それ以前からAcer社のIconia W3-810でWindows8、そしてアップデートしてWindows8.1を使っていたので、全くの初体験と言うことはありませんでした。が、デスクトップのパソコンでWindows7からいざアップデートしてみるとやはり色々と違いは感じるもの。その辺りをまずはいくつか紹介していきます。
Windows7からWindows8.1へ
我が家のパソコンはCPUが Intel Core i7 2.80GHzと非力な奴。とは言え、ブラウザーでネットサーフィンしたり(死語?)、iTunesで音楽聴いたり、デジカメで撮った写真の整理をしたりする分には特に支障はありませんでした。まあ、特徴的な使い方と言えば、ディスプレイを二台繋いでいたことくらいでしょうか。別にデイ・トレーディングをやっている訳ではなく、頂き物をそのまま繋いで便利に使っていた程度です。
アップデートインストール
アップデートのインストールはなんの支障もなくできてしまいました。もっとトラブルがあるのかと思いきや、インストールツールの指示通りに進めたらあっという間に終わり。とは言え、気にしなければならない点が何点かあります。
- 以前(Windows7の時)インストールしていたサードパーティー製のアプリケーション(例えばFirefoxだの、Photoshop Elementsだの、iTunesだの)は引き継いでくれません。Windows8.1になったあと、全て再インストールが必要です。
ファイル自体は「Windows.old」ディレクトリに"一時的に(28日間だそうです)"保存されるので、必要に応じてコピーはできます。
個人設定は引き継ぐ・引き継がないの選択ができます。 - Windows7ではローカルPCの中(だけ)でユーザーを作って使用していました。Windows8.1からはMicrosoftアカウントを使うのがデフォルト。AndroidスマートフォンでGoogleアカウントを使うのと同じですね。設定ファイルなどがクラウド側に置かれるので、他のPCでも共通化できます。私もIconia W3-810と設定が一緒になっています。
もちろん、ローカルに閉じたユーザー設定も可能。 - デフォルトだと"マイドキュメント"フォルダーがSkyDrive上に作られます。これで自動的にバックアップファイルがクラウド上に作られる形になるので、何かあった時に安心。
ただ、SkyDriveに(無料で)割り当てられるディスク容量の制限から、写真データはサイズを小さくしたものがSkyDrive側に作られ、オリジナルではないので注意が必要。
タイルワールド
Windows7からWindows8.1になって大きく変わったのは、タブレット環境というか、タイル版(当初はメトロスタイルって言っていたもの)の存在。Iconia W3-810では普段はタイル版環境を使っています。デスクトップ環境はキーボードを繋いだ時くらい。タッチスクリーンで使うにはタイル版アプリの方が使い易いですから。
さて、デスクトップのパソコンで、しかもタッチパネルではないディスプレイ(二台とも)の場合、どう使うのがいいのだろうかと最初は試行錯誤。でも、すぐに「デスクトップ環境しか使わない」状態に落ち着きました。理由は
- タイル版アプリとデスクトップ版アプリは、同じ名前のアプリでも別物。機能やユーザーI/Fが異なっている。
- タイル版アプリはタブレット(タッチパネル)を前提にユーザーI/Fが考えられているので、全体的にデスクトップ版よりも機能が"シンプル"。
- ブラウザーの設定ファイル(Bookmarkなど)も別なので、二つを使うのは不便。
という感じ。将来、タイル版アプリとデスクトップ版アプリの違いがなくなって融合され、さらにはタッチパネルのディスプレイが普通になったらどちらでもよいようになるのでしょうが、今の時点ではタイル版環境を使うメリットは感じられません。
Windows8.1おすすめ機能
二画面ならではの使い方
直接、Windows8.1だからと言う訳ではないですが、二画面(ディスプレイ二台)で使っているとちょっと便利。いつも使っているアプリケーション(例えばOfficeやAdobe Photoshop Elementsなど)はデスクトップ環境で使うことになりますが、Windows8.1のスタート画面(タイル環境)のウィジェット群は一覧性に富んでいる(アップデート情報がテロップとして流れる)ので合わせて使うのが理想。普通にデスクトップ環境のアプリケーションで仕事をしつつ、もう一画面はスタート画面(タイル環境)を出しておくと、この両方が可能になる訳です。その環境(ディスプレイ二台)があるならばおすすめの使い方です。
画面一つでもスクリーンセーバーとしてグッド
スタート画面(タイル環境)は上記のように、何もしていなくてもテロップで色々な情報を流してくれます。これ、スクリーンセーバー代わりに表示しておくと意外と便利。新聞の速報や証券市場(株価)の推移から、Amazonのおすすめ商品紹介まで一覧できます。
ショートカットキーを覚えよう
これはWindows7からもあった機能ですが、ショートカットキーを覚えておくと作業効率がかなり上がります。特に「Windows ロゴ キー + 」のパターン。
例えばチャームを呼び出す場合はタブレットならば右端から指をスイープすればいいんですが、マウスの場合はカーソルを右上に持っていくことになります。画面が大きなデスクトップパソコンの場合は意外と不便。カーソルを動かす"距離"が長いですから。これをショートカットで行う場合は「Windows ロゴ キー + C」でOK。楽です。
ちなみにチャームを開くだけでも
- + H:共有チャームを開く
- + I:設定チャームを開く
- + K:デバイスチャームを開く
- + Q:検索チャームを開く
と、さらなるショートカットも可能。これだけ覚えてもかなり使えますよ。
動画でチェック
スタート画面(タイル環境)でテロップが流れる感じや、ショートカットキーを使ってチャームを呼び出すところを画面キャプチャーの動画で撮ってみましたので貼り付けておきます。
Windows7とWindows8.1の互換性
周辺デバイスとの接続・ドライバーの互換性
アップデートインストール時に(ごく一部の)ドライバーファイルなどが自動的にWindows8.1用のものに変えてくれましたが、ほとんどは再インストール。最近買ったアプリやデバイスであればインストールディスクにWindows8用のファイルが入っているでしょうから、まずはそれで。でも、昔買ったものは各メーカーのサイトからWindows8.1用ファイルをダウンロードしてくる方が早かった。幸いにして、私が繋げていたデバイス類は互換性の点で問題はなく、どれも以前と同様に動いてくれています。以下、ドライバーを入れ直して対応したデバイス群です。
- プリンター:エプソン カラリオ EP-803A
- ドライバー、ユーティリティツール(プリンターモニター、CD/DVD盤面デザイナー、スキャナーマネージャーなど)はWindows8.1用がメーカーサイトに用意されています。
- スキャナー:キヤノン CanoScan F9000
- ドライバー、ユーティリティツール(スキャナーマネージャー)はWindows8.1用がメーカーサイトに用意されています。
- HDD:USB接続ディスク色々
- 特に何もせず、そのまま。Microsoftの汎用ディスク用ドライバーで大丈夫。
アプリケーションのWindows8.1対応状況
アプリケーションも再インストールして対応。これらも今のところ問題のあるものはありません。まあ、インストールディスクをどこにしまったか分からなくなったのがいくつかあって、その"捜索"が一番の問題だったかもしれません。以下、再インストールして使っているツール群です。
- Adobe Photoshop Elements 12
- Atok 2013
- Evernote
- Final Fantasy XIV
- Google Chrome
- iTunes
- Media Go(ソニーのPSP(など)用ファイル管理ツール)
- Mozilla Firefox
- OpenOffice
- SilverFast(フィルムスキャンツール)
- SplashID Safe (パスワードマネージャー)
- XMind (マインドマップエディタ-)
- 筆まめ (葉書作成ツール)
Windows8.1(タイル環境)対応アプリはまだまだこれから
ここに上げたのはデスクトップ環境版のアプリケーションのことです。このうち、タイル版アプリが提供されているのはEvernoteとSplashID Safeだけ。タブレットで使うのであればやはりタイル版アプリの方が使い易く、各アプリケーションが対応版を出してきてくれることに期待したいですね。特に、本家マイクロソフトのOfficeは何とかして欲しい。一応、メニュー部分が指でタッチできるように大きく表示させるなんて対応はできているのですが、全体としてタッチパネルだけで使うにはデスクトップ環境版だと使いづらい。
iOSやAndroidに比べるとシェアがまだまだなので、サードパーティーも本腰を入れていないのでしょう。まずはマイクロソフトが率先して頑張ってもらいたいです。

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