車載DAPとして先日から使っているCOWON PLENUE D2。

車載DAPには、顧客のところに行く前に気分を上げるための元気が出る音楽、考え事をしたいときの静かめの音楽、沈んだ気持ちを吹き飛ばすWebラジオの馬鹿話など、たくさん音楽/音声ファイルを詰め込むので、メモリ使用率が高い。今回入手したPLENUE D2は、原型となったPLENUE Dからは倍増しているとは言え、64GBの内蔵メモリだけだと、そんなに余裕はない。

一般的な4～5分のポピュラー系音楽でも、ハイレゾファイルはFLACへの圧縮変換後でさえ1曲200MB程になることもある。そうすると1アルバム単位では1GBを超える勘定。WebラジオのDJCDからの音声ファイルは結構持っているのだが、たとえば女性声優洲崎綾と西明日香の爆笑ラジオ「洲崎西」なら、2020年半ばでリリース済みのDJCDを全て繋ぐと約270回弱で（放送はさらに先に進んでいるケド）、mp3ファイルなのに合計7GB以上ある。

当然内蔵の64GBだけだと安心できないので、DAP入手直後手配した外部メモリ。

このDAPの規格上128GBまでの対応とのことなので、選んだのは当然最大容量の128GB。

稀に相性問題が見られる(micro)SDカードは、基本的に規格制定3社（SanDisk、Panasonic、東芝）の製品から選んでおけば間違いないと思っている．．．ということで、いつものSanDisk製。

同社の小容量のカードには少し違う種類があるが、「128GのmicroSDカード」となると、定番のUltra（PLUS）、より高速なExtreme、4K/8Kの連続動画撮影でも遅延が起こらないようさらに高速化したExtreme PRO、耐久性に力点を置いたMAX ENDURANCEがある。書き込み回数は少なく、もっぱら読み込みが主となるDAPだと、書き込み速度の向上に力点を置いているExtreme以上のクラスは必要ないし、「元ファイル」はPCにあるうえに、大部分はCDなどでさらに物理的な「元」が別にある音楽ファイルの保存は、13年以上の連続稼働を目指して作られたMAX ENDURANCEの耐久性はオーバースペック。．．．ということで、いつも通り標準的なUltraでよしとした。

平行輸入品のパッケージ、型番は「SDSQUNS-128G-GN6MN」。

いつものパッケージ。「SPEED UP TO 80MB/s」の表示がある。

ネットの情報によると、フィルムシールされているものの方がホンモノらしい

パッケージから出してみると、いつもの．．．

このSDSQUNS-128G-GN6MNは偽物（速度不足、容量偽造）が横行しているので、一応調べてみた。

測定環境はメインPC（↓）のカードリーダーBullet IOP525

に挿入して計測。

【スレッド立派PC（Rev.3.30）】
　・CPU：AMD Ryzen™ Threadripper™ 1950X
　・CPUクーラー：ENERMAX LIQTECH ELC-LTTRTO280-TBP
　・M/B：ASUS ROG ZENITH EXTREME
　・メモリ：Crucial CT8G4DFD8213 8GB DDR4-2133 ✕8 Total64GB
　・VGA：msi GeForce GTX 1080 GAMING X 8G
　・システムドライブ：PLEXTOR PX-512M9PeGN ×2（RAID0）
　・一時保管用データドライブ：SanDisk SD9SB8W-512G-1122 ×2（RAID1）
　・長期保管用データドライブ：WD40EFRX-RT2 ×2（RAID1）
　・光学ドライブ：Pioneer BDR-209XJBK/WS
　・カードリーダー＆USBフロントパネル：Bullet IOP525
　・電源：CORSAIR RM850（80PLUS GOLD）
　・PCケース：CORSAIR Carbide Air 540
　・OS：Windows 10 Pro

シーケンシャルリードで規格値の80MB/sを超えてるので、ダイジョウブ？

計測上は遅くないし、容量も119GiB≓128GBと合ってそうなので、ホンモノ、かな？