■もくじ■
・設置と設定
・動画を編集
・速度勝負(2011.9.3更新)
・費用対速度(2011.9.3更新)
・魅惑のCPU(2011.9.3更新)
・Core i7-2600k(2011.9.3更新)
・パソコン紹介 通常版(2011.9.3更新)
・パソコン紹介 マニアック版
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パソコンは使えるようにするまでがややっこしい・・・と思っておられる方も多いのではないでしょうか。
動画の手順を真似すればあら不思議、初期設定完了です♪
■開梱~設置まで
電源ケーブルの取り付けは、かなり硬いですがしっかり奥まで差し込んでください。
ゆるんでいると、ちょっと触っただけで電源が落ちます。
■初めての起動~VideoStudioのインストールまで
VideoStudio Pro X4のもちものページにてご覧ください。
1年前のパソコン(i5-750)、5年前のノートパソコン(Dynabook)、8年前のノートパソコン(Vaio)と、速度勝負しました。
各グラフは、数値が低いほど高性能です。
レビューPC以外は、体験版で計測しました。
◆素材動画(AVI 640x480 15fps 67秒)を、編集なしでエンコードした場合の速度を比較しました。
VAIO FR33は、古すぎて異常停止するため、記録なしとなりました つД`)
◆素材動画を2箇所で分割し、トップにテロップを入れてエンコードした場合の速度比較です。
こちらもVAIOは記録なしです。
Dynabookは、実はVideoStudio x4の動作条件を満たしていませんので、真似しませんように^^;
レビューPCはさほど1年前のPCに比べて、あまり速くない様に見えますが、3割くらい余力を残していましたので、本気になったらぶっちぎりるのは間違いないです。
オンチップGPUを利用したハードウェアエンコードですが、VideoStudioでは動作せず。
(他のエンコードソフトでは動作を確認)
古いPCがもしi7-2600k搭載PCと同じ処理速度になったとしたら、旧PCの価格がいくらになるか、計算してみました。
経済動向や為替動向、PCの技術関係の問題等を無視した、かなり乱暴な方法ですが、最新PCがどれだけ快適なのか、直感的に感じていただけるのではと思い、試算しました。
◆レビューPCの価格
FRGSXIHDIS/D・・・89,980円
◆購入価格
i5-750機・・・94,000円(2010年当時)
Dynabook AX740/LS
・・・100,000円(2006年当時)
VAIO FR33・・150,000円(2003年当時)
◆レビューPCに換算すると・・・
i5-750機・・・約110,000円
Dynabook・・・約998,778円
VAIO・・・・・・換算不可(エンコードが異常停止するため)
それぞれのPC発売当時、実際には上記の数倍~数百倍の価格が必要でした。
SandyBridgeとはざっくり言うと、メーカー内でのプロジェクト名のようなものでしょうか。
第2世代の(Core系)CPUなどと呼ばれていますが、早い話が【最新】の最もイケてる製品ということです。(2011年8月現在)
SandyBridgeの最も特徴づけるポイントは、次のような点になります。
日記のリンクがみずらいとのことなので、削除しました。(11.9.7)
◆グラフィックス内臓
速くなる+安くなる、といういいとこ尽くめの機能です。
◆Intel Quick Synk Video(QSV)
最新のCPUを、動画編集の時に、さらに爆速にしちゃおうという機能です。
赤く塗りたくなるほど速くなります。
ザ○とは違うのだよ、○クとは・・・・^^;
◆省電力・低発熱・高速
簡単に言うと、【エコ】です。
◆マルチコア
脳みそが沢山入ってます。
◆マルチスレッド
聖徳太子のように、同時に沢山の作業ができるようになります。
◆自動オーバークロック
処理がさらに速くなります。
◆メモリコントローラ内蔵
今までは、東京から大阪までデータを取りに行っていました。
これからは、ドアを開けたらそこにデータがあります。
オーバーに聞こえますが、それくらい効果的です。
実際には、これ以外にも沢山の特徴がありますが・・・難しすぎて私も理解できません^^;
Core i7-2600Kとは、SandyBridgeの最高スペックのCPUです。
車なら【ベンツSクラス】、ジュエリーなら【カルティエ】、時計なら【ロレックス】、コーヒーなら【カフェルアーク】、お茶なら【宇治抹茶】のような存在でしょうか。
タスクマネージャを開くとCPUのグラフが表示されますが、8個も並んでると圧巻ですね!
CPU : Core i7-2600K(通常時3.4GHz、最高3.8GHzまで自動オーバークロック)
メモリ: 4GB
HDD: 1TB
ドライブ:Blu-rayドライブ
◆とにかく速い!
7年前のパソコンが【徒歩】だとします。
1年前のパソコンは新幹線の【こだま】。
そしてレビューPCは新幹線【のぞみ】!
1年前のパソコンも非常に高速なため、実用上の速度(WEB閲覧、オフィスソフト、動画視聴等)では、違いはさほどわかりません。
しかし、CPUの速度が物を言う場面(動画編集、ゲーム等々)で、「あ、確かに速くなってる!」と体感できます。
◆静か
高性能なPC独特の、ゴーーー・・・という轟音がしません!
夜中でも安心して使えますよ♪
◆熱くない
今までのPCは、冬は簡易暖房、夏はサウナマシーンと化していました。
レビューPCは、部屋の気温を押し上げるほど熱くなりません。
◆財布に優しい
レビューPCは9万円弱です。
グラフィックカードを追加しても、プラス5000円程度。
10万円未満で、世界最高峰の性能が手に入ってしまいます!
◆ぜひSSD追加を!
せっかくの世界最高のパソコンも、HDDだけでは性能がいくらか封印されてしまいます。
注文時に、【Intel SSD 320シリーズを追加して】と言ってください。
【のぞみ】が【飛行機】になっちゃいます♪
◆ゲーマーならGXシリーズを
FF14等の新しいゲームをプレイしたいなら、GXシリーズがおすすめ。
注文時に【ゲームしたいの♪】と言えばOKです。
◆メモリは8GBで
4GBでも、一般的な使い方なら使い切れません。
しかし、【性能を引き出しきる】という観点から、ぜひ8GBをご指名ください。
型番 :Frontire FRGSXIHDS3/D
CPU :Intel Core i7-2600K
sSpec :SR00C
ステッピング: D2
メモリ :ASint 1130TW DDR3 4GB-1333
マザーボード:Pegatron IPMSB-GS
チップセット:H67 B3
HDD :WD10EARS
光学ドライブ:HL-DT-ST BR-DE BH10NS30
電源 :TFX 250w
ケース :FRONTIERオリジナル
◆メモリおよびマザボ
Pegatron+ASintという、なにやら聞き慣れないメーカーのものでした。
ASintはSiS系らしいです。
PegatronはASUS系の生産子会社で、iPhone4 WCDMAモデルやiPhone5の生産しているとか。
BIOS設定は必要最低限しか用意されておらず、XMPや手動でのメモリOCも行えません。
したがって、DDR3-1600モジュールは1333での駆動となります。
メモリクロックやCPUクロックが、常時大きくふらついているのが若干気になります。
実用上、不安定になったり等の異常はありませんので、問題ないのだろうとは思います。
チップセットのヒートシンクが小ぶりなため、高負荷時にはかなり熱くなります。
精神衛生上よろしくないので、ファンを追加したいところ。
◆HDD
WD10EARSは、回転数可変タイプのCaviar Greenですね。
思っていた以上に高速で、通常の使用ではストレスはさほど感じません。
リカバリ等の作業では、さすがにのんびりしてますが。
◆光学ドライブ
Blu-rayドライブは、メーカーホームページの記載ではLiteonとなっていますが、LGが付いてました。
映画アバターのBlu-rayが手元にあったので再生してみましたが、本物のFullHDの実力にのけぞりました。
◆ケース
ケースは精度が少々悪いですが、質感はまずまず、エッジの処理もしっかりされていますので、十分満足できます。
薬品の臭いがきつめで、触ると手に付くので、アルコール等で拭いたほうがいいでしょう。
マウントが全て埋まっているので、SSD等の追加には工夫が必要です。
◆その他
スリムケースですし、電源容量にも限りがありますので、大きな改造は向きません。
低発熱で静音で場所をとらないという、他にないメリットを生かしたいところ。
■メモリスロットの順番
購入時はマザーボード上の表記で2番スロットにメモリが刺さっていますが、ここが実際の1番です。
Zigsow事務局経由でメーカーに問い合わせたところ、全スロットの実際の番号は、CPU側から3-1-4-2とのことでした。
メモリ増設時には、順番にご注意ください。
■メモリ増設時のプチトラブル
Corsair製メモリ
を増設しようとしたところ、3番、4番スロットに刺さらないという問題が発生。
UMAX製メモリ
は刺さりました。
黒いスロットは、物理的に相性が悪いメモリモジュールがあります。
黒いソケットになかなか装着できない場合、無理に刺さず、青いスロットのメモリと入れ替える等してください。
※ロックがかからない状態では、絶対に使用しないでください。
※本体を立てたまま装着作業を行わないでください。メモリやマザーボードを破損させる危険があります。
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最後になりましたが、ステキなパソコンおよびソフトのレビューのチャンスをいただきました、Intel様、zigsow様および、FRONTIER様、Corel様にお礼申し上げます。
また、技術的な問題をサポートしてくださった皆様にも、あつくお礼申し上げます。
aoidiskさん
2011/08/22
満足度が高いのがよくわかります。
退会したユーザーさん
2011/08/22
当初こんな小さい筐体でi7 2600Kダイジョウブ?!と思ってましたが、サクサクですね!
紹介ムービー、とても解りやすかったです!
「色」でケーブル接続を説明するなんて、ホントにパソコンショップのビデオみたい!です。
スリムな筐体に2600K、イイですね!
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2011/08/22
愛生さん
2011/08/22
いぐなっちさん
2011/08/22
なかなかステキなPCです。
10万かけずにこれだけの内容なら、満足です^^
いぐなっちさん
2011/08/22
まだまだ途中ですが、公開しちゃいました^^;
せっかくなのでビデオで説明作らせていただきましたが、結構コツコツ作業で、骨が折れますね。
そこがまた楽しいのですが。
2600kは定格ならほとんど発熱しないので、こんな小さな筐体でもまったく問題ないです。
いぐなっちさん
2011/08/22
電源容量はかなり不安ですね~。
一応GT430の増設も可能らしいので、あまり電力の大きくないものならいけそうです。
いぐなっちさん
2011/08/22
H67なのがちょっと残念ですね。
その分GPUがHD3000なので、良しとしましょう^^
BDはむちゃくちゃ綺麗でしたよ~。
地デジなんかより、色やエッジがシャープに表示できます。
kenさん
2011/08/22
コンパクトで、高性能な所が良いですね。
拡張性とコンパクトさは、相反するかと思いますので、致し方ないですね。
続き楽しみに待っています。
いぐなっちさん
2011/08/22
拡張性はしかたないですが、発熱量がとても少ないので、車のボンネットみたいに筐体までアチチにならずに安心して使えます^^
Manyaさん
2011/08/25
2600k+Intel HD3000の組み合わせなら、
大抵の用途は不満無く使えそうです。
改造しない事を前提だと、
この小ささ、魅了的ですね。
いぐなっちさん
2011/08/25
まったく不満のないスペックですね^^
ゲームも画質を落とせば十分楽しめました。
趣味の道具としてはお買い得ですね。
signさん
2011/08/25
詳しくってとってもためになるレビューです。
見習わないと......
いぐなっちさん
2011/08/25
ありがとうございます!
かわいいイラストが書けたらな~と思いつつ、いつも通りの感じになってしまいました。
signさんのレビューも、奇をてらわない文章は、読みやすくて勉強になります。
yosh-massterさん
2011/08/29
私も今度挑戦してみようかな^^と思わせてくれる見ごたえのあるレビューですね~
お疲れ様です^^
いぐなっちさん
2011/08/29
かざりっけの何もない動画ですが、そういっていただけるとうれしいです^^
フォトムービーなら、絵コンテを作る感覚で作業すれば完成しちゃうので、簡単ですよ。