レビューメディア「ジグソー」

Amphis BTO GS7020iCi7G-FFXIV

今回ショットガンレビュー、パソコン工房さんの「Amphis BTO GS7020iCi7G-FFXIV」にお選びいただきありがとうございます。

待ちに待って到着したAmphis BTO GS7020iCi7G-FFXIV。想像以上に箱が大きいのに驚きました。開けて見ると理由がわかりました。組み込んだパーツ類の空箱なども同封されてたからです。きれいにレイアウトされて入れられてたのにまず関心。机の上がきれいな人は仕事ができると言いますしね。どうでも良いけど私の机は汚いです。。

パーツの空箱類
パーツの空箱類


PC本体に入ってる箱を開けると・・何故かTWOTOPさんのエンブレム・・あれれ私が選ばれたのはパソコン工房さんのだったけど・・とzigsowさんへメールしたら、どうしてこうなったかお調べいただき今回は手違いでケースのみそうなってしまったようです。色々組み立てラインの方も忙しくてそうなってしまったのかな? 交換もできるとのことでしたが連休に入るし別にそれほど気にしないのでそのままレビューするという返事をしレビューすることにしました。その辺はご理解した上で読んでください。ケースのエンブレムやシステムプロパティに出るTWOTOPロゴ以外はパソコン工房さんのだということも確認済みです。

PC本体前面写真
PC本体前面写真


さて、本題のレビューに戻ります。

何台も自作の経験はあるのですがショップパソコンは初体験です。最近では自作するよりこういうショップパソコンを買ったほうが相性問題や初期不良トラブルに遭遇する確立が低いとは思ってましたが、そういう部分も考えながらレビューしたいと思います。

何故かここで興奮して側板を外して中のパーツ類の写真もと思って開けたら・・逆を開けてしまいました。。

側板
側板


しかし、さすがパソコン工房さん、コード類を束ねてありきれいな引き回しをしております。ひとつ疑問に思ったのはHDDのコネクタがこっち側でいいの?かなと。普通反対側じゃと思ったんですが・・次に反対側のほうを開けました。やっと目的の方です。先ほどのHDDの取り付けはこれで理解できた感じ。

側板-002
側板-002


そして電源ケーブル類もこれまたきれいに束ねてられる。自分の自作PCが恥ずかしくなって来ました。。

ここで今回搭載されてた各パーツ類の紹介を・・
・マザーボード:MSI MS-7673 VER:1.0(チップセット:インテル P67 Express)
・CPU:インテル Core i7 2600(3.4-38GHz) 4コア/8スレッド/キャッシュ8MB
・ビデオカード:GALAXY GeForce 460 1GB
・電源:剛力3 600W 80PLUS BRONZE電源
・HDD:日立 HDS721010CLA332(1TB)
・CD/DVDドライブ:LG GH24NS50
・メモリ:DDR3 2GB×2=4GB
・ファン:ENERMAX UCEV12(12cm)
・SDHC対応カードリーダーライター(内蔵タイプ)
・PCケース:BLACK タワー型ケース IW-PE689

もし私が予算内で自作するとしてもほぼ同じ感じになるような理想なパーツ類選びかと。そんな予算ないので夢のようなパーツ類ですけどね。。

CPUも高性能なわりにはコンパクトな純正のヒートシンクファンです。メモリも背の低いタイプです。

CPUとメモリ写真
CPUとメモリ写真


ビデオカードはGALAXY GeForce 460 1GB

ビデオカード
ビデオカード


電源ユニット

電源ユニット
電源ユニット



次に付属品の紹介も・・
・保証書
・スタートアップガイド
・ファイナルファンタジーXIV
・ファイナルファンタジーXIV コレクターズエディション スターターキット
・PICO、NANOステッカー
・小物(金具やコード類)
・納品書・・

何故か納品書が入ってました・・このPCってこれだけするんだと・・と力が入る価格(笑)

そして何故かファイナルファンタジーXIV コレクターズエディション スターターキットも。モデル購入特典でした。修正します。

ちなみに、このBTO GS7020iCi7G-FFXIVにはキーボードやマウスは付属してませんので注意です。私は気に入ったキーボードやマウス(トラックボール)を使うので付属しないほうが良いです。一番手に触れるデバイスなので気に入ったの使いたいしね。

そしてPICO、NANOステッカー。ぜひ次回はzigsowステッカーも用意して欲しいと思います!

PICO-NANOステッカー
PICO-NANOステッカー


ここからPCを起動させて色々チェックしていきたいと思います。こんな高速なPCなんて初めて使うのでドキドキです。

スイッチONすると前面のファンから青色の光。部屋を暗くして起動させてるとカッコイイ感じです。前面と背面にファンが付いてますが静かな音で動いてます。むしろHDDのゴリゴリ音が鳴ってるのが気になりました。たぶんこのケースは前面ファンの前の部分がけっこう穴が開いており通気性よく作られてるのも関係あるかと。あとは今回のHDDの個体差のような気がします。日立の500GBの持ってるけど、それほど大きなゴリゴリ音してないので。

ケース前面ファン
ケース前面ファン


ここで自作なら普通はOSのインストールから始まるのですが、これの場合はOSはインストール済み。若干自作のパターンと違います。起動後はOSのセッティングが始まりプロダクトキーの入力を求められそれを入力。

その後OS起動かと思ったらウィルス対策ソフトのシマンテックの画面が出てクリックしていくと登録のメールアドレスの入力を求められます。ここまで行くとこれがキャンセルみたいにできない感じ。できたらひとまず後でって感じで出来たら良いかなと思いました。

まぁ起動までに難しい部分はなかったのですが、出来たらどういう流れになるのかマニュアルが欲しいかなと。セットアップマニュアルは付属してるけど、これ用というわけではなくWindowsの初期設定の感じのだけだったので。

起動後はまずWindowsのアップデートをして行きました。ただ、どうもサーバが混雑してるらしく更新できないエラーが出て時間がかかりました。一通り重要なアップデートが終わったのでインストール済みのソフトを見てみました。

インストールソフト類
インストールソフト類


ほぼ基本的なものしか入ってないようです。メーカー製のだと多数入ってたりして使わないソフトでごちゃごちゃということも・・私はやはり使うソフトだけ入れたいのでこういうのがやっぱり良いですね。

次にWindows エクスペリエンスを取って見ました。どれも高い数値。もっと快適にしたいならHDDをSSDに交換したらいいでしょう。

Windows エクスペリエンス
Windows エクスペリエンス


次にCrystalMark 2004R3でベンチを取って見ました。

CrystalMark 2004R3ベンチ
CrystalMark 2004R3ベンチ


そしてHDD単体の速度をCrystalDiskMark Nano Pico Editionで。

CrystalDiskMark Nano Pico Editionベンチ
CrystalDiskMark Nano Pico Editionベンチ



ここでパーティションを見るとCドライブひとつでした。HDDドライブは1TB 。せめて3:7ぐらいに分けてDドライブがある仕様が良いと思いました。通常使うPCと考えると再インストールして2パーテーションにしようかなと思いました。

パーティション
パーティション



設定とか付属品を見ましたが、これ用のリカバリーソフトとかはなく普通のOEM版のWindows7が付属かな? 再インストールして確認したいと思います。再インストール後は特別に何か入ってるわけでもなく普通でした。ただライセンスはこの本体用となるのでまったく別PCへの再インストールの時は注意です。

すべていったん消して再インストールしました。経験上と自分が使うソフト類を考えCドライブに約250GBをあてて分けました。インストールソフト類によるので分け方は人それぞれだと思います。

※注文時にオプションでパーティションを分けてくれるみたいです。

パーティション変更後
パーティション変更後


■□■ベンチマーク編■□■

そしてFFXIVBenchmarkを走らせるためDLし走らせようとしましたが「d3dx9_41.dll」がないためプログラムを開始できないとエラー。

d3dx9_41.dllエラー
d3dx9_41.dllエラー


検索して調べてみるとどうもDirectXのバージョンが古いようです。OSを再インストールしたためだと思いますので、マイクロソフトさんのページからDirectXの新しいバージョンをDLしインストール。そしたら起動するようになりました。

DirectX End-User Runtime
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=...

ここでグラフィックカードドライバ入れずにベンチマークをとってしまいました。その後nvidiaからドライバをDLしインストールしてからベンチマークを取るとやはり大きく数値が上昇しましたので最新のドライバを入れたほうが良いかと思います。

NVIDIAドライバダウンロード
http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp

あと左側にいろいろゲームソフトのベンチマークもあるので、DLして試してみるとよいかと。

ではベンチマークの結果です。

■□ファイナルファンタジーXIVオフィシャルベンチマーク結果。□■

FF-LOWベンチ
FF-LOWベンチ


FF-HIGEベンチ
FF-HIGEベンチ


HIGEの結果ですが、モニターが1680×1050なのでちょっと切れてます。

ゲームのレビューは下記で。
FINAL FANTASY XIV (Windows版)

■□3DMark 11□■

DirectX 11に対応したベンチマーク

3DMark Score:P3190
Graphics Score:2894
Physics Score:7542
Combined Score:2908
GraphicsTest1:13.49 FPS
GraphicsTest2:13.64 FPS
GraphicsTest3:17.3 FPS
GraphicsTest4:8.88 FPS
PhysicsTest:23.94 FPS
CombinedTest:13.53 FPS

詳細
http://3dmark.com/3dm11/1141357
ベンチマークをWebに残せるんですね。便利になったもんです。


■□MHFベンチマーク【絆】□■

MHFベンチマーク【絆】
MHFベンチマーク【絆】


■□LOST PLANET 2 Benchmark Version□■

ベンチ結果がキャプチャ出来ないので・・DirectX 11のAとBバージョンで試しましたが「B」の結果でした。ほぼ40フレーム台で動いており、まれに30フレーム前後ぐらいのときがあったぐらいできれいでした。

■□Handbrakeでのエンコード速度□■

ダミーのiso動画ファイルを使ってエンコードしてみました。
容量:1.42GBファイル

変換設定は「iPhone Legacy」
サイズは480×272へ(アスペクト比を維持にチェック)
動画タブで「2-Passエンコード」と「1回目のスキャンを高速化する」にチェック

結果は5分40秒でした。単純に通常のDVDファイルなら容量3倍ぐらいだから16分ぐらいで終了すると思います。早いのひとことです。


■□総評□■

製品名にあるとおりFFXIV推奨認定PCらしく十分に遊べるスペックだと思います。その他のゲームのベンチマークでもきれいで圧倒されました。これ以上の画質を求めるなら上位のカードか次世代のグラフィックカードに交換とかになると思います。

パーツ構成を見るとゲーマー向けでもありますが、PCI-E×16は1スロットだし高性能なゲームマシンのベースにというよりはCPU性能もよいのでエンコード重視の方にも向きますしグラフィック処理を早くしたい方にも向いてるPCと思いました。

若干ネックなのはHDDだと思いますが、これ以上はSSDにすると良いと思います。

このスペックでは十分静音だと思いますが、純正のCPUファンなどをもっと冷却の高いパーツに交換出来ると良いかなと。

今回レビューしたものにはWindows7 Home premium 32ビット版が付いてましたが、4GB×2のメモリなど安価なのでここは64ビット版などを選択し贅沢に大容量のメモリ使った構成にした方が良いと思います。

初めてのPC向けの方でも悪くないですが、自作経験やある程度パーツ交換ぐらいは出来る人のベースマシンとして購入するには良いと思いました。使われてるパーツ類は定番のものばかりだし、これなら自作で相性や不具合に合うことなく時間もお金も無駄にならないかなと。自作で困るのが何が原因で悪いかの切り分けだったりしますから。

今回はこういうスペックの高いマシンを使わせて頂きありがとうございました。ひとつクレームがあるとすればゲーム熱が発症しそうで困ります。


■□■ここからはその後の追加■□■

■□Live Update 5を試す□■



おものだちのけんこうさんのマネしてLive Update 5をDLしてBIOSアップしてみました。何故か文字化けだらけのアップデートになったけど、いちおうBIOSアップ完了出来た・・冷や汗ものでした。

MSIダウンロードページ
http://www.msi-computer.co.jp/download/

Live Update 5-001
Live Update 5-001


LIVE UPDATE 5をDLしインストール。「Live Update」タブをクリックするとインストールされてるバージョンと新しいバージョンがあれば表示してくれる。DLするには左の○をチェックしていき一番下のDownloadボタンをクリックする。

そして下記の画面に。DL場所はそのままなら「YES」、違う場所なら「Browse」を押して選択しYESボタンを押せばDLが始まります。

Live Update 5-002
Live Update 5-002


BIOSのファイルはそのまま実行すればBIOSアップデートの為のインストールが始まります。しかし何故か文字化けだらけのインストールに・・ここは感でOKしていったら無事BIOSアップデートが始まりました。

注意点は更新後BIOSでのHDDのモードがIDEになってるのでSATAに変更すること。何故か一回目変更し保存したと思ったのが変更されてなくOSが起動しなかった。まさかBIOS更新失敗したかと思ったが、再度BIOSに入ってみるとIDEモードになってた。。

コメント (15)

  • リンさん

    2011/05/02

    ショットガンレビューおめでとうございます☆
    ケースはねじレスタイプなんですね。ポイント高いです。

    >これ用のリカバリーソフトとかはなく普通のOEM版のWindows7が付属かな?
    >再インストールして確認したいと思います。
    リカバリーソフトが無いのは一般人的には不便ですよね。
    zigsowの住民はみんなリカバリー出来るでしょうけど(笑)
    自分のマシンもなかったのでそこは要求で書いてこうと思います><
  • リーダーさん

    2011/05/02

    パソコン工房さんのBTOマシンを1つもってますが・・・
    そういえばリカバリーソフトとかなかったですね・・・
    あ、今回のドスパラさんのもなかったです。
  • N-DRさん

    2011/05/02

    >リン さん コメントありがとう♪

    改めてありがとうございます!

    リカバリーソフトがあればあれで制約あると不便だったりするので微妙なとこですね。初心者にはあったほうが便利だけど、自作できる人にはパーツ類変更した場合面倒だったりと。

    ひとまず色々またいじって書いて行きますのでよろしくです。と、リンさんのショットガンレビューも楽しみにしてますので~
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