先日(2026年7月11日)、メインPCが不動となった。
症状としては、電源が入らない。
ただ、全く通電していないかというと、リアパネルやM/Bの電飾の一部は点いている。
けれど、スイッチを押しても何も起こらない。
ファンも回らないし、カチリとも言わない。
ちなみに当時のメインPCの構成は以下の通り。
【2×スレッド立派PC(Rev.5.20-嫁-)】
・CPU:AMD Ryzen™ Threadripper™ 2990WX
・CPUクーラー:ENERMAX LIQTECH ELC-LTTRTO280-TBP
・M/B:ASUS ROG ZENITH EXTREME
・メモリ:G.Skill TridentZ Neo F4-3200C16D-32GTZN ×2 Total64GB(16GB✕4)
・VGA:Yeston Sakura GeForce RTX 4070 12GB
・システムドライブ(プログラム):Crucial P3plus 4TB CT4000P3PSSSD8JP
・システムドライブ(テンポラリ):Crucial P3 2TB CT2000P3SSD8JP
・テンポラリバックアップドライブ:WD Blue 2TB WD20SPZX-EC ×2(RAID1)
・データドライブ:WD Blue 8TB WD80EAZZ-EC ×2(RAID1)
・リムーバブルHDDベイ:ORICO 5.25Inch to 3.5Inch SATA HDD Hot Swap Rack 1106SS
・カードリーダー&USBフロントパネル:GRAUGEAR G-MP03CR-AU
・電源:CORSAIR RM850(80PLUS GOLD)
・PCケース:CORSAIR Carbide Air 540
・フロントファン1:ENERMAX APOLLISH VEGAS UCAPV12-BL ×2
・フロントファン2:ENERMAX T.B.VEGAS QUAD UCTVQ12P
・OS:Windows 11 Pro(Windows 10 Proからのアップグレード)
CPUやメモリと言った“沈黙のパーツ”の「内部配線がヤられてアウト」というパターンもあったが、より可能性が強い原因として
①PCケース、CORSAIR Carbide Air 540の電源スイッチの物理的故障
②電源スイッチからM/B=ASUS ROG ZENITH EXTREMEへの配線断線、ハズレ
③M/B=ASUS ROG ZENITH EXTREMEの故障
④電源=CORSAIR RM850の故障
がまず確かめるべきところ。
ケース原因なら、予備があるので完全に組み直せば良いが大がかり。ただ幸運なことに、使用M/BはASUS ROG ZENITH EXTREME。このM/B、ROGシリーズらしくものすごく多岐にわたった設定項目があり、それを細かく詰めるときにまな板状態で作業しても不便でないように?、オンボードに電源スイッチが設けられている。
このオンボード電源スイッチで通電するようなら、①と②になるので結線確認して、抜けてないようなら電源のヘッダーピンをショートさせてケースのスイッチ部分か配線かを詰めれば良い。
...で、M/Bのオンボード電源スイッチでは...点かない。
つか、よく見るとM/Bオンボード電源スイッチが光っていない。本来、通電させると光っていたはず。それが光っていない。一方、M/Bのバックプレート側は一部光っている。

電源点けるとメモリやファン、簡易水冷のロゴなども光るが....

...本来、PCの電源落としてもM/B上の電源ボタンはこのように光るはず
一番アヤシイのはM/B?と見当付けたので、ASUS ROG ZENITH EXTREMEの前に使っていたM/B、ASRock X399 Taichiでも引っ張り出してくるかと倉庫をほじくり返していたときに、電源が発掘された。
それが、80Plus GoldのSeasonic SSR-650RM。
以前、Core i7-4790K+ELSA GeForce GTX 780 S.A.CのPCに積んで使っていたもの。Core i7-4790Kは公式にはWindows 11のシステム要件を満たしていないのでPCそのものは休止させていたが、PSUが問題なのかどうかの検証ができるかと、この電源も一緒に掘り返しておいた。
M/BのLEDは部分的にしか光っていなかったので、どちらかと言えばM/Bを疑っていたのだが、M/Bを検証するのはややめんどい。というのも、M/BをASRock X399 TaichiからASUS ROG ZENITH EXTREMEに替えたあとに、CPUをRyzen Threadripperの 1950Xから2990WXに挿し換えたので、ASRock X399 Taichiは、現状第2世代Ryzen Threadripperである2990WXにBIOSが対応できていない。
幸いなことにASRock X399 TaichiにはCPUやメモリを挿さなくてもBIOSの更新ができるUSB BIOS Flashback機能があるが、今まで使ったことがないのでやや心配。万全なのは最低構成でASRock X399 TaichiをBIOS画面まで立ち上げ、Instant Flash機能で通常通りBIOSアップデートすることだが、Ryzen Threadripper 1950Xもセットする必要があり、作業量が多い。
そこで先に一緒に掘り当てた電源を使って検証して見ることにした。
横着して、M/B給電用の24Pと、8Pを2本の3本だけつなぎ、ストレージは全部外して、グラフィックカードも補助電源不要な750Tiに挿し換えて電源投入してみると....点いた??
元の電源を外さず、予備電源をムリヤリ接続して検証してみたら...直った??
...というということは意外なことに犯人は電源。M/Bの一部の電飾などは光っていたので、完全に通電していないわけではなく、24Pと8P2本の3本のうち、どれかがNGで規定の電力が来ていない感じか(もしくは3本の電源線から供給される電力の使い方が解らないが、電源を含むM/B前方エリア-バックパネルの逆側-へ給電していた電源線もしくはそれに電力供給していたPSUポートのタヒ)。
これでM/Bを交換しなくて済んだので、RAIDを組み直す必要もなくヨカッタのだが、チョイ心配なのは消費電力的に650Wで足りるのか、という点。
Ryzen Threadripper 2990WXはTDP250W、ビデオカードのGeForce RTX 4070はTDP200W。
単純足し算で450W。そして電源は、ある負荷がかかった状態での消費電力が電源容量の半分~7割ほどになるのが美味しいとされる。これは電源容量の50%付近が一番変換効率が良いから←使い方が高解像度の最新ゲームに使うなど、常に負荷バリバリなら半分までに抑えるが、一般的用途で常にフルロードは考えづらいので、負荷かかった状態が電源容量の7割くらいまでというのが良い塩梅。
それを考えると、2990WXに4070でTDP合計450W、HDD4台と簡易水冷にM/Bの基礎代謝を加えると100W程度は余分に必要なため、負荷時550Wと考えると、650W電源ではちょっと変換効率が落ちてくる80%以上の領域でも使うことになる。
そういう意味では元々積んでた電源の850Wって、CPU2回、M/B2回、ビデオカード3回替えて、玉突き玉突きで使っていた割に、最終的に落ち着いた構成では、結構容量合致していた。
...ということなので、メインPCでもあり、本来ならば850~1000Wクラスの電源を買っても良かったのだが、今回はこの650W電源を使い回すことにした。この電源、元々サブPCで2014年から4年ほど使い、メインがRyzen Threadripper 1950XのPCになって以降はサブサブPCとなったのでほとんど使っていなかった。
入手したのは2014年なので、Seasonicの「5年新品交換」も切れてるので死蔵しても仕方ないし、せっかくの紫蘇電源、まだ生きているうちにキッチリ使いきりたい。なにより今後ミドルクラス以上のPC電源には12V-2x6が必須になってくると思うので、それがないSeasonic SSR-650RMは今後活躍のシーンが限られてくる。それを思えばここで使い切ってあげた方が良いかなと。
ただ、メインPC、内部増設しすぎたおかげで?ちょっと電源コネクタが足りなくなった。
...というか、コネクタ形状が合わない。
このSeasonic SSR-650RM、付属ケーブルはSATA電源かペリフェラル4Pかが完全に別れていて、両方付いているタイプはない。ASUS ROG ZENITH EXTREMEに付いているファンコントローラー(ASUS FAN EXTENSION CARD)はペリフェラル4Pのため、1本はペリフェラル系が欲しい。他はSATA系なのだが、ケースのCORSAIR Carbide Air 540が特殊なデュアルチャンバ設計で底面にHDDがあったり、電源の上に2.5インチシャドウベイがあったりと各パーツがバラバラの位置にある関係上、ペリフェラルの電源ケーブルが一口SATAだったらそれで間に合うのに...ということになった。
そこで用意したCable Mattersのペリフェラル4P⇒SATA15P変換ケーブル3組セット(104009-6x3-EU)。

チャック付きポリ袋にケーブル3本入って、製品名ラベルシールで封をしている

内容物。同じペリフェラル4P⇒SATA15P変換ケーブルが3本入っている。

ケーブルは最近流行りの?フラットケーブルではなく、昔ながらの黄×赤×黒の4本独立型
ひとつしか必要無かったが、送料込みの価格では、購入のタイミングでは3個セットが現品がある中では一番安く、予備も含めて3個セットを購入した(SATA15P⇒ペリフェラル4Pの方向ではないので、今後どれだけ出番があるかはわからないけれど)。

5インチベイに積んだリムーバブルHDDベイに電源がないので...
使って見ると15cm長というのがジャストサイズで、良い感じ。ちょっと黄色+赤+黒×2の昔ながらのバラ配線が「古い」感じがするけれど、Carbide Air 540はケースを組み立ててしまうと、ベイチャンバーの方は完全に隠れて、大きな裏配線エリア状態になるので良いかな。
ただ、機構としてペリフェラルにはロックがないのもあって?、ちょっと「ぐにょ」っていう挿し心地?なのが少々気になったが、ま、挿すのは一回なので。
...ということで、現在のメインPCの構成は以下の通りに。
【2×スレッド立派PC(Rev.5.21-嫁-)】
・CPU:AMD Ryzen™ Threadripper™ 2990WX
・CPUクーラー:ENERMAX LIQTECH ELC-LTTRTO280-TBP
・M/B:ASUS ROG ZENITH EXTREME
・メモリ:G.Skill TridentZ Neo F4-3200C16D-32GTZN ×2 Total64GB(16GB✕4)
・VGA:Yeston Sakura GeForce RTX 4070 12GB
・システムドライブ(プログラム):Crucial P3plus 4TB CT4000P3PSSSD8JP
・システムドライブ(テンポラリ):Crucial P3 2TB CT2000P3SSD8JP
・テンポラリバックアップドライブ:WD Blue 2TB WD20SPZX-EC ×2(RAID1)
・データドライブ:WD Blue 8TB WD80EAZZ-EC ×2(RAID1)
・リムーバブルHDDベイ:ORICO 5.25Inch to 3.5Inch SATA HDD Hot Swap Rack 1106SS
・カードリーダー&USBフロントパネル:GRAUGEAR G-MP03CR-AU
・電源:Seasonic SSR-650RM(80PLUS GOLD)←今回入れ替え
・PCケース:CORSAIR Carbide Air 540
・フロントファン1:ENERMAX APOLLISH VEGAS UCAPV12-BL ×2
・フロントファン2:ENERMAX T.B.VEGAS QUAD UCTVQ12P
・OS:Windows 11 Pro(Windows 10 Proからのアップグレード)
これでまた、全機能使えるなっと。
【104009-6x3-EU仕様】
コネクタ:4-Pin Molex Male⇔15-Pin SATA Female
長さ:6 inches (approx. 15 cm)
ゲージ:18 AWG
電圧サポート:5V もしくは 12V(3.3Vはサポート外)
互換性:SATA I、II、III HDD/SSD/光学ドライブ
ペリフェラル側の「ハマった感」が薄い
SATA側はしっかりハマるのだが
ま、もともとペリフェラル4Pってぐにょっとしたハマり具合だが。
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購入金額
559円
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購入日
2026年07月12日
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購入場所
Cable Matters Inc. (Amazon)


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