レビューメディア「ジグソー」

ATXケースと組み合わせれば楽々組み立て。CPUクーラーには注意しましょう(w

今回は、プレミアムレビューの中の1枚Mini-ITX版の「DH67CFB3」に当選させていただきました。ありがとうございます。のんびりとではありますが、レビューさせていただきたいと思います。

●お約束の製品紹介

さて、細かい説明に入る前にマザーボード概要についてサラッと説明しておきましょう。既に、みなさんが詳細なレビューをされていますがお約束ということでお付き合い下さい。

今回レビューする「DH67CFB3」ですが、型番をみていただければわかるとおり、例の「Intel 6シリーズ不具合」対策済みのB3リビジョンのチップセットを搭載した、H67対応Mini-ITXマザーボードです。

Mini-ITXサイズはAtom登場まではVIAがメイン、それ以外のメーカーの製品も幾つかありましたがなかなか高価なものが多く、中には現在のウルトラハイエンドマザーより高価なマザーも少なく有りませんでした。私もLGA 775のCore 2 Duoマザーを持っていますが、大特価、半額で19800円とかで購入していました・・・。
ところが、IntelのAtom以降あたりから、急激に価格がさがり、IntelがLGA 775、1156、1155と各プラットフォームごとに比較的安価にMini-ITXマザーを発売したこともあり、ここ数年で一気に価格が下がり同チップセットを搭載したMicroATX製品とほとんど変わらない価格になりましたねぇ・・・。「DH67CFB3」も1万3000円程度とMicroATXサイズの「DH67BLB3」と2000円程しか差が無く、本当に安くなったなーと言うのが正直な感想です。

●マシンコンセプト

本来であれば「17cm四方という小型サイズを活かして小型マシンを作るのが定石でしょう!!」と考えたのですが、根がひねくれ者&最近余り小さいマシンに魅力を感じないということで、敢えて、フツーのケースに組み込んで中身スッカスカ、メンテ簡単なマシンを組み立ててみようと思います。

●マザーボードをチェック

組み立てる前に、まずマザーボードをチェックしていきましょう。本マザーですがMini-ITXながらUSB 3.0やSATA 3.0に対応し、PCI Express ×16スロットもあるため拡張性はそこそこです。ただし、CPUは65Wまでの対応や、SATAが4ポート、メモリも2スロットとなるなど、制限があるのも確か。特に65WまでのCPUという制限は以外にきびしいですね。Core i3なら問題有りませんが、Core i5以上を使う場合は省電力タイプの「S」シリーズが必要です。ちなみにCore i5以上の「S」シリーズは現在2400Sしか無いため、4コアCPUを使う場合はこれ一択ですね。AMDと違い、インテルの場合省電力タイプはクロックも低くなっているので性能重視の場合は悩みどころです。それでは写真にてマザーボードの外観を見ていくことにしましょう。

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箱は非常にコンパクト。

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まさにボードサイズギリギリになっています。

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付属品一式。
・マザーボードのスロット、ソケットおよびヘッダピンの配列が書いてあるシール。
・11カ国語対応のクイックリファレンス。
・LGA 1156とLGA 1155の注意書き。
・バックパネル。
・ドライバCD。
・SATA ケーブル×2
SATAケーブルは他社のようにSATA 3.0対応のホワイトカラーではなくレッドカラーのもの。多分SATA 3.0でも問題ないと思いますが詳しくは不明です。

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インテルおなじみのマザーボードのスロット、ソケットおよびヘッダピンの配列が書いてあるシール。Zigsowユーザーの多くはこれさえ見れば組み立てられるでしょう。

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マザーボード外観。Mini-ITXなので17cm四方と非常にコンパクト。SandyBridgeはメモリコントローラなど多くの機能がCPUに統合されているので1チップ構成ですが、それでもパーツはぎっしりといった感じですねぇ・・・。

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メモリスロットはDDR3×2。PCI Expressスロットとかろうじて干渉しない配置ですが、ボード裏まで冷却機構があるようなビデオカードはアウトですね。

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拡張スロットは前述のとおりPCI Express×16が1つ。貴重な拡張スロットに何を載せましょうかねぇ。

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バッテリー電池はこんな感じ。狭いスペースを有効利用するための努力がわかります。

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CPUソケット周り。65WまでのCPU対応ということで、比較的簡素です。ただしコンデンサはしっかりと固定コンデンサを採用していました。

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最近は、廉価版でもAll固定コンデンサの製品が多くなっていますが、「DH67CFB3」では電解コンデンサも使われています。

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オーディオチップはRealtekのALC892。最近多くのマザーで採用されているチップです。

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USB 3.0コントローラはこちらも定番のルネサステクノロジー製「µPD720200」。

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LANコントローラーはインテルらしく純正の「WG82579V」。

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SATAポートはSATA 3.0が2ポート(青)と2.0(赤・黒)が2ポート。B3チップなのでSATA 2.0も安心して使えます。

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バックパネル部。USB 3.0×2、USB 2.0×4、eSATA、DVI、HDMI、Display port、GigabitLAN、サウンド端子という構成。これまたインテルらしくPS2は無しという潔さ!!

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マザーボード裏面。裏面にもチップが搭載してスペースを有効活用しています。

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当初使う予定だったUltra 120はバックプレートとCPUソケット裏面付近にこのチップが干渉して取り付けられず・・・。残念。

なかなか曲者のチップなので、バックプレート型のクーラーを使う予定の人は注意が必要です。

●とりあえず動作チェック

それではここからはPCを組み立てて動作させた感想などをまとめていきましょう。今回用意したパーツは以下のとおりです。

CPU:Core i3-2100T
メモリ:A-DATA AD3U1333C4G9-2(4GBx2)
HDD:Western Digital WD10EADS
CPUクーラー:REEVEN RCCF-1201SP
ケース:Antec DF-35
電源:ZM750-HP

まず、組み込み前にバラックでチェックしてみました。

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バラック状態はこんな感じ。クーラーがやけに大きいですね。

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Windows 7のエクスペリエンスインデックスはこんな感じ。プロセッサは6.9なのでWindows 7を使う分にはまったく問題ないです。グラフィックス系のスコアもオンボードとしては十分合格点でしょう。RadeonやGeForceのローエンドと比較しても遜色ない感じです。

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バラック状態&ファンレスでOCCT動作チェック。バラックで最大73度までいっているのでちょっと怖いですね。素直にファンを回そうと思います。

●実際に組み込んでみました
ここまででざっくりチェックが終わったので、ここからは実際に組み込んでチェックしていきたいと思います。さすがにATXケースにいれているだけあって中身はがらーんとした感じ。ただ、この電源配線が硬いのと、マザーボードが意外に窮屈なのでケーブルが集中しますね・・・。
CPUクーラーを小さいものにすればもっと取り回しは楽なのですが、このサイズで回転数をおとして静音にしてみようと思います。

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あまりにもCPUクーラーが大きくて逆に不便な点も・・・。今後どうするかちょっと考えます。ということで、配線はまだ未整理。電源は内にあるなかだ最も静かなものをチョイス。ケースのファンはすべて止めていますが発熱は問題なさそうです。電源とCPUクーラーとも非常に静音のファンなのでかなり静か。

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今回の構成でOCCT実行時の消費電力の推移はこんな感じです。
アイドル時:34.1W
フルロード最大:64.0W
ということで、かなり消費電力は少ないです。リビングPCや常時起動のマシンとしても十分使えそうですね。

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ケースに組み込んでOCCT実行時でも最大50度までしか上がっていません。ちなみに動作しているファンはCPUと電源のみ。十分冷却できています。

●まとめ
ここまで取り急ぎ「DH67CFB3」を使ってPCを組んでみました。今回はさらに「KTV-FSPCIE」を使ってテレビ録画用として使ってみる予定です。本マザーですがUSBピンヘッダが3つあるため、フロントパネル用に1つ使ったとしてもまだ2つ残りますのでデュアル「KTV-FSPCIE」も出来ますね。

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KTV-FSPCIEとTVTestを組み合わせてみました。動作バッチリ。スピードも問題なさそうです。

今回は静音重視で大型のCPUクーラーにしたため、逆に電源やヘッダーピンの取り回しが辛くなってしまったので、ちょっと検討します。ボード自体が小さいため、大型のクーラーを考えているなら注意してください。また、やはり65Wの制限はいまのインテルのラインナップを考えると意外にネックになりそうです。今回使ってみて2100Tでも普通に使うなら十分な性能ですが、動画のエンコードなどをするならやはり物理4コアのCore i5は欲しいところ。そうした場合CPUが現状1択しかないのは選択肢として少なすぎます。あと、これはマザーと関係ないのですが、やはり、HD 3000を搭載した無印やS,TシリーズのSandyBridgeも登場を期待したいですね。
ただ、それ以外には大きな不満もなく、普通につかうなら十分メインマシンとして使えるマザーボードになっています。メモリやSATAスロットが少なめながら、最近は大容量メモリやハードディスクも安価になっているため、大きな問題にはならないでしょう。本来なら小型ケースとの組み合わせでリビングPCというのが正統な使い方だと思いますが、敢えて、ATXと組み合わせて楽々組み立てというのもおすすめです。

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (6)

  • リンさん

    2011/04/30

    自分も同じマザーボードをレビューしていますが、


    やっぱり大きいケースに入れた方が良かったかな(笑)

    CPUクーラービックリしました!ぽっきり言ってしまいそうな高さですね><

    マザーボード自体の説明をしっかりされていて読んでよかたっと思うレビューでした^^
    さらなる更新楽しみにしています。
  • guruさん

    2011/05/01

    リンさん
    コメントありがとうございます。

    やっぱり、大きいケースは楽ですね(w
    もともと配線とかが苦手なので、余裕があるケース&小さいマザーはとてもいい感じでした。
    ただ、CPUクーラーはしっぱいでしたね。

    できるだけ静音にしていので大きい物を選択しましたがさすがに大きすぎました。
    もう少し薄型のものに交換したいと思います。

    ただテレビマシンとしては非常に良い性能です。
  • リンさん

    2012/02/14

    最近Intelの公式HPを見に行ったらBIOSが去年の暮れ付けで更新されていました。

    Intel公式最新BIOS



    更新してみたのですがサウンドにノイズが載る不具合が解消されました☆

    タイミングがあれば更新してみて下さい~^^
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