「PCMark 10」
のセール時についでに購入したベンチマーク。
2019年7月のStreamでのUL(FutureMark)系ベンチマークソフトのセールにおける一番の目玉は、「3DMark+PCMark 10+VRMark」の3点セットが通常価格の89%オフ(←通常価格って(^^ゞ)の日本円917円というもの。
でも、自分は「3DMark」
は持っているので、このセットは買わず、お目当ての「PCMark 10」を85%オフ(これでも爆安)の463円でゲットした。
...で、そのとき隣にあった「VRMark」。
名前は識っていたが、VR界隈がいまいちアレなおかげで?あまり取り沙汰されていないベンチ。
これは、そのPCでVR環境が構築できるか、つまり「VR Rady」なPCであるか否かを判定できる機能もあるベンチマークソフト。
一応「VR Rady」は、ハードウエア的には要求レベルが決まっている...というか、実はこれも推進団体(ハードメーカーやソフトウエアハウス)によって多少ブレがあるのだが、代表的なVR機器であるHTC viveとOculus Riftの推奨構成である「HTC vive VR Ready」と「Oculus Ready」は、USBポート数や必要メモリ容量に多少差はあるものの、CPUとグラフィックスは共通で、CPUがIntel Core i5-4590以上、GPUがNVIDIA GeForce GTX 970もしくはAMD Radeon R9 290という感じで、2015年あたりのゲーミングPCであれば、クリアするスペック。
ただ、上手く「動くかどうか」は、この「VRMark」のスコア5000(Orange Room)が、一つの目安となるみたい。
そこでそれが客観的に測れるベンチが、ま、300円なら良いか...と購入して試してみることにした。
テスト内容は3種類で、標準的な負荷でテストする「VRMark Orange Room」、DirectX 12を利用したVR環境を想定した「VRMark Cyan Room」、将来のさらに高負荷なVR環境の設定となる「VRMark Blue Room」が選択できる。
上から、「Orange Room」、「Cyan Room」、「Blue Room」
この中の「VRMark Orange Room」が5000あれば問題なくOKで、3716あればなんとかOculus Riftが動くらしい。
計測をはじめると、3DMarkのどこかで見たような画面が描画される。VR用らしく左右分割での描画。
結果はこんな感じ(下2行はそれぞれベンチマークでのクリアすべきスコア)。
負荷に従いスコアは順当に下がるが、各ベンチでの「基準」(下2行)は余裕でクリア。
2019年7月現在から数えると一世代前とはいえ、さすがに発売時最高クラスの組み合わせであるRyzen Threadripper 1950X+NVIDIA GeForce GTX 1080+64GB RAMだと好成績で、すべてのテストで「VR Rady」をダブルスコアに近い形で大幅にクリア(実行時環境は以下)。「Blue Roomで「VR Ready」なスコアを記録できるシステムは、2016年10月現在,存在しない」というのが、本ベンチマークソフトリリース時のFutureMark(当時)の発表だったのだから、素晴らしいスコアともいえる。
【スレッド立派PC(Rev.3.30)】
・CPU:AMD Ryzen™ Threadripper™ 1950X
・CPUクーラー:ENERMAX LIQTECH ELC-LTTRTO280-TBP
・M/B:ASUS ROG ZENITH EXTREME
・メモリ:Crucial CT8G4DFD8213 8GB DDR4-2133 ✕8 Total64GB
・VGA:msi GeForce GTX 1080 GAMING X 8G
・システムドライブ:PLEXTOR PX-512M9PeGN ×2(RAID0)
・一時保管用データドライブ:SanDisk SD9SB8W-512G-1122 ×2(RAID1)
・長期保管用データドライブ:WD40EFRX-RT2 ×2(RAID1)
・光学ドライブ:Pioneer BDR-209XJBK/WS
・カードリーダー&USBフロントパネル:Bullet IOP525
・電源:CORSAIR RM850(80PLUS GOLD)
・PCケース:CORSAIR Carbide Air 540
・OS:Windows 10 Pro
他の比較としても結構上の方なので、当面これで良いかな。
そうそう面白いのはこれ、「Benchmark mode」と「Experience mode」があって、前者は上記のベンチなのだが、後者はVRゴーグル
をつないでみると、ベンチマークの世界をぐるりと見回したり、コントローラでVR界に影響を与えたり出来る。
例えば、「Orange Room」は夜の博物館みたいな環境で、ケースに収められた世界の中で、FutureMarkの今までのベンチマークが繰り広げられている設定(3DMarkの「Time Spy」の世界)。とくに正面は3DMarkの高負荷ベンチ「Fire Strike」の女性型アンドロイド?とモンスター?の戦いが行われているが、自分の位置を変えたり、振り返ったり出来るので、アンドロイドがあわや落下...というときにバウンドして助かった虫型飛行ロボ?がどの方向から飛んできたかとか、最初に戦いを繰り広げた橋と、最後の溶岩川?に突き出した岩との位置関係がどうなっているかなどがよくわかる。
このポイントで上から(○の戦闘ポイントから)落ちてくる女性型アンドロイドをキャッチ
さらにコントローラは懐中電灯になって、ライトをオンにすると、戦っている二人や飛んでいる虫型ロボの影をVR界に作り出したり、博物館を歩くTime Spyの女性を照らしたりも出来る。
(スクショすると懐中電灯が消えてしまうが)場面奥にモンスターの影が出来ているのがわかる
こういった「遊び」の部分があるので、そういう意味では300円ならリコメンドかな。元値の1980円だと、VRにもっと入れ込んでいないとアレだけれども.....
まだまだ...
...つかVR自体が...
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購入金額
297円
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購入日
2019年07月06日
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購入場所
Steam
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