簡単に出来無いのが欠点ですよね。
かなり重たいでしょうし。
一般人は、空冷か簡易水冷ですね(^_^;)
kenさん
2012/01/16
私はOCの事は良く分からなかったので参加していませんが、
色々と調整が大変そうですね。
48倍でも、凄いと思います。
愛生さん
2012/01/16
ありがとうございます。
i7 2600K なら、44~45倍辺りは常用可能な感じですね。
50倍を目指そうと思うと、気合いが要りますね・・・特に、自前のPCだと(汗)
今回、48倍 ほぼ4.9GHzですが、本当にドキドキしながらチャレンジしました。
上位者は、かなり先を走ってるので、周回遅れになりそうです。