結局のところ、手持ちのパーツはほとんど使えなかったので、1からの調達となったため、レビューの公開は遅くなってしまいました。
個人的には、関東に住んでいた2002年以降、10年以上ぶりの自作になり、いろいろと勉強になりました。
それでは、レビューに取り掛かります。
まず、開封とともに、CMでおなじみの音楽が鳴ります。光センサーで鳴ってるようなので、中のパーツを出すたびに手が光をさえぎるので、何度も鳴ってしまいます。
箱の中には、本体、ACアダプター、VESAパネル(ねじ付)、説明書、COREi3シールが入っています。
本体は思った以上に小さく、1辺はiPhone 4Sとほぼ同じ長さです。
他の面(裏面、後面、前面)写真のとおりで、必要最小限の端子しかありません。
当然、これだけでは使えないので、必要なパーツを調達する必要があります。
同封されているオレンジ色の説明書には、英語で次のように書かれています。
(簡訳)
DC3217IYE/DC3217BYのキットには以下のアイテムは含まれていません。
・パワーアダプターから壁へのコード
・PCI Express Mini Card ワイヤレスアダプター
・PCI Express Mini Card mSATA SSD
・SO-DIMM メモリー
次のワイヤレスアダプターはテスト済みであり、DC3217IYE/DC3217BYと使用することですべての地域に適合している。
・Intel Centrino Advanced-N 6235
・Intel Centrino Advanced-N 6205
・Intel Centrino Advanced-N 2230
・Intel Centrino Advanced-N 2200
上記以外のワイヤレスアダプターの使用はあなたの地域が要求する適合基準に違反するかもしれない。
テストされたメモリー、mSATA SSD、ワイヤレスアダプターとOSは、以下のウェブで公開している。
パワーアダプターコード
コードはいろいろな国で多くのインターネットサイトに存在している。コネクターはアダプター側のC5 typeのコネクターに差し込めるC6 typeのコードです。それは3プラグタイプで「三つ葉クローバーコネクター」として良く知られています。
ドライバーとバイオス
ドライバーとバイオスのアップデート情報は以下のサイトに存在しています。
コードは日本では「ミッキータイプ」と呼ばれているのに、アメリカでは「クローバータイプ」だということが明らかになりました。
ということで、とりあえず必要な、メモリー、SSD、電源コードを調達しました。
(ネットワークアダプターは、とりあえず不要と判断し、調達しませんでした)
出費は、4,645円(メモリー)、4745円(SSD)、482円(コード)の9,872円となりました。
このレビューが影響しているのか、在庫が少なく、割高な調達となっているのは仕方ないところですが、SSDが32GBのものしか調達できなかったのは残念です。
説明書に従い、パーツを取り付けます。
メモリーは1枚ずつ取り付けます。これはノートPCへの増設と同様なので、全く問題なく取り付けられます。
次に、SSDを装着します。少し画像が小さくなりましたが、左側についています。固定用のねじが結構硬くて、なかなか外れませんでした。なお、この下にネットワークカードを装着するようになっていますが、これは追々追加することにします。
以上でフタを閉めれば完成です。
重さを量ってみると、530gと意外に重たいです。
ここで、単身赴任先にはHDMIケーブルが無かったので、急遽アマゾンで調達しました。
その他に、キーボード、マウス、DVDドライブを接続すれば準備完了です。
本体上面の電源ボタンを押すと、起動画面が現れます。
とりあえず接続したディスプレイでは、全体が表示されません
とりあえず、WINDOWS8をインストールしました。(実作業は30分もかかっていませんが、実はこのOSインストールに数日使ってしまいました。概要は以下のもちもので....)
とりあえず、使えるようになりましたが、32GBのSSDのうち、20GBが使用済みとなってしまっており、他の使用を考えると全然余裕がない状態となってしまいました。いずれは128GBのSSDに交換するとして、この残り容量ででいることを考えようと思います。
次にWindows Upadateを行いましたが、5回位データをダウンロードしては再起動の繰り返しで、インストールの時間よりも時間がかかりました。その上、ディスク容量が一杯になってしまい、32GBの小さなSSDではどうしようもない状況になってしまいます。
エクスペリエンスインデックスは4.7とグラフィックスが足を引っ張っています。
他の方のレビューを見ると、ここが4.7よりも大きな値になっていることもあるようで、メモリの性能も若干関係しているようです。
それで、最終的にどうなったかといいますと。
同梱の取り付け金具を使用し、本機をディスプレイの裏面に取り付けました。
SSD容量に余裕が無いので、ワンセグチューナーを取り付け、簡易テレビ録画PCとして使用中です。(SSDを大容量に変えて、フルセグチューナーに取り替えたいと思っていますが、先立つものが無くて、当分できそうにありません)
ノートPCと比べるとコンパクトさは劣りますが、大画面のほかにキーボードとマウスがワイヤレスでつながるので、とてもすっきりとしたPCを手に入れることができました。
結局、新たに購入したものは、
SSD(約5000円)
メモリ(約5000円)
HDMIケーブル(約500円)
無線LAN/Bluetoothカード(約3000円)
キーボード(約2000円)
マウス (約2000円)
となり、本体(約25000円)やディスプレイ(約10000円)を含めると総額55000円程度となります。SSDをもっと大容量のものにすれば、60000円を超えそうですが、コードがほとんど無くすっきりとしたPCとしては、リーズナブルかも知れません。
(年度末の仕事が集中し、なかなかレビューを追加することができず、最終的な使い道の記載が遅くなったことをお詫びします)
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