マーシャルのギターアンプは、AVT20XとMS-2を持っているけど、AVT20Xは電源を入れてから音が出るまで数秒待たないといけないし、MS-2は電池節約のためアダプターを繋いでの音出しとなるため、面倒だったのでした。
そこで、お手軽なMGシリーズをいろいろ調べてみたけど、いかにも「デジタルモデリングしてます!」っていう感じは正直「もういいかな」と思ったので、ちょい古めのシンプルなやつを探して、これにたどり着きました。
というのは、表向きで、最近Amazon Primeで何気なく見た「けいおん!」に触発されて、買ったのでした。
いい年したおっさんがPC画面で「けいおん!」を見てる・・・気持ちわるっ!(笑)
ま、いろいろ疲れのたまってるご時世、年甲斐もなく「けいおん」のほんわかした世界観に、癒されてます。むしろ年くったからこそ、この世界観がいいのかな?と思う。なにより見ていて疲れない。
というわけで、メルカリも見たけどみんな高くて、ネットで検索したら島村楽器さんで売ってたのでポチったのでした。
雰囲気はGOOD!
デザインはMG-GOLD以前のシルバーだったころのさらに以前のゴールドだったころのその前くらいかな?
パネルも薄めだけど一応ゴールドだし、つまみもマーシャルしてる。なによりも真ん中のロゴがかっこいいっ!「MG15CDR」の文字が申し訳なさそうについてて、控えめな感じで好感が持てます。
大きさは、W380×H375×D205で、練習用アンプとしてはよくあるサイズだと思います。
このモデルはMGシリーズの中でもロッカースイッチ(シーソースイッチ)を使った最後のモデル?のようです。次期MGから現在のMG-GOLDシリーズまでボタン式のスイッチに代わっています。
シーソースイッチのほうが、スイッチを入れるときに「練習するぞ~っ!」って気分になりますよね~?かっこいいし!
スイッチを入れると「パチンッ!」というホップ音がでます。でも、AVT20Xでもなるんだよなー。100V仕様のマーシャルはなるのかな?
必要な機能をシンプルに。
このアンプは、クリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルの2チャンネル仕様です。
出力は15ワット、スプリングリバーヴを搭載しています。また、迫力のあるサウンドを演出するFDDスイッチを備えています。
パネルの配置は向って左側から
・INPUTジャック
・ボリューム(クリーンチャンネル)
・OD SELECTスイッチ
・ゲイン(オーバードライブチャンネル)
・ボリューム(オーバードライブチャンネル)
・BASS
・CONTOUR
・TREBLE
・REVERB
・FDDスイッチ
・CD IN & EMULATED LINE OUT
・EMULATED HEADPHONE
・POWERスイッチ
となっています。
背面はクローズドバックになっていて、ACコードがついているだけでなにもありません。
マーシャルらしさ
youtube等で大体の音は想像していたけど、思った以上に使える音だなーと思いました。
自分の感覚ではAVT20Xよりも「太くて締まりもあってハリもある」いい音だなと感じてしまいました。
やっぱり安いアンプに耳が慣れてるからかな?
30W以上のフルチューブで音を出すことを考えたら、これくらいのハリがないと練習にならないような気がして、とても気に入っています。
CONTOURのつまみで音の雰囲気ががらりと変わります。個人的にはCONTOURを6~7にするといい感じで鳴ってくれます。
ずっといろんな音が出せて便利なモデリングアンプを多用してきたけど、最近はこのごまかしのないシンプルな音がいいな~と感じてます。
練習の相棒
トランジスタのシンプルな音、だけどどこかにマーシャルらしさを感じる、そんなアンプです。
ゲインはかなり歪むので、個人的にはメタルの人でも3~4で練習するのがベストな気がします。
歪みすぎると音がつぶれてしまって粗が目立たないので、ピッキングが分かりづらくなってしまいます。
プリセットも何もないシンプルなアンプ、だけどマーシャルらしさがしっかり詰まったかわいいやつです。
いいと思います。
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購入金額
4,500円
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購入日
2021年01月15日
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購入場所
島村楽器
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