--前置き-------------------------------------------------------------------------------------------
　今の世の中、Officeは社会人が職場で使うだけのものではありません。むしろ、社会人では使う人使わない人がはっきりしているのに対して学生等は提出物や、社会に出ての学習の為Officeを使うことが多く、Officeユーザーには学生もかなり多いでしょう。
　しかし、Officeは今まで起動時に紹介されるテンプレートには子供向けのものがぱっと目につかず、学生の用途としてはシンプルに白紙、空白のOfficeを使うくらいしかしないという人は多かったのではないでしょうか。もしくはネットで個人制作のテンプレート等を探して使っていたという方もいたかもしれません。
　Officeは元々大変多機能ですが知らないと使えないものや、まさかあるとも思ってなかったものというのは意外と多いと思います。そういう意味で旧来のOfficeは魅力が少し伝わりにくいところがあったと思います。

--魅力1--------------------------------------------------------------------------------------------
　ですが、今回Officeを起動しテンプレートの一覧を見て正直驚きました。レポート向けのWordのテンプレート。Excelには2014年カレンダー。毎日の月食が見れるものまであります。また、学生向けの課題計画表のついたカレンダーもあり、Officeというのがもはやオフィスにとどまらず、家庭や学校という多くの場所で利用できるものであるという点が全面に出ているのを感じました。

　また、各テンプレートには紹介が書かれ、さらに評価がつけれるようになっており、そのテンプレートの有用性がどれくらい高いのか知ることができます。
　PowerPointにおいては同じようにテンプレートをクリックすると同じデザインで微妙に配色の異なるプレートがさらに詳細に選べるようになっておりシーンに会ったものを的確に選ぶことができるようになっています。

--魅力2--------------------------------------------------------------------------------------------
　また、Windows 8.1はよりクラウドとの連携が意識されており、OSインストール時点からMSNアカウントについて尋ねられます。ログイン(または登録)すると自動的にMSNアカウントとOSの色々な機能が関連付けられ、Officeを含め様々なWindowsアプリと連動するようになっています。SkyDriveとの連動バックアップも出来ますしSkyDirveを活用する事で外出先にUSBメモリを持っていかなくてもネットですぐにプレゼンファイルや文章を閲覧する事も出来ますね。
--テンプレートの活用------------------------------------------------------------------------------
　Officeのテンプレート一覧は大変魅力でしたが、個人的に面白いと思ったのは「映画リスト」というExcelのテンプレートで映画の発表された年、タイトル、評価（星５つ形式）などの様々な項目が入力できるものです。「映画リスト」ですが映画に限らずアニメ等で表を作ることも当然でき、その作った表をブログにあげれば手軽に自分のおすすめのアニメやCDを紹介する表ができてしまいます。

--旧Officeとの違い--------------------------------------------------------------------------------
　Officeのデザインですが全体的に2007の頃から大きく変わった点はないと感じています。つまりOS、Officeの更新で「あー、またデザイン変わってる！！メンドクセー！！」というWindows、Officeユーザーのあるあるは発生しにくいでしょう。
　また、他社IMEを使っている方の理由に「職場の文章だと見慣れない漢字がありその時IME自身の辞書で言葉を調べている」という方がいたのですがWordで文章を書くとき、
　　1.既に書いた部分を選択して
　　2.スペースキーを押す
と、なんと変換できます。この時「漢字のものも逆引きして平仮名にしてくれます」ので、辞書にIME登録されているような漢字であればそこから読み仮名を見ることができるし、一部おかしい漢字の再変換も手軽に行う事が出来ます。
　これは普段のブラウザやチャットでは文字を選択しスペースをおせば通常通りスペースが入力される為、文章を編集するOfficeに合わせた挙動であり、何気に便利な機能だと思います。
--その他(皆さん知りたい？スタートメニューについて！)----------------------------------------
　Officeではありませんが、作ったファイル閲覧に当然かかわってくるエクスプローラーですが、これも旧来までのデザインと概ね同じなのですが、上部の設定項目がOfficeと同じタブ形式になっており、エクスプローラーの設定を含めた様々な機能へのアクセスが容易になっており、大変親しみやすいUIになっています。
　そしてスタートメニューは7までの旧式のデザインと大幅に変わったため、多くのユーザーから色々と言われた8のスタート画面ですが
8.1のスタートボタンでは
・左クリック(Windowsキー):スタート画面(CMでもよく見るアレです)
・右クリック:(Windowsキー+X):簡易メニュー(7迄のスタートメニューと同じような内容)
と分かれており、右クリック側の操作でコントロールパネル等の様々な機能へのアクセスができるためWindowsボタンは旧来からの機能も保持しています。

--スタート画面の活用-----------------------------------------------------------------------------
　さらにスタート画面は文字を打てば検索モードに入るため(検索バーが表示されていない状態)
・[shut...]と打てば電源を切るが表示されたり
・インターネット検索
・Windows Media Playerに登録されているアーティストや曲名にもアクセスできる
ため、Officeでの作業中
　　「気分転換したい…！」
なんて思ったときには
1.ささっとWindowsボタンを押して
2.お気に入りのアーティスト、曲名を入力して
3.選択
すれば、一瞬で聞きたい曲をすぐに聞くことができます。
社会人の嗜みである最近のニュースもスタート画面を開けば表示されブラウザを開いてまで見る必要性がありません。

--まとめ-------------------------------------------------------------------------------------------
　Windows、Officeは私たちの慣れ親しんだ古くごちゃごちゃとしたインターフェースを脱ぎ捨ててしまいました。
しかし、最近のスマートフォンや音楽プレーヤーで私たちが感じたスタイリッシュな操作性を取り入れ現代的な操作性を実現させていました。Windows 8.1ではSSDへの対応も7より充実しています。
そして、その「SSDの速さを生かせるスタイリッシュなアクセス性」を実現しているWindows 8.1とOfficeを是非一度じっくり使ってもらいたいと思いました。