レビューメディア「ジグソー」

「省スペースにハイスペックを」が夢だったんだ。

この度BOXDH67CFB3のレビューアーに選出して下さったzigsow様、及びにDH67CFを提供して下さったIntel様誠にありがとうございます。

Intel純正マザーとは長い付き合いで、最初に自作したのがDG33FB


です。
以下順不同に
DG33BU


DG33TL


DG45ID


DG45FC


DG43NB
DP43TF


DP55WG


DP67BG


と購入してきました。
DH67CFは10枚目のIntel純正マザーとなります。

内容物について
マザーボード本体
マザーボード本体

SATAケーブル(ラッチ付き)
SATAケーブル(ラッチ付き)
DP67BGの付属品と色とラッチの形状が異なっています。
DP67BGの付属品と色とラッチの形状が異なっています。
バックパネルとドライバ/アプリケーションメディア
バックパネルとドライバ/アプリケーションメディア

ピン配列等が記載されています。 シールになっているのでケースの側面パネルに貼り付けたりします。<br />
ピン配列等が記載されています。 シールになっているのでケースの側面パネルに貼り付けたりします。<br />
簡易マニュアルです。日本語でも書かれていますが、図説なので関係ないかもしれません。
簡易マニュアルです。日本語でも書かれていますが、図説なので関係ないかもしれません。

1155と1156を間違えないようにとの注意文です。
1155と1156を間違えないようにとの注意文です。
パッケージの裏に貼り付けてあるマニュアルです。日本語なので初心者も安心ですね。
パッケージの裏に貼り付けてあるマニュアルです。日本語なので初心者も安心ですね。


さて、組み立て開始です。
予め下準備をしていたので少しは楽かな。


構成は
CPU:i5-2400s
マザー:本製品
メモリ:W3U1333Q-2G
SSD:AS599S-64GM-C
BD:CT10N
ケース・電源:ISK310-150
OS:Windows7 Ultimate 64bit
となっています。

順番は人それぞれですが、最初にDH67CFにi5-2400sを取り付けます。
110422_172732.jpg
110422_172732.jpg


クーラーは付属品を使用しています。
同じリテールならi7-2600k付属品の方が銅が入っている分冷えやすい(?)かもしれませんが、ここは普通にi5-2400s用を使用しています。
リテールクーラーにも違いが・・・
リテールクーラーにも違いが・・・
プッシュピンで取り付けるとマザーボードが反り返りますが、これは仕様です。
プッシュピンで取り付けるとマザーボードが反り返りますが、これは仕様です。

そのためコネクタ部とバックパネル間に若干の隙間が空いてしまいました。
DG45FC同様に裏面にもチップが載っているのでバックプレート式のクーラーはお勧めしません。
DG45FC同様に裏面にもチップが載っているのでバックプレート式のクーラーはお勧めしません。

メモリはCFDの
メモリはCFDの

を使用することにしました。

ISK310-150内部の電源ケーブルを外してDH67CFを取り付けます。
最初はスッキリ
最初はスッキリ
バックパネルを取り付けます。 -ドライバで奥まで押し込みました。
バックパネルを取り付けます。 -ドライバで奥まで押し込みました。

DH67CFを取り付けネジで固定します。
DH67CFを取り付けネジで固定します。
配線の処理は得意ではないのでカオスになっています。
配線の処理は得意ではないのでカオスになっています。

ケーブルの長さには余裕が無いので、一番難しい作業です。
ケーブルの長さには余裕が無いので、一番難しい作業です。


SATAケーブルは20~25Cmが適切ですね。
30Cmでは余ってしまいました。



HDDを増設する時のSATAケーブルも確保済みです。



組立が済んだので電源を入れました。
しかし、電源が入りCPUFANが回転するものの画面は真っ黒・・・
何度か試しましたが、ダメでした。
仕方がないのでケースを開けてチェック開始。
DH67CFのLEDが緑色に点灯しているので、通電には異常はないようだ。
以前DG45IDで組んだ時にケースとショート(LEDは点滅します)していることに気が付かず、苦戦したことがあります。
基本的に確認するのケーブルが抜けていないか、配線ミスが無いかですね。
原因はメモリで、差し直せば起動しました。

同じケースが2台並んでいます。 手前がDG45FCで作成したPCで奥がDH67CFを使用したPCです、外見からは違いはよく判りません。
同じケースが2台並んでいます。 手前がDG45FCで作成したPCで奥がDH67CFを使用したPCです、外見からは違いはよく判りません。

積んじゃいました。後ろから見てようやく違いが分かります。
積んじゃいました。後ろから見てようやく違いが分かります。

DisplayPortがありますが、使えるディスプレイを持っていません。
DisplayPortがありますが、使えるディスプレイを持っていません。


Intel純正マザーボードでは基本的に「F2」でBIOS画面に入ります。
他社では「Delete」ですかね。
付属のマニュアルにはBIOSの設定に関する記載は無いですね、4*系チップセットの純正マザー(DG45ID/DG45FC/DP43TF等)には日本語のマニュアルが付属して便利だったのですが・・・
同一ではありませんが、基本的なところは同じです。
同一ではありませんが、基本的なところは同じです。

たぶんメディアの方に電子マニュアルが入っていると思います。
無ければ知りません、そもそもマニュアルなんて要らないでしょう。

DH67CFはPOST時にマザー上のスピーカーが「ピィ!」と鳴らないタイプですね。DP67BG/DG33FB/DG33BU/DG33TL:音が鳴らない
DG45ID/DG45FC/DG43NB/DP43TF:音が鳴る

メイン画面です。
メイン画面です。

BIOSのバージョンはBLH6710H.86A.0078.2010.1118.1944でした。
新しいバージョンが出ているので後で更新する予定です。
Active Processor Coresでは動作するCore数を設定(1or2)できます。
110422_205037.jpg
110422_205037.jpg
DH67CFのオーディオ/HDMI・Dis/LAN/USBの有効無効が設定できます。
DH67CFのオーディオ/HDMI・Dis/LAN/USBの有効無効が設定できます。
HDD周りの設定です。 IDE/AHCI/RAIDから設定できます。
HDD周りの設定です。 IDE/AHCI/RAIDから設定できます。

RAIDにするとPOSTを2回通すことになるので起動にかかる時間が伸びます。
SATA Port0:SSD(AS599S-64GM-C)
1:無(2台目のSSD/HDD取付け予定)
2:黒いポートでCT10N(BD-ROM)を接続しています。光学ドライブを接続するのにお勧め
eSATA
4:赤いポート ケースのeSATA変換でケーブルでフロントパネルへ
5:バックパネルのeSATA

グラフィック回りです。
グラフィック回りです。

グラフィックメモリ容量(128/256MB/Maximum DVMT)等の設定が可能です。
グラフィックボードを使用しないので、特に触る必要は無いでしょう。
FANの回転数やCore等の温度が確認できます。
FANの回転数やCore等の温度が確認できます。


CPU/メモリ等の設定が行えます。
CPU/メモリ等の設定が行えます。
Turbo Boostの設定が行えます。
Turbo Boostの設定が行えます。
メモリに関する設定です。
メモリに関する設定です。

動作クロックやメモリタイミングの設定ができますが、Autoで十分ですね。
Passwordによる保護やVTの有効/無効の設定ができます。 XP Modeなどを使用するのであれば「Enable」のままで
Passwordによる保護やVTの有効/無効の設定ができます。 XP Modeなどを使用するのであれば「Enable」のままで


電源周りの設定です。 普通に使用するのであればこのままですね。
電源周りの設定です。 普通に使用するのであればこのままですね。


Bootに関する設定です。
Bootに関する設定です。

起動デバイスの優先順位では光学ドライブが最初になっています。
OSのインストール/リカバリ時にはいいのですが、OSをインストールした後はHDDを最初にしましょう。
そのままでは無駄に起動が遅くなります。
USB Bootは無効(Disable)に変更します、起動ができない/遅くなる可能性があるので。
外付けのデバイスから起動させるものがあれば有効のままですが・・・
Boot to Networkも無効ですね。
UEFIは(将来的にも)3TのHDDを使用するのであれば有効ですね。
新品のHDDを使用しWin7をインストールするのであればいいのですが、MBRにしてあると取り扱えないので注意です。
ノート用のSSD/HDDしか使用しないので無効のままで十分ですね。

BIOSの設定変更を反映するか否か等を設定できます。
BIOSの設定変更を反映するか否か等を設定できます。

設定をデフォルトに戻したり、オリジナルのデフォルト設定ができます。

予定を早めてWindows7 Ultimate 64bitをインストールしました。
所要時間は17分と流石SSDですね。
ドライバはIntelのHPからダウンロードしたものをインストールしています。
LANドライバはOSでインストールされないので、手動でインストールする必要があります。
LANドライバだけインストールすれば、Intelのサイトからダウンロードできます。
LANドライバだけインストールすれば、Intelのサイトからダウンロードできます。


グラフィックドライバで15.21.13.2342はエラーが出て無理でしたが、15.21.12.2321はインストールできました。

CPU-Z
CPU-Z
エクスペリエンスインデックス
エクスペリエンスインデックス


さて、ここでBIOS更新ですね。
Intel純正はBIOS更新がWindows上で行えるので簡単です。
動作の安定性ではCDやUSBフラッシュメモリから行うのが好ましいのですが、Intelは.exeを使った更新を推奨?
BIOS/ドライバよりDLできます。
DLしたBLH6710H.86A.0110.EB.EXEを起動させ適当に進んで
DLしたBLH6710H.86A.0110.EB.EXEを起動させ適当に進んで

Finishで再起動します。
Finishで再起動します。
再起動でPOSTが通るとこの様な画面が表示されますが、表示されずOSが起動した場合は再チャレンジです。
再起動でPOSTが通るとこの様な画面が表示されますが、表示されずOSが起動した場合は再チャレンジです。

1回でBIOS更新が行われないことは何度かあるので、あまり気にしません。
Windows上で更新を行ってマザーが死んだことはありませんが、BIOSのリカバリでDG33TLMがお亡くなりになったことがあります。
このまま放っておけば自動的に再起動されますが、BIOSの設定がデフォルトに戻されるのでOSが起動しない場合があります。
面倒ですが、設定し直す必要がありますね。

その後Windows Updateを行って何度か再起動を繰り返しました。
とりあえず、ベンチマークの結果からです。
2400s.JPG
2400s.JPG

動作クロックが低くHTが無い為か、かなり低い結果ですね。
しかしながらCore2Duo等のデュアルコア製品と大きな差があります、流石4Core。
E8500で1.84~1.88でした。
E8500で1.84~1.88でした。


にしても、起動が速いですね。
電源スイッチ入れてからデスクトップ画面が表示されるまで20秒です。
HDDではありえませんね、OS用にHDDを使うのはもう止めます。

BDを再生してみました。
CPU負荷はダウンクロックのまま10%前後と、この点はG45と大差ないですね。

さて、動画のエンコードです。
TMPGEnc Video Mastering Works 5(体験版)を使用しています。
過去に録画した番組(AVCHD 2.72GB)をMpeg4へエンコードしてみました。
x264エンコーダ使用 4Core全てに100%近くの負荷がかかっています。
x264エンコーダ使用 4Core全てに100%近くの負荷がかかっています。

所要時間は1時間10分23秒
所要時間は1時間10分23秒


Intel Media SDK ソフトウェアエンコード使用 1Coreのみ高負荷です。
Intel Media SDK ソフトウェアエンコード使用 1Coreのみ高負荷です。

3時間49分58秒とかなり遅い・・・
3時間49分58秒とかなり遅い・・・


Intel Media SDK ハードウェアエンコード使用 4Core全てに負荷がかかっていますが、使用率には余裕があります。
Intel Media SDK ハードウェアエンコード使用 4Core全てに負荷がかかっていますが、使用率には余裕があります。
所要時間は28分11秒とかなり高速です。
所要時間は28分11秒とかなり高速です。


i7-2600kですが、途中でブルースクリーン(0x00000124)が発生し最後までエンコードできませんでした。
TMPGEnc 4.0 XPressでは異常は見られませんが、TMPGEnc Video Mastering Works 5(体験版)では何度試しても駄目でした。
予測では35分程ですが・・・
予測では35分程ですが・・・

OCに問題があるのだろうか、それともHTなのだろうか・・・

定格に戻してから試すと最後までエンコードできました。
42分08秒、これより高速とはIntel Media SDK Hardware恐るべし・・・
42分08秒、これより高速とはIntel Media SDK Hardware恐るべし・・・


こんどはi7-860ですが、定格ではなくOC(ベースクロックを133→150MHzへ上げています。)動作です。
2600kといい、HTが有効活用できていますね。
2600kといい、HTが有効活用できていますね。

49分09秒 これならまだまだ現役だと思います。
49分09秒 これならまだまだ現役だと思います。


さて、OCCT(v3.1.0)を実行してみました。
Hardware Monitorで計測した結果
アイドリング
32
31
34
34

OCCTによる高負荷
71
73
73
73

室温
22℃

Windows XPのインストールを試してみました。
XPではドライバを組み込んだインストールメディアを作成するか、FDDの使用となります。
BIOSでIDE動作にし、SATA3.0Gに接続すればそのままインストールできると思います。
手持ちのF6ドライバ(ICH10R用)を組み込んだインストールメディアはAHCIでインストールできませんでした。
これは新しく作成する必要がありそうだな。
基本的にWindows XPでの使用は避けた方がいいです。
グラフィックドライバの仕様でHDCPが有効にならないため、BD再生や地デジ視聴で使い勝手が悪くなります。

最初のころは4Core製品で正式にサポートされているのはi5-2400sにみでしたが、今ではBIOSの更新で対応できるCPUが増えましたね。
http://processormatch.intel.com/CompDB/SearchResult.aspx?...
現状の最高スペックではi7-2600/2600sですね。
i5-2500kはOKなのにi7-2600kは非対応ってなんか中途半端な感じがする・・・

32人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (16)

  • aoidiskさん

    2011/04/22

    すいません 全くの素人なので、コメント汚しになってしまいますが、

    自作というか、あたりまえのように、開いて、あたりまえに組み上げられる力

    凄いですね。早くそうなりたい物です。

    楽しみにしています。
  • hiroさん

    2011/04/22

    早いですね!もう組み立てましたか。
    必要な物品を先にそろえてあったのですね。
    私はこれからですが、まずケースの選択に迷っています。
    ITX用の小さなものか、少し余裕のキューブにしようかと。
  • 退会したユーザーさん

    2011/04/22

    こんばんは、aoidiskさん

    最初はだれでも素人ですからね。
    雑誌を読み漁っているだけでも違いは出ますよ。
    自分が自作を始めた時は読むことから始まりました。
    半年くらいあれば十分な知識は得られます。

    レビュー頑張りますので、よろしくお願いします。
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