※CHINEBENCHの画像を後ほど見やすいものに差し替えます。
Intel Core-i7 4770kのオーバークロック検証をしていきたいと思います。
マシンスペック
CPU:Core i7-4770k
CPU Cooler:Corsair CWCH80
M/B:ASUS MAXIMUS Ⅵ HERO
MEM:Corsair CMX8GX3M2A1333C9
GPU:SAPPHIRE HD7990 Quad-CrossFireX
PSU:Seasonic SS-1250XM+SilverStone SST-ST1000-P
CASE:CoolerMaster HAF XM
冷却システム
GPU:EK-FC7990 SE - Nickel
Radiator/Pomp/Radiator:aquacomputer airplex modularity system 480 mm, aluminum fins, D5
Radiator Fans:Noctua NF-P12-1300
今回のレビューでは1.3V以下でのオーバークロックとし、4.2GHz(常用設定)と4.5GHz(1.3V以下最高クロック)の比較です。
使用するベンチマークソフトはCHINEBENCHとスーパーπを選択しています。温度はCoreTempで取得しています。
まず、4.2GHzの設定とベンチ結果です。
CPU倍率:100×42
VCore:1.24V
CHINEBENCH


結果は8.70ptでした。負荷時の温度も最高88℃と常用するにはここらが限界でしょうか
スーパーπ


209万桁が18秒、1677万桁が3分40秒という結果でした。
温度も最高74℃と低いです、
起動する最低電圧は1.232Vでした。
1,232VではPrime95は5分程度でBSoDになり、1時間パスには1.24Vの電圧が必要でした
次に4.5GHzの設定とベンチ結果です。
CPU倍率:100×45
VCore:1.295V
CHINEBENCH


結果は9.82ptでした。1.12ptの上昇ですが、温度が100℃に達しており常用できるかと言われると難しいかもしれないですね。
スーパーπ


209万桁が18秒(±0秒)、1677万桁が3分30秒(-10秒)という結果でした。
温度は変わらず最高74℃と低いです、
[総評]
Haswellでは更なる省電力化、オーバークロックの自由度向上など魅力的な機能追加が施されました。
定格での使用であれば省電力化の恩恵は十分受けられるとは思いますが、定格使用でも発熱が大きい点は難点でしょうか。
今回のレビューでは定格の結果を掲載していませんが、定格でPrime95を1時間走らせると85℃を超えていました。
使用環境やクーラーにも左右されると思いますが、定格でこれだと高いと思います。
また、今回検証した4.2GHz/4.5GHzともにPrime95でのテスト時95℃を超えていますので、負荷を掛け続けての常用となると厳しいのではないでしょうか。
負荷時の温度を見ても4.5GHz以上での常用となるとやはり殻割りは必須だと思います。
ただ、個人的な意見ですが殻割りを行って壊すリスク、得られる結果を考えると素直にLGA2011へ移行するのが賢明かとは思います。
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