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【省スペース省電力静音エンコードマシンを作る!】プレミアムレビューBOXDH67CFB3

zigsow運営事務局様。
この度は、「ロクナナ!トリオレビュー」にて選考いただきありがとうございます。
この「BOXDH67CF」を利用して、私なりにコンパクトでどのように利用するとよいかをまとめたレビューをあげたいと思います。

【1.概要】
このマザーボードは、Intel SandyBridgeコア Corei7対応チップセット、H67を搭載した、Mini-ITX型マザーボードです。

以下スペックを記載します。
CPUソケット:LGA1155
チップセット:H67
メモリ:DDR3 2スロット(DDR3-1333/1066)
拡張:PCI-Express x16 x1本
IO:内部USB2.0x4 外部USB2.0x6
外部USB3.0x2
DVIx1
HDMIx1
DisplayPortx1
オーディオ端子
光SPDIF
eSATA(チップセット)x1
ギガビットLANx1

【2.開梱と組み立て】
Zigsow様から届いた小包を開梱します。
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中から出てきたのは、非常に小さいマザーボードのパッケージ。
比較対象として置いておいたiPhoneと見比べると小ささがわかります。
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箱の底には、自作マニュアルが添付されていました。
自作前に、一読しましょう!
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箱を開けていくと、マザーボードが見えてきます。
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底には、マニュアル、CD、IOシールド、SATAケーブル、見取り図シールが添付されています。
特に、見取り図シールはピンアサインなども書いてあるため、自作時には手元に置いておきましょう。
電源スイッチを取り付けるときなどにとても役に立ちます。
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では次に組み立てです。
メモリには、Kingstonのメモリ2Gx2を取り付けます。
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次に、CPUを取り付け、クーラーの固定を行います。
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今回は、サイズのSamuel17を選択。ゆるゆるとファンを回して静音冷却を行います。
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固定は、裏面からバックプレートを使わないねじ止めです。最近では珍しいタイプですね。
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マザーは以上でいったん完了。
次にケースの準備に入ります。
今回は、Skydigitalのケース「SKY202L-BK」を選択しました。
【外部リンク】


スリムタワーですが、PCIカードは通常ブラケットタイプが使用できる利点があります。
電源は、SFX電源を使用しなければいけないデメリットがありますが、省スペース省電力PCを作る限りは価格以外ネックな点は無いでしょう。
今回もまた、SilverStoneの「SST-ST45SF」を利用しました。良いですね、この電源。
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電源が固定できたらマザーを固定します。
元々MicroATXをキツキツに使うケースなので、Mini-ITXにはむしろジャストサイズですね。
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最後にファンを固定します。
(吸い出しに最初はしましたが、結局吹きつけに変更しました^^;)
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あと、試しにGF9800を付けたらヒートパイプがはみ出ました^^;
ブラケットの長さと同程度のビデオカードなら、問題なく付きそうですね!
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無事組み上がったら、BIOSチェックをします。
無事、Corei3 2100が認識されていますね!
後は、AHCIモードにしたり、CPUの省電力モードをチェックしたり、ブート順を変更したり手を入れてから再起動し、OSのインストールを行います。
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ということで完了!
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エクスペリエンスインデックスは以下の通りになりました。
んー、やっぱり全体的に底上げされましたね。
特に、グラフィック周りの上昇が好ましいです。
これだけあれば、Aeroもさくさくです。実際、かなり操作感は良い感じです。
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インテルのドライバプロパティーはこんな感じ。
5/3付けで最新ドライバが公開されているので、バージョンアップしておきましょう。
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以前作成したディスクでインストール。SP1が最初から入っているってのは良いですね^^


【3.エンコードテスト】
さて、環境が整ったところで、エンコードテストを行いましょう。使用するソフトは、PEGASYSのTMPGEnc VideoMasteringWorks5を使用します!
Intel Quick Sync Videoに正式対応しており、ハードウェアを利用したエンコード高速化が期待できます!前のTMPGEncからの優待アップグレードを利用しました。
簡単にクリップのカット編集が出来、流れ作業でかなり使いやすくなっている印象です。
エンコードソフトとして活躍してくれそうです。
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さて、それではエンコードテストをしてみましょう。
iPhone4で撮影した3分間のHD動画をAVCに変換してみます。
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TMPGEnc VMW 5
AVCエンコード 3分の動画1280x720 CBR4Mbps
QSV :1:38 87.7MB
X264 :6:42 88MB

結果は以上の通り、評判通り爆速ですね!
実時間の約半分、ソフトエンコードの1/4です。
ハードエンコードなので細かい調整などはソフトエンコードにはかないませんが、とりあえず保存したい動画をさっとエンコードするにはかなり使える速度です。
HD解像度の動画でこれだけの速度が出るのは末恐ろしい感じですね~。
省スペースで高速なエンコードができる低発熱低騒音PC!これは売りになりますよ。このマザーボードとCore iシリーズ、本当におすすめです。

以上、マザーボードレビューでした!

コメント (11)

  • リーダーさん

    2011/05/10

    >省スペースで高速なエンコードができる低発熱低騒音PC!

    本気で売りになりますね・・・(汗)
    ハイエンドパソコンを売りにくくなります(笑)
  • 和屋さん

    2011/05/10

    >>リーダーさん
    コメントありがとうございます!
    ちょっぱやですねw

    通常のWindows操作もかなりスムーズで、これが1万円のCPUで良いの?と思わなくも無いですw
    このマザーはUSB3.0も載っているので、しばらくはこのまま戦えますw
    ハイエンドは本当にパワーが必要だったりゲームしたりといった環境に限られていっちゃいそうですね・・・。
  • ヒロ妨さん

    2011/05/10

    レビューお疲れ様でした。
    コンパクト、低価格、低消費電力、で性能もある。
    理想的ですね。
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